2020・12球団スローガンorキャッチフレーズ

2020年01月28日 | 井戸端会議
🌺2020春期キャンプが2/1いよいよ今週末始まる。
今シーズンは東京オリンピック開催により10日程早い開幕となる為、各選手は自主トレからキャンプイン即実践が出来る体に仕上げている様だ。

我れがドラゴンズは例年通り北谷、読谷一二軍に別れてのキャンプインとなる。
レギュラー級選手、ローテーション及び後ろを任されるベンチ投手陣はもちろん昨年以上に頑張ってもらいたい。
しかし長い厳しいペナントを戦う為には控え選手や昨年結果が出なかった選手の充実がチームの底上げとなる。
まずはケガをしない体作りが大切となる。
そこで私が今シーズン期待したい選手を注目して見ていきたい。
〈投手〉#11・小笠原、#28・梅津、
#40・石川翔、#69濱田達
〈捕手〉#44・郡司、#58・石橋
〈内野手〉#0・高松、#2・石川昂、#9石川駿、#48・溝脇
〈内野手兼外野手〉#7・根尾

NPB ・12球団が今シーズンの為に掲げたスローガンorキャッチフレーズが出揃ったのでまとめてみました。

※2019年NPBスローガンポスター
(2020年は未発表)

【中日ドラゴンズ】


「昇竜復活、まだしていません、今年の順位では復活したとは言えない。もう一度来季、復活したと言っていただける順位、それが我々の目指す目標となっています。
一年間戦って自分自身の反省点も踏まえ復活するために何が必要なのか、いろいろなことも手探りなことが多かったが、1年間で得た情報を2年目に向けて結果に対してさらに執着して臨んでいきたい。
あと一歩の所まで・・・という力は全体的についてきていると思う、そのあと一歩の距離をどう詰めていくのか、それが来季大切になると思います。リーグ制覇というのは目標としては変わりません、今季は1点差の悔しい負けが多かった、力をさらにつけて1点差の粘り強さ、そういったものを作っていきたい」

【讀賣ジャイアンツ】

「Show The Spirit~和と動」
ファンの皆様の声援やチームワークの「和」、個々の選手たちが躍動する「動」。2019年は和と動が融合して、リーグ優勝を勝ち取りました。
 2020年もこのスローガンで突っ走り、ステップからジャンプ、飛躍の年にします。和と動は様々な要素が融合して、さらに大きな力になります。技術と精神、チームとファン。力を一つにして、「日本一奪回」へとまい進します。

【横浜DeNAベイスターズ】


『NEW GENERATION IS HERE.』は、昨シーズンに初の横浜でのクライマックスシリーズ開催という切符を掴み取る中で、若手からベテランまでがうまく融合したチームと今シーズンから改修によって生まれ変わる横浜スタジアムという舞台、そしてファンの皆様のサポートが一体となって日本一を目指すため、A.ラミレス監督自ら考えたシーズンスローガンです。
2020年シーズンは、ファンの皆さまのサポートをいただきながら、シーズンスローガン『NEW GENERATION IS HERE.』を胸に日々戦ってまいります。

【阪神タイガース】

多くの方と話をする中で、"楽しむからこそ実力が発揮できる"そして"笑うということには大きなパワーがある"ということを教えてもらいました。
これからの1年はグラウンドで苦しい時こそ笑って、楽しいときはもっと楽しく、でもしっかり勝つようなチームを作っていきます。
そして、僕たちが勝つことでファンの皆さんにも思いっきり笑ってもらい、思いっきり喜んでもらえるようなシーズンにすべく、「It's 勝笑 Time!オレがヤル」というスローガンにしました。

【広島東洋カープ】

2020は趣向を新たにし、「たった今 このAKAの子 舞いたった」という文章は、前から読んでも後ろから読んでも同じ文章になる回文になっているそうです。カープ球団は2020シーズンに70周年を迎えるため、前から読んでも後ろから読んでも永続的に繰り返す回文に、これからもずっと広島でファンと共に戦っていきたいという思いを込めたとのこと。「AKAの子」はファン・選手を表し、佐々岡新監督のもと新しいチームとしてファンとチームが「和」をもって一体となり10度目のリーグ優勝、そして4度目の日本一へ向け舞いたつ姿を、キャラクターと星でデザインされたそうです。

