ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

日本100名城巡り No.33 高岡城 

2011年04月16日 | ウマさんの「日本100名城」巡り
2011年4月16日(土)


高速道を乗り継いで、北陸道のSA「有磯海」で宿泊し、この日朝、高岡市に到着。
小雨のぱらつく中、早速高岡城に向かった。
駐車場を探しながら、「高岡古城公園」を一周。古城公園北口の駐車場に車を停めて公園に。
順路は特になかったので、公園を散策しながら歩いて回った。

小竹藪はまさに桜が満開だったが、小雨がぱらつく状態だったためか、人影はまばらだ。
これほどの桜はあまりお目にかかったことがない。
小雨だったが、素晴らしい咲き具合である。


9時を少し回ったところだったが、既に花見の場所取りが始まっていた。
世の中自粛ムードが蔓延しているようだが、花見で盛り上がって欲しいものである。


小竹藪を通り抜け、二の橋を渡ると中の島である。
緑翠亭の手前にひと際目を引く苔で覆われた一角があった。
緑翠とは、この苔のことを指すのであろうか?


緑翠亭から本丸へ渡る朝陽橋方面を望む。


緑翠亭から一の橋を望む。
絵になる景色である。


赤い欄干がひと際映える朝陽橋
この橋を渡ると、本丸である。


朝陽橋から中の島方面を望む。


この先滝、の案内板があったので濠際を通って本丸に向かうことにした。
朝陽の滝は落差5mほどである。
脇に北村西望作の聖観音菩薩像があった。芸術の森ブロンズ像作品の一つだ。


朝陽の滝は公園内のビューポイントの一つになっている。
さきほど通ってきた中の島の緑翠亭を望む。


濠に覆い被さるように桜が垂れ下がって咲いていた。
桜のトンネルだ。


濠の反対側(本丸)は急斜面で帯郭のような造りとなっている。
細い坂道を上がると、本丸に辿り着いた。


本丸を囲むように桜並木の土塁が続く。


その一角に高岡城を築いた前田利長公の像が建てられている。
前田利長公は、前田利家の長男で加賀百万石の第二代藩主である。


本丸の桜並木に沿って20余りのブロンズ像作品が並んでいる。
そのなかの一つ、朝倉文夫作の「競技前


斎藤素厳作の「行路
この他にも多数のブロンズ像作品が公園内に陳列されている。


大門町ときわ橋付近の川床から引き揚げられた高岡城石垣の石。
明治八年(1875)和田川の護岸工事のため、高岡城址の石垣が多数使われた、とのこと。


本丸から二の丸へ通じる土橋の石垣(手前が本丸側)
高岡城築城時に乱積みという方法で積まれた頑丈な石垣である。


土橋の石垣から本丸町方面を望む。


時間の都合上、鍛治丸にある「博物館」を駆け足で見学した。
前田利長公所用として伝えられている変わり兜の一種、銀鯰尾形兜(ぎんなまずおなりかぶと)は、全高140Cm。


右上は前田利家公、下が高岡城の開祖前田利長公。


前田利長公のマスコットキャラ


博物館から三の丸茶屋への通りには、江戸彼岸桜の並木が続く。


博物館から三の丸茶屋への通りの内濠。


搦め手口を出て、枡形濠に沿って歩く。
やや濃いピンクの”越の彼岸桜”が素晴らしい。


高岡城の正門、大手口に建てられている名将高山右近像。
高岡城は、キリシタン大名で築城の名手として有名な高山右近が縄張(設計)したと伝承されている。


駐春橋
この橋を渡ると二の丸を経て、本丸に通じる。


南外濠から駐春橋を望む。
絵になる風景である。


西外濠から西内濠を望む。
二の丸から本丸に通じる土橋の石垣が見える。


西外濠から本丸橋方面を望む。


本丸橋
意外にも小さな橋だ。公園の整備の際に造られたものであろう。


西外濠を有料で遊覧船(利長号、利常号)が回っている。
濠の中を遊覧船が行き来するのは、高岡城くらいのものではないだろうか。
遊覧船から石垣や土塁を観て回るのもまた違った景色として良いものだろう。


遊覧船乗船場から中の島方面を望む。
高岡城は3つの水濠(外濠、内濠、枡形濠)に囲まれており、その面積は全体の1/3を占める。



高岡城(古城公園)を一回りした後、高岡市街を観て回るため、公園を後にした。


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