ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

「関東ふれあいの道」(東京)No.1 「湖のみち」(その2)

2012年03月25日 | ウマさんの「関東ふれあいの道」を歩く
2012年3月25日(日)


ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、
これまでは主に茨城県の「関東ふれあいの道」を歩いてきたが、
仲間の誰からともなく『他県の道を歩きたい』という声が上がり、
東京都の「関東ふれあいの道」を歩くことを企画した。

東京都のコースを選んだのは、コース数が一番少なく、電車・バスの便も良さそうだったし、
茨城からでも何とか日帰りで行けるのでは、と思ったからである。

第二回目のこの日は、コースNo.1「湖の道」の残り半分(梅の木平~小仏城山)を歩くことにした。
梅の木平から小仏城山を目指し、小仏峠を経由して小仏バス停までを歩こうと言うものである。
高尾山口からコースの始発点「梅の木平バス停」まではバスの便が悪いことから、歩くことにした。

常磐線荒川沖を朝一番の電車に乗り、上野から山手線で東京駅へ。
東京駅からはちょうどうまい具合に中央線快速高尾行きがある。
高尾までの約1時間5分、ゆっくり座って行けるのが嬉しい。
この日の参加者は11名。
「健康ウォーキング同好会」と「まゆみの会」のメンバーが半々だ。


高尾から京王線に乗り換え、8時16分、高尾山口駅に到着。
『今日の天気は最高ですねぇ』
皆さん、天気同様笑顔に溢れている。


準備体操ができる適当な場所を求めて国道20号線を進む。


高尾山入口交差点脇に小さな駐車場があったので、そこで準備体操をすることに。
この日は久しぶりの快晴で、見上げる空が眩しい。


両会のいつもの体操なので、息もぴったりである。


8時25分、先ずは「関東ふれあいの道」出発点の「梅の木平」を目指して出発!!
高尾山口から梅の木平までのバスは本数が少なく、ちょうど良いのがないため歩くしかないが、
軽い準備運動のようなものだ。


前方に高速道路の複雑な造形が見えてきた。
今日(3月25日)の15時に”圏央道高尾山IC”が開通するとの電光表示が見えた。


式典会場の看板
今日ここで、式典が催されるのだ。


高速道脇の地下道をくぐると・・・


前方に本来の出発点、梅の木平バス停が見えてきた。


『1日3本しかないんだ』
『利用する人がそれだけ少ないということなんでしょうねぇ』


「関東ふれあいの道」は、道路の反対側である。
横断歩道が見つからないため、車の来ないのを見計らって反対側へ移動。


国道20号線脇に「関東ふれあいの道」の標識があった。
大垂水峠まで8.3Km、小仏城山まで10.1Kmとある。


しばらく歩くと、会席料理「うかい竹亭」の前に差しかかった。
自然の風情が残る静かな佇まいは”奥高尾の隠れ里”と言われているそうだ。


南浅川の支流のまた支流に沿った道を進む。


前回、雪でぬかるんだ山道に悪戦苦闘したため、今回もスパッツを付けて、準備は万全だ。


杉林の中を進む。


高尾グリーンセンターの看板が。
蛇のマークは何を意味しているのだろう?
この先蛇が出るとでも言うのだろうか?


高尾グリーンセンター
自然とのふれあいや学びの場に適した環境で、グループ各種研修のための施設として、
宿泊や日帰りの施設利用(バーベキュー等)が可能、とのこと。
門は閉じられていた。


一般車両通行止の先に、東屋があった。
先ほど我々を追い越したグループが休憩していた。
『何? そっちは埼玉から? こっちは茨城だっぺよ~っ』


高尾山口を出発してかれこれ1時間、早めの小休止で水分補給だ。


『オレンジ? それともパインにする?』
『いやぁ これはどうも、ご馳走さま~っ』


しばらくは緩やかな上りが続く。


身体が温まり、息が上がってきた。


9時50分、高尾山口から1時間25分で梅の木平分岐点(三沢峠)に到着。
左側は神奈川県の「関東ふれあいの道」”峰の薬師へのみち”となっている。


三沢峠の指導標をバックに証明写真を撮り、次の撮影ポイント”大洞山”へ向かった。。


道が二つに分かれているところが何か所かあった。
一方は本道で、やや上りのある道だが、上りが苦手な人は、もう一方の”まきみち”を選ぶ。
大して距離は違わないので、どちらを進んでもあまり変わらないようだ。


