はんじゅ と、ウラル サイドカー

最近、ウラルネタが少ないですが、見てやってください。

リバース・シフト・キットの自作に挑戦!

2011-09-17 00:07:45 | ウラル
前々から思っていたのですが、ウラルのバックギアのシフトノブは
非常に使いづらいです。

位置が下のほう(右のステップのあたり)なので、足元に手を伸ばして、
ギアを変えなければなりません。(最近は足で変えてましたが・・・)


そんな時、ウラル・ジャパンのホームページを見ていたら、
ウラル・レトロのタンク横に、バックギアのレバーらしき物を発見!

これは!と思い、早速、問い合わせ!


数日後、ウラル・ジャパンから回答がありました。

なんでも、この部品は”リバース・シフト・キット”という物らしく、
ウラルの純正品ではないとのこと。

アメリカのメーカーから取り寄せもできるらしいのですが、2ヶ月かかるらしい。
しかも、価格は3万円ほどだって・・・・


2ヶ月?、3万!!、無理~~。


でも、カッコいいんだよね~。
手元でガチって、ギア変えられたら気持ちいいだろうな~。


というわけで、自作開始だ。


まず、用意した部材はこれです。

Img_0412


いつものカインズホームと、オートアールズでそろえました。
(後から買い足した部品もあるので、これが全てではないです。)

シフトノブの部分は、車用の物を使用します。

ギアを前後に稼動させるところは、”コの字”型のステンレスステーを2つ組み合わせて
作ります。

また、自作シフトノブと、ウラルのバックギアノブとを結ぶラインは、”棒タスキ”を2つ繋げて
作りました。

”棒タスキ”とは、ドアが閉まらないようにするときに使う、つっかえ棒のことです。
売り場でこれを見つけたとき、「これだ!!」と思いました。


では、組み立てです。

まず、シフトノブの部分です。

Img_0413

普通に組み立てました。


”棒タスキ”は、高ナットでつなぎます。

Img_0418


前後に稼動させる部分は、こんな感じです。

Img_0420

”棒タスキ”を取り付ける部分は、長さが若干調整できるようにしました。

Img_0421


そして、全体図はこちら

Img_0419


結構、それっぽくできました。


次は いよいよ、ウラルに取り付けです。

まずは、取り付け用のステーを付けます。

Img_0422

写真では、車体に1点止めされています。
後で気がついたのですが、やはり1点止めでは、動いてしまいました。
今後の修正課題です。


次に、ステーに、自作した”リバース・シフト・キット”を取り付けます。

Img_0423

ウラルのシフトノブには、こんな感じにつけました。

Img_0425

滑り止めのゴムを間に挟んで、配線バンドで固定しました。
結構ガッチリ固定されましたが、耐久性は??です。


上から見ると、こんな感じにつながります。

Img_0426


では、早速実験・・・・・

お~、バッチリ!ちゃんと動く!

自分で言うのもなんですが、なかなかナイスです。

見た目もカッコいいです。

Img_0427

横から見た図

Img_0428


さて、気になる、作成費用ですが・・・・・ 大体5千円くらいでした。
シフトノブが、結構高かったです。

あとは、1点止めしたステーを、2点止めに変更すれば、自分的には完璧です。