【東京ヤクルトスワローズ】


「辛いことや苦しいこと、色々な思いがあるけど常に前を向いて闘っていこう」というメッセージが込められています。
スワローズが一歩でも、半歩でも前に進むためにはファンの皆様の後押しが必要となります。
ファンの皆様のご声援がその一歩を踏み出す勇気となり、力となります。
どんなことがあってもスワローズらしく突き進み、その先に見える景色をファンの皆様と分かちあいたいと思います。

【埼玉西武ライオンズ】


「Leolution!」
パ・リーグ2連覇を果たした2019シーズン。ライオンズ命名から70 年を迎え、さまざまな分野でも特別な意味を持つ年となる2020年。今年のスローガンには「チーム、そして選手ひとりひとりの変革がライオンズのさらなる栄光時代の幕開けとなる」という想いが込められています。
この新しいスローガンのもと、埼玉西武ライオンズはパ・リーグ3連覇、そして悲願の日本一に向けて2020シーズンを戦ってまいります。
※【レオリューション】:変革/ 発展(Revolution)+ 獅子(Leo) の造語

【福岡ソフトバンクホークス】


ソフトバンクホークスの「S」と15周年の「15」をくっつけて「S15(サァイコー!)」と読ませるものになった。
Sにはスピード、ストロング、スピリットの意味なども込められて、工藤公康監督は「Sは色々な意味に取ってもらえる。S15、いいのかなと思っています」と語った。

【東北楽天ゴールデンイーグルス】


球団はスローガンに込められた意味を「日本のスポーツ界が東京五輪開催を中心に盛り上がる2020年。アスリートたちが運命の決戦に立ち向かうように、楽天イーグルスも『今年が勝負だ』『いまこそ優勝を掴むんだ』『全試合・全プレーを全身全霊で闘い抜く』という、決死の覚悟を『NOW or NEVER いまこそ』という言葉で表現しました」と説明している。

【千葉ロッテマリーンズ】


「パ・リーグを1位で突き抜ける!CSを突き抜け日本一を獲る!限界を突破する!」という意味が込められています。
「2020年はパ・リーグで突き抜けて、リーグ戦を1位で突破し、クライマックスシリーズも突破し、日本シリーズも突破するという強い気持ちが込められたスローガンです。選手たちには自分の物差しで物事を決めずに限界を超えて欲しい。今の自分をもっと超えて欲しい。超えたいと思って欲しい。突き抜けて欲しい。来年は私も監督3年目。選手に求めるのは当然、高くなる。春季キャンプの練習内容も濃くなります」

【北海道日本ハムファイターズ】


2016年に日本シリーズを制してから丸3シーズン、栄光から遠ざかり悔しさを味わってきたのは、チームだけではない。我々と同じくらい、いやそれ以上に歯がゆい思いを抱き続けてきたファンとともに、再び大空を舞うべく翼を広げ、はためかせる時は訪れた。一人ひとりが殻を破り飛躍を遂げ、4年ぶりの頂点奪回で捲土重来を果たします。

【オリックスバファローズ】

変わらなければ!
指揮官が声高に叫ぶ。
手応えはある。
若き選手たちの台頭、チームに宿る闘争心、そして、新しい戦力がもたらすインパクト。チームは今、革新のときを迎えた。
“B”には、「Boost(底上げし)」、「Break(ブレイクし)」、「Boom(ブームを起こす)」
という意味も込められている。
2020年のバファローズは、♯超革新系 で“V”をめざす。


