うぅ・・・月曜日
いくつになっても面倒くさい曜日だ
週末は同期と集まるのでビシッと引き締めて11月を迎えねば
今日は珍しくヴォーカル盤をご紹介します
ベルギーの人気ジャズ・シンガー、デヴィッド・リンクスの『On Shoulders We Stand』
- Drown out the Noise
- Souls Astray
- Of Mankind, Sun and Flames
- Daunting the Task
- Prelude Nr.
- A Dragon's Might
- The Very Concept of You
- The Riptide
- New Life's at Hand
David Linx (vo)
Guillaume De Chassy (p)
Matteo Pastorino (cl,b-cl)
ジャケットを見ていただくとお分かりの通り、ジャズの名門レーベルの一つenjaからのリリースです
実は今年の6月にヨーロッパのモダン・ジャズ・シーンを牽引し、日本でも人気の作品を多くリリースしてきた、enja創業者のマティアス・ウィンケルマンは逝去されました
昨年には、レーベル創立50周年を迎え、ヨーロッパでの記念イベントや、日本での特別企画が行われるなど、その偉大なる足跡を祝ったばかりなのに
昨年には、レーベル創立50周年を迎え、ヨーロッパでの記念イベントや、日本での特別企画が行われるなど、その偉大なる足跡を祝ったばかりなのに
改めてその偉大な功績を讃え、ウィンケルマンが心血を注いだ最後のプロデュース作品と、エンヤのクラシック・カタログを同時リリースするそうで、その中の最後のプロデュース作の一つが本作です
リンクス以外のメンバーはフランス人ピアニストのギヨーム・デ・シャシーとイタリアのクラリネット奏者、マッテオ・パストリーノ
みなジャズ以外にもクラシックにも精通しているようで、本作は近代クラシックのカヴァーとなっています
驚いたのはリンクスの声
ワタシもジャズ・ヴォーカリストと聞くとステレオタイプでテナーの効いたふくよかで豊かな声を思い出してしまいます
リンクスはそうではなく、神に願いかける信者のように、語りかけているかのよう
悲壮感とは違いますが、そんな感情と勘違いするように胸にグッとくるものがあります
ピアノは時に静かで凛とする場面もありますが、総じて柔らかく包み込むようなタッチ
クラリネットもそのピアノの雰囲気を補うかのようにさらに毛布をかけてくれる
やや悲しいマイナーな旋律ではありますが、そこを暗くせずに遠くに御光が見えてくるのは楽器の二人の演奏のおかげ
ワタシは何かに包まれました
和らぎました
音楽の可能性はこれだからたまらない
こんな気持ち良くになったんだから
明日は担々麺(辛め)を属しようと思う
明日は担々麺(辛め)を属しようと思う
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