Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

Avantgarde スプレマシー102AGS インプレ

2018-12-18 | ロッドの話
昨年 中古で購入したエバーグリーンのシーバスロッド。シャローで小型バイブレーションを使うことを主として開発されたとのことですが、スペックや手にしたときの感触として、シンペンや9センチクラスのリップレスミノーにも最適だと思い購入しました。

自重 : 157g / キャストウェイト : 3~20g / ライン : PE0.8~1.5




グリップは長さや質感など非常に使いやすいです。デザインも好みです。リールはワタシ的には、ダイワ旧2500番Rタイプがベストバランスだと思っています。使用ラインはPE08~1号がいい感じ。






このロッドの特徴として、シリーズ唯一のダイワからOEM供給を受けたAGSガイドが搭載されています。普段ワタシはダイワロッドをよく使用しているので、AGSガイドの良し悪しはある程度分かっているつもりですが、このロッドを使用するとAGSによるガイド軽量化の良さがより分かる気がします。理由はティップ部分。

このロッドのティップはシーバスロッドの中ではかなり繊細な部類に入り、感覚としてはソリッドティップのメバルロッドをシーバス用にスケールアップした感じと言いますか。。。 故にガイドが重いとティップのブレが大きくなってしまいそうなところを、軽量AGSのおかげでシャープさが維持されていると感じます。また10フィート2インチという長さのわりに、かなりライトな感覚で扱えることもAGS搭載ならではかと思います。





竿袋の質感はエバーグリーンの物がワタシ的には1番好きなのですが、ダイワ製品のようにリールを装着したままロッドを竿袋に入れられないのが残念です。





ワタシがシーバス狙いに使う80~90mm位のシンペンに対し、非常に気持ち良く使うことが出来ます。逆にエスフォーなどのウェイク系ルアーは使っていて気持ち良くありません。ルアーを選ぶ=汎用性はない。しかしハマるルアーだと使うのが面白い という感じです。



ティップは繊細なのでノリの良さは当然と言えば当然。 キャストの時は空気抵抗の小さなものは気持ち良く飛ばせるが、抵抗の大きい物は気持ち良くありません。キャストウェイトが3g~となっていますが、これは言いすぎだと思う。5g~が適正じゃないかと思います。



ティップ~ベリーまではしなやかに曲がりますがバットはしっかり残るので、大きいのが来ても特に問題なく対応できます。シーバスロッドとして、このレングスでこのライト感の物って他に中々ないと思われるので、上手な人が使えば結構な武器になるのではないでしょうか