2020・セントラルリーグ新戦力

2020年01月19日 | 井戸端会議
いよいよ2月のスプリングキャンプまで半月を切ってきました。
楽しみでなりません。💖

【讀賣ジャイアンツ】
◇新入団選手
アンヘル・サンチェス投手(韓国SK)
チアゴ・ビエイラ投手(ホワイトソックス)
ヘラルド・パーラ外野手(ナショナルズ)
ナティーノ・ディプラン投手(育成)
エスタミー・ウレーニャ投手(育成)
田中豊樹投手(育成、日本ハム)
八百板卓丸外野手(育成、楽天)
◆主な退団選手
山口俊投手
スコット・マシソン投手
阿部慎之介捕手
クリスチャン・ビヤヌエバ内野手
アレックス・ゲレーロ外野手
○○○
昨季5年ぶりペナント制覇した讀賣。
チーム打率.257はリーグ2位、663得点はリーグ1位と攻撃面においては選手層の厚さを感じた。助っ人外国人はゲレーロが退団しパーラを補強しより分厚い打線の様だ。パーラにおいては守備力も高いと聞く。一方投手陣は、チーム防御率3.77はリーグ4位と振るわなかった。チーム勝ち頭の山口はポスティングでMLBへ。ここ数年中継ぎの柱マシソンも五輪カナダ代表を目指し退団。抜けた穴には韓国で17勝をマークした先発候補のサンチェス。最速103マイル(167㎞)!?を誇るリリーバーのビエイラを補強。
FA補強は不発に終わったが、やはり今季もセ・リーグの中心となるのか?

【横浜DeNAベイスターズ】
◇新入団選手
マイケル・ピープルズ投手(インディアンス3A)
タイラー・オースティン内野手(ブルワーズ3A)
高城俊人捕手(オリックス)
ジョフレック・ディアス投手(育成)
フレンディー・デラロサ内野手(育成)
◆主な退団選手
筒香嘉智外野手
○○
昨季は2位。ここ数年安定した力を付けてきているDeNA。チーム打率.246、チーム防御率3.93ともにリーグ5位ながら試合巧者だ。先発投手陣は今永を中心に若い力が育ってきている。メジャー経験はないが先発の一角を期待されるピープルズを加えた。野手では筒香が抜けた穴に長打が期待出来るオースティンを獲得した。助っ人のロペス・ソト・オースティンの破壊力は想像しただけでも怖い。
絶対的抑え山崎の前を担うパットン、エスコバーらは安定している。筒香が抜けDeNAの野球がどう変わるか。

【阪神タイガース】
◇新入団選手
ジョン・エドワーズ投手(インディアンス)
ジョー・ガンケル投手(マーリンズ3A)
ロベルト・スアレス投手(ソフトバンク)
中田賢一投手(ソフトバンク)
ジェリー・サンズ外野手(韓国キウム)
ジャスティン・ボーア内野手(エンゼルス)
◆主な退団選手
ランディ・メッセンジャー投手
ピアース・ジョンソン投手
ラファエル・ドリス投手
鳥谷敬内野手
○○○○○
昨季はシーズン終盤の追い上げにより3位に滑り込んだ阪神。チーム防御率3.46はリーグ1位だったが、救援陣を支えたジョンソンは58登板.防御率1.38、ドリスは56登板.防御率2.11と彼らの穴を埋めるのは大変だ。抑え候補にエドワーズと中継ぎ候補にはスアレスが担うことになるのか。
チーム打率.251はリーグ4位、チーム得点数はリーグ最少と攻撃面が課題を残した。新入団のサンズ、ボーアでいかにそこを改善できるかが攻撃面の鍵となる。
今オフ、積極的な動きを見せ球団のやる気を感じる。実に5人もの新助っ人を加え、残留したマルテ、ガルシア、呂彦青と共に助っ人を8人も抱えることになる。外国人枠をいかにやりくり起用していくのか矢野監督の手腕が問われる。

【広島東洋カープ】
◇新入団選手
DJ・ジョンソン投手(ロッキーズ)
テイラー・スコット投手(オリオールズ)
ホセ・ピレラ外野手(フィリーズ)
大盛穂外野手(育成→支配下)
◆主な退団選手
特になし
○○
昨季、4連覇を逃し4位Bクラスに沈んだ広島。丸のFA移籍やはり大きかった。投では中崎、打では田中の不振が痛かった。しかしチーム防御率3.68はリーグ2位、チーム打率.254は3位とどちらも決して悪くはなかった。ゲーム終盤、中継ぎ抑え投手が崩れ逆転されるケースが多かった。そこでDJ・ジョンソンとスコットの2人の投手を補強。手薄な外野にはメジャー通算302試合出場のピレラを加えた。
広島一番の新戦力と言えば、佐々岡新監督。さてどんな手腕を見せてくれるだろうか。

