復帰を目指すファーム投手陣

2019年06月27日 | ファーム観戦
6/25(火)中日ドラゴンズ対福岡ソフトバンクホークス14回戦
先発 ドラゴンズ 佐藤 ホークス 笠谷
中3-5ソ 敗 三ツ間 勝 加治屋

先発佐藤は1イニング限定の調整登板であった。
球に力強さと伸びを感じた。投球フォームもリラックスし安定感があった。今後はフォームで2度程長いイニングを投げれば、また一人頼りに成る投手が戻って来そうだ。



7回に鈴木博がマウンドに上がった。打者3人・18球・1奪三振・1与四球・MAX153㎞。
はっきり言って凄かった‼️
ここで投げてる様な投手じゃない…。
博をナゴ球で観るのは自分は始めて。
距離感が近いこと、声援が静かなこともあったせいか迫力が伝わってきた。いや、今日の投球ならナゴドで観ても同じものを感じたはず。
初球を投げ終わるとスタンドが一瞬静まった後、歓声が上がった。
球質が重い。ゴーゴーと音を発ててる様に感じさせるストレート主体の内容であった。ちょっと前、抑え投手としてマウンドにいた博ではない。オドオドし制球が定まらない姿はどこにもなかった。
自信満々のストレートにホークス打線はふうを切る。
四球によりランナーを一人出し捕手のサインを見る得意の〝キンブレルポーズ〟は封印してた。もともと自分のルーティンなら余分な力も気の使いもないと思うが〝キンブレルの真似〟は必要以上に色々な意味で負担があったに違いない。今は打者を打ち取ることに集中して欲しい。

















リリースポイントが以前に比べると、より打者に近い所で球離れしてる。打者に威圧感を生むだけでなく、球種が分かりずらく、何より球が上ずらなく低めに集中していた。
交流戦明け明後日のゲームから一軍復帰はまず間違いないであろう。

他にも笠原、小笠原も実戦で投げ始めている。期待ルーキー勝野は準備万端。梅津もここ数試合実戦登板し伸びのあるストレートを投げ込んでる。藤島は現在一軍合流し練習参加している。
楽しみな投手が虎視眈々と一軍マウンドを目指している。
チームは現在、首位から8ゲーム差の5位。
70試合を消化、残りまだ半分以上を残している。逆襲するには十分だ。
先日の交流戦の最終戦ゲーム後の与田監督のコメントの中で〝優勝〟の2文字を口にしていた。
戦力は整って来た。諦めるのはまだまだ早い。
強かった頃のドラゴンズは夏場に強かった。いよいよその時期がやってくる。

頑張れドラゴンズ、
昇竜復活だぁー!