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時々タイトルが変わります

仕事は救い(ラス3)

2017年05月26日 12時00分15秒 | 今日の天使

  何年も自転車に乗ってきたのよ。

 

ピーク時には年間1万キロを目標にしてね。


家からの自走で東西南北日帰りで行ける所はほぼ行ってきたし、雨の中、国道4号線を夜通しで何百kmも走った事もあるし、その時、北上辺りの国道沿いのコインランドリーでジャージを洗って乾燥させてたら、何やってんの?って同世代のおっさんに半笑いで聞かれてね。


何をしているのか説明した後もやっぱり半笑いだったね。


でもさ、それまでフラフラと生きてきた うに猿が、その後仕事にハマって趣味も仕事にしてきたうに猿が、職と家族と住まいを同時に失った後の自転車は救いだったのよ。それしか無かったのよ。

 

でもね、去年の夏以降は強くなる為にはもう乗ってなくてね。八方ヒルクラもこれで最後かなーって感じてたし、自転車は頑張った分だけ報われたし楽しいしで救われたけど、仕事の代わりだったのよ。

 

シングルタスクな性格なので、今までは自転車の合間に仕事をしてきたけど、これからは一生仕事が中心で、それ以外の全ての物事は仕事を中心に考えるのよ。

 

なんで?って聞かれたら

 

一生働くために日々働くって、答えるのよ。引退してデイケアで輪投げなんかしたって面白くないのよ。ボケた爺さん達とボケた婆さんを取り合って喧嘩してもしょうがないのよ。

 

うに猿にとって死ぬその日まで仕事は救いなのよ。


長い人生そんな事でもしてないと時間を持て余すのよ。

 

 

展示スペースへの通路なのだが、奥には固定ローラーとベンチプレスをね。

 

設計士「手すりがない方がオシャレじゃね?」

うに猿「バカじゃね?」

 

人は老いるのよ。

 

でも、タービンを握り締めたまま死ぬまで働く予定なのよ。

 

 

 


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