今日も暑いですね。
大阪も30℃弱。
でも少し風があって、先程Yuさんとカフェに行っていましたが、天気良くても日陰なら涼しい感じ。
湿度がないといいですね。
今日のジャズはレビューがすっかり遅くなりましたが、カート・ローゼンウィンケルがブラジル音楽をフィーチャーした話題の1枚で『Caipi』。
カイピ Caipi (Japan Edition) | |
SONG X JAZZ Inc | |
SONG X JAZZ Inc |
1.Caipi
2.Kama
3.Casio Vanguard
4.Summer Song
5.CHromatic B
6.Hold On
7.Ezra
8.Little Dream
9.Casio Escher
10.Interscape
11.Little B
Kurt Rosenwinkel(g,b,p,ds,perc,synth,Casio,vo)
Pedro Martins(vo,ds,key,perc)
Frederika Krier(vln)
Andi Haberl(ds)
Antonio Loureiro(vo)
Alex Kozmidi(Baritone G)
Kyra Garey(vo)
Mark Turner(ts)
Eric Crapton(g)
Zola Mennenoh(vo)
Amanda Brecker(vo)
Chris Komer(French Horn)
ブラジル音楽の代表格と言えばボサノヴァ。
実際ジャズのと融和性は高く、本場米国でも一大ムーブメントとして隆盛を誇った時期があります。
ローゼンウィンケルがブラジル音楽、といえば単純にボサノヴァに傾倒したのかな、程度に考えていたのですが、それは大きな間違いでした。
確かに1曲目の出だしに「やはりボッサか」と思いましたが、その後の展開はボサノヴァに限らず、ヴォーカル曲を中心としながら、ブラジルのポピュラーミュージックの源流とも言えるショーロの要素を拾い上げて、それをジャズと融合させています。
独特のゆらぎをもっていて、時に哀愁を感じさせる楽曲。
ローゼンウィンケルの演奏を愉しむというよりは、楽曲そのものを味わう感じです。
一応クラプトンも8曲目に参加しているようですが、正直その価値自体はあまり関係ないように思いました。
ただブラジル中心でありながらも、どこかUK感も感じさせる曲ですね。
本作に参加しているペドロ・マルチンスやアントニオ・ロウレイロなど、これからもっと聴いてみたいと思えるアーティストが増えたことに感謝。
夏に向けてブラジル音楽を漁ってみるのもとても愉しいことかもしれないです。
ということで私のジャズ観に非常にインパクトを与えてくれた一枚です。
Kurt Rosenwinkel presents his CAIPI Band - Official Trailer
Kurt Rosenwinkel - Casio Vanguard (Official Video)
Kurt Rosenwinkel - Kama (Official Video)
今日もゆっくり本作を聴きながらのんびり過ごしています。
明日から張り切っていこう。
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