【東京ヤクルトスワローズ】
◇新入団選手
マット・クック投手(ダイヤモンドバックス)
ガブリエル・イノーア投手(オリオールズ)
今野龍太投手(楽天)
長谷川宙輝投手(ソフトバンク育成→支配下)
アルシデス・エスコバー内野手(ホワイトソックス)
嶋基宏捕手(楽天)
◆主な退団選手
デビット・ブキャナン投手
大引啓次内野手
畠山和洋内野手
ウラディミール・バレンティン外野手
○○
昨季は最下位に転落したヤクルト。今オフ積極的な補強を敢行した。昨季はチーム打率.244、チーム防御率4.78共にリーグ最下位。投打とも補強は必須だ。投手陣は新助っ人イノーア、クックと先発候補を補強した。さらには楽天から今野とソフトバンクの育成選手だった長谷川宙を支配下で獲得。
野手ではバレンティンが抜けた。そこへメジャー通算1437試合と実績のあるエスコバーを獲得。バレンティンのような長距離ヒッターではないアベレージヒッターはどかまで日本野球に対応出来るか。ベテラン捕手の嶋も獲得。彼の経験が投手陣をどこまで引き上げるのか。広く投打とも補強を行った。
高津新監督の初年度、手腕が試されるシーズンとなる。

最後は我らの【中日ドラゴンズ】
◇新入団選手
ルイス・ゴンサレス投手(オリオールズ3A)
濱田達郎投手(育成→支配下)
モイセ・シエラ外野手(育成)
ヤリエル・ロドリゲス投手(育成)
◆主な退団選手
ジョエリー・ロドリゲス投手
●●
昨季は5位、7年連続でBクラスに沈んだっきりの我らが中日。悪いながら新しい光の兆しを感じることの出来たシーズンでもあった。
チーム打率.263はリーグ1位、チーム防御率3.72も3位、なのに結果は5位と投打が噛み合えば十分戦える戦力になってきた。
今オフ、はっきり言って補強での上積みは見込めなかった。投手陣ではJ.ロドリゲスがMLB復帰し最優秀中継ぎ投手を流出した。その穴を埋めるべく代役として獲得したゴンサレスを与田監督はテレビ出演時に構想を語り、中継ぎでなく先発起用と明言した!?残留したR.マルティネスは五輪予選の為、開幕に間に合わない。中継ぎ以降ゲームを締める布陣に不安を残すが。あと一人補強は支配下に昇格した濱田達郎。ケガさえなければ十分戦力となるはずだ。
野手陣は育成でシエラを加えた。アルモンテの状態次第では支配下登録も考えられるが現状戦力とは言えない。
最後に楽しみと言えばドラフト1位入団の石川昂弥の起用法だ。
いきなり開幕スタメン起用し行くのもありかもしれない。
何れにしても戦力底上げは既存の日本人選手の成長に期待したい。

以上、セ・リーグ各球団のドラフト入団選手以外の新戦力とチーム状況をまとめてみました。
※入団した選手と退団した選手から各チーム戦力指数とし自分勝手に評価してみました。
○=プラス指数
●=マイナス指数

背番号の重み・・・

2019年12月26日 | 井戸端会議
「名誉番号」「準永久欠番」 とは、
偉大な功績をあげた選手が退団する際、その功績を讃え着用していた背番号を「名誉番号」「準永久欠番」として、前任選手や球団の「預かり」という形で一定の期間空き番号としておく場合がある。MLBにおいては「Honored(Honouerd) Number」と称されている。

『ドラゴンズの背番号13といえば岩瀬仁紀。』


昨年、引退まで20年間にも渡り背負った偉大な#13はレジェンド番号だ。引退後、球団は“準永久欠番”とした。
しかし、この背番号をわずか1年のブランクで解禁とした。しかもルーキーに与えるとなった・・・。
昨年、親友の川上憲伸さんがこんな事を言っていたのを思い起こす。
『岩瀬さんの背番号が永久欠番にならなければ、これから先、ボクが死んでも他には現れません』

中日球団は、3代目ミスタードラゴンズ立浪和義さんの引退後、たった1年を経てルーキーの吉川一幾に#3を与えた。
その後も球界最年長投手、山本昌さんの#34をこれまたルーキーの福敬登に。
ドラゴンズエース番号と言われる#20をドラ1ルーキー野村亮介に。
2代目ミスタードラゴンズ高木守道さんや福留孝介選手が背負った#1を友永翔太に。などなど・・・。
身分不相応とも思えるルーキーへの禅譲か?必要以上の重圧を背負わざるを得ないルーキー達はファンの期待に応える成績を残すことが出来なかったことを球団はどう考えてるのか。
岩瀬さんと同様に昨年引退した荒木コーチの#2もレジェンド背番号だ。同様にこの#2も1年のブランク経て、今年のドラ1ルーキー石川 昂弥に与えることとなった。
荒木コーチもドラゴンズのレジェン級選手だったが、百歩譲って大きな期待を込めて石川に与えるのを可としても…。
岩瀬さんの#13となれば別だ。前人未到の1002試合登板し歴代最多407セーブなど数々の偉大な功績をあげた。
岩瀬さんの果たした功績は球団の枠を超え日本プロ野球83年の歴史に燦然と輝く大偉業。岩瀬さんや(山本昌さん)は日本プロ野球界では特A級レジェンド選手。そんな背番号をいきなり引き継ぐルーキー橋本。もし期待に応えられなければSNS等で大炎上は避けられない。橋本本人の攻撃ではなくとも、この背番号を与えた球団への批判は避けられないと思う。
多分、ドラゴンズ現役選手にこの#13に変更を打診しても恐れをなして断りかねないほどめちゃくちゃ重い背番号のはず。そんな“重荷”をわざわざルーキーに背負わせるのはあまりに酷ではなかろうか。
橋本本人は「プレッシャーがないと言えばウソになりますが、自分は自分。この背番号をいただいた以上、13番は橋本と言われるよう、自分のイメージを印象づけられるよう頑張りたい」と当たり障りのないコメントを残してるが、果たして心中は…。
やはり本来、プロ野球である一定程度以上の実績を残し、誰もが納得する選手にレジェンド番号を与えるべきではなかったか。
岩瀬さんが橋本投手に#13を継承するコメントを冷静に残している。
「背番号13といえば橋本君と言われるように頑張って欲しいですね。」
こちらも心中はどうなんだろうか…。
岩瀬さんは、今年1年と来年も解説の仕事で外からドラゴンズ見る様ですが、私的には出来れば近い将来、指導者として自らがまた#13を背負って戻って来てくれることを夢見ていた。

最後に#13の継承に対してちょっと批判的なことを書いてしまいましたが、橋本君を低く評価してる訳ではありません。球団として即戦力左腕に対する大きな期待を込めてこと。
橋本君は是が非でも頑張って欲しいものです。

中日球団代表を考える

2019年12月15日 | 井戸端会議
今シーズン開幕直前に迫った3/25、球団株主総会が開かれ、その際に衝撃のニュース飛び込んできた。
『中日の西山和夫球団代表兼チーム統括本部長が退任し、加藤宏幸球団代表代理が取締役球団代表に就任する。』
開幕一週間を切ったこんな時期に、おいおい・・・と言いたくなる人事発表があったのは記憶に新しい。
こんな大事な球団代表の交代はその後のチーム運営に多大な影響が及ぶのは必至。

球団代表とは
日本プロフェッショナル野球協約上で定められた制度で各球団が指定する役職。球団を代表して実行委員会などの会議に出る者のこと。チームによっては選手の編成権を持つ者もいる。
商法上や会社組織上の役職ではない。一般的には日本野球組織や各リーグなどの折衝に当たる専任取締役的な役目を負います。
これに対し〝球団社長〟は子会社の社長であり、経営者です。ほとんどの場合が親会社からの天下りで野球の専門家ではない為、このプロ野球に精通する〝球団代表〟を設けることが多い。
(中日は毎年3月と9月に定時の取締役会を開くらしく過去の役員人事も大抵その時期に発表されるようです。ちょっと私の知識不足でした…。)
前任の西山氏が球団代表に就任したのは2013年10月~2019年3月
その前の井手氏が、
2013年4月〜同年9月
その前の佐藤氏が、
2011年/4月〜2013年3月。

前西山球団代表とは(私の勝手な憶測…。)
中日球団では異例のゼネラルマネジャー(GM)のポジションを置くなど、本来代表がやるべき運営業務を放棄し5年半という長期に渡ってチーム運営をおろそかにし、白井オーナーのサポート役に徹した。(言うならば、バリバリの小山派ということになる。)
白井オーナーと共に〝暗黒のドラゴンズ〟を作り上げた張本人の一人だった。年俸など選手に多く負担を負わせチーム運営が行き届かずチームの弱体化を加速させてしまった責任は非常に大きい。また前監督以下、一部のフロント人たちに球団を好き勝手に利用され外国人調査獲得名目で年一の海外旅行や外国人活躍の度合いにより自分たちのロイヤリティーなどの報酬を要求されたりと多額な資金を捻出させるなど球団の資金を流用される始末…。
〝選手ファースト〟ではない球団運営を推し進めた様に思う。

さて、新球団代表に就任した加藤宏幸氏はどんな方なのか。
前職は球団代表代理という肩書きはあったが特に表に出ることなく目立つことはなかったが…。
球団代表代理前は親会社中日新聞社の名古屋本社事業局長に就いていた。
目に付いたのは、90年台後半にドラ番記者を担当していた様だ。
つまり記者からの叩き上げ。プロ野球にドラゴンズに理解がありそうで何よりだ。
90年後半と言えば、フランチャイズ球場をナゴヤ球場からナゴヤドームに移る第2次星野監督政権下、地獄から天国に這い上がるチームを記者の視点から見ていたということ。
大型トレードあり、韓国からの助っ人補強あり、FA獲得あり、ドラフト有力選手獲得ありと球団フロントとベンチ首脳陣が一体となってチームを強くして行った過程を目の辺りで学んだことを活かしてもらえることを信じたい。
ちなみに、調べてみたが大島派か小山派は現段階では不明。

そんな今シーズンオフ、加藤球団代表の仕事っぷりをお手並み拝見。

【大島が海外FA行使せずドラゴンズに残留した件。】
電光石火!ここ数年にはない誠意のあるスピーディーな残留交渉でした。
代表は11/24、「ドラゴンズとしては彼の功績を考えて、最大限の提示をしたつもりです。誠意を示したつもりです。」査定以上の評価を金額に反映させたという。
誠意が伝わり、今オフ最大の戦力補強が出来ました。💘

【FA選手獲得を目指した件】
勝てるチームづくりを目指し、絶対に来てほしいとばかりにFA宣言選手との交渉が解禁となった当日、代表は熱烈なラブコールを送った。11/3、ソフトバンクから国内FA権を行使した福田秀平外野手と福岡市内で初交渉に臨んだ。大争奪戦が予想される中、交渉解禁日の即アタックで熱意を伝えた。
結果、後手に回ることが多かった昨今とは違いをみせた。
獲得は叶わなかったが迅速かつ熱意のある交渉は期待を寄せたファンの期待を裏切らなかった。💔

【動画SNSライブ配信騒動の件】
発端は11/25に名古屋市内で行われた野手送別会。色々不適切と思われるファンががっかりする内容を収めた動画がインスタグラムで配信された様だ。
代表はライブ配信3日後、即コメントを残している。「そういう事実があるならSNS研修とかをどっかでやって注意しないといけない。ただSNSに限らず、パワハラだとか、セクハラとか、そういうのを含めて一社会人としての研修は大切だとは思う。キャンプ中とかに講師の人とか呼んでやらないといけない。」
事を重大視し賢明な考えであった。😌

【契約更改の件】
12球団一どこよりも早く、12/6には全選手来季の契約更改交渉を終了させた。チームは5位、7連続Bクラスと満足いく結果とは程遠い成績にも関わらず全体的には甘めの年俸交渉で終えた。
保留者が一名あった。
代表は「来季年俸は今年の成績から評価するもの。過去の実績も評価するにはFA権を取ること」と説明。
2度目の交渉では「前回は純粋な査定金額を出し、今回は心情的なものを加味した」と説明した。
もっともな評価内容であったと思う。
FA権という言葉を使ったことはちょっと頂けなかったが、FA権を行使出来る様な選手になれる様、頑張って欲しいとエールを送った意味ではなかったか。しかし、どこかの悪意のあるスポーツ誌(ドラゴンズに毎度ネガティブ記事が多い〝東○ポ〟)により混乱を招いてしまった。
今回の甘め契約が吉と出るか凶と出るか?💙

【讀賣退団のゲレーロが中日への出戻りを画策報道の件】
11/8、讀賣のゲレーロは今季限りの退団が決まった。
翌9日、代表は「全く興味はない。ウチを出ていった選手だし、調査もしない。」と、一刀両断!👍

【松坂退団の件】
松坂大輔投手の退団が11/4、決まった。松坂本人の希望で自主退団という形となった。
先発を担う若手投手たちが育ってきている中、球団としては苦渋の選択となったが…。今季の結果から減額制限を超える大幅減ではあるが、来季契約のオファーを出していた。
球界宝、スーパースター松坂を戦力外にしていたら各方面からバッシングを浴びた可能性もあった。
代表は「彼のようなスーパースターがドラゴンズで2年間、プレーしてくれて、若い投手は刺激を受けて…。非常に感謝している」とねぎらった。💦

【育成1位の名大・松田が“竜党の聖地”「ピカイチ」で入団交渉を行った件】
代表は「ホテルじゃなく、ファンが集うところへ行って、ファンに親しんでもらえる選手になってほしい。ファンの声援を受けて、支配下登録を目指して頑張ってほしい」と話した。
ファンを意識した非常に良いに入団交渉の場であったと思いました。💮

最後に、球団代表の仕事とは、
「勝てるチームづくり」と「球団経営の黒字化」だと思います。球団代表は、監督、選手をはじめとしたチーム編成の責任者であると同時に球団が開催する試合、球団行事等の管理をすべて担うことだと思います。

私の主観ですが…。
来季は本当に楽しみなシーズンになる予感を感じております。
やはり、やるのは選手たち。
代表は彼らにやる気を持たせる甘めな契約更改は先行投資だったはず。
もう1つ、クリスマスプレゼントとなるか?新年早々のお年玉となるか?
最強の補強選手期待してます。🎁

2020・ベンチスタッフ最後ピースが埋まった!?

2019年11月07日 | 井戸端会議
中日2軍打撃コーチに川又米利氏が就任 元選手会長 - プロ野球 : 日刊スポーツ


2020シーズン、コーチングスタッフがやっと決まりそうです。
秋季キャンプはすでに第2クールが終了。来季を戦う為には遅れに遅れてた新スタッフ発表となった様です!?
現役時活躍したドラゴンズOB中心に模索していたと思われるが、チームは7年連続のBクラス。球団創立かつてない大低迷期。野球関連(解説など)で飯を食べているドラゴンズOBがあえてリスクを置かすことは避けたいはず。
なかなか引き受け手がなかったと思われる中、ドラゴンズOBの川又さんが火中の栗を拾うことになりそうだ。PINK色のどこかの誰かさん(関西に行ってしまったOB)とは違い男気を見せてくれたるのか。
非常に嬉しいニュースが入って来た。
小笠原2軍監督、森野コーチと左の打撃指導者がチームから去ったあとだけに根尾など左打者には大歓迎じゃないかと思われる。
これで来季のコーチングスタッフ最後の1ピースが埋まり、ホッと一安心といったところか。
頼むぞ川又打撃コーチ!

盛り上がらない応援、これを期に〝川又チャンテ〟も復活してもらいたい。

愛と希望の夢を抱きしめ
闘志を燃やしそれ行け川又🎶

愛と希望の夢を抱きしめ
闘志を燃やし勝利を掴め
打て 打て 打て 打て
打って打って打ちまくれ🎶