三沢峠を過ぎると杉の林が多い。


杉林が途切れ、木々の隙間の向こうに雪を被った丹沢の峰が見える。


城山湖も見える。


杉林の様子(その1)


杉林の様子(その2)


杉林の様子(その3)


杉林の様子(その4)


行儀良く一列縦隊で進む。


突然視界が開け、このコース最高のビューポイントに。
丹沢の峰々と津久井湖が美しい。『素晴らしい眺めだわぁ』
しかし、道は人一人がやっと通れるほど狭く、後ろに続く人を”とおせんぼ”するため、
ゆっくり立ち止まって見惚れている余裕はない。
ベンチが並べられてあったが、あいにく先客で満席だった。
先に進むしかない。


11時ちょっと前に中沢峠に到着し、小休止。
大垂水峠まで2.4Km、城山まで4.2Kmの表示がある。
弁当は大垂水峠で摂ることにした。あと1時間ほどだ。


中沢峠を過ぎた辺りから上りが少し急になった。
『息がきれる~ッ』


『大垂水峠はまだなの~?』
まだ中沢峠を出て10分しか経っていない。


コンピラ山(514m)だ。


”リュック掛け”なるものを初めて見た。


熊笹に覆われた道を進む。


この坂を上れば大洞山(536m)だ。


撮影ポイントは大洞山の標識前が指定されている。
全員の証明写真を撮り終え一安心だが、うまく撮れているかは定かではない。


大洞山から大垂水峠へは下るだけである。


何と、自転車で登山している人に出会った。
駆け足している人は何人か見掛けたが、自転車を押している人は初めて見た。


大洞山から15分ほど下って行くと、眼下に国道20号線らしき道路が見えてきた。


大垂水峠橋を渡る。


大垂水峠橋は、国道20号線を跨いでいる。


弁当を広げるに相応しい場所を求めて、さらに進む。
『まだ弁当にしないのぉ?』 皆さん相当お腹が空いてきたようだ。
『もう直ぐですよぉ』


沢沿いの日当りの良い場所を見つけて、早速弁当を広げた。


カップ麺を美味しそうに食べるKさん。
『身体が温ったまるよ~っ』


お腹を満たし、12時30分、小仏城山を目指す。


大垂水峠から小仏城山までの約1時間は上りの連続である。


平なところに出ると、一息つけるので嬉しい。


美しい杉林と、


急な登りが交互に続く。


振り返って見るとなかなかの眺望に気づかされる。
『なかなか良い眺めだねぇ』


最後の階段を上ると・・・


小仏城山に到着だ。
『やっと着いたわねっ』


小仏城山山頂(670m)で一休み。


2週間前は深い雪で真白に覆われていたが、この日はその面影すら見られない。
『やはり春なんだなぁ』、と感じさせられた。


天狗の彫り物の後ろは高尾山だ。


遠くに見える高層ビル群は東京方面か?


本来の指定コースは、高尾山口方面へ進むことになるが、小仏城山から高尾山口は
前回歩いているので、小仏峠経由で小仏バス停へ向かうことにした。


小仏峠経由で小仏バス停は下りのみである。


下りは予定時間より早くなることが多いので、急ぐことはない。
ころんだり膝を痛めたりするので、ゆっくりと下る。


小仏峠付近の茶屋跡から、


相模湖とほんの少しだけ富士山が見えた。


雪を被った頂上付近の富士山だったが、やはり美しい。
『今日は、天気にも恵まれて、来て良かったわねっ』


小仏峠560mとあるが、地図では548mと紹介されている。
信楽焼の狸の置物が印象的である。


視界が開けた場所からは、都内の市街地が見える。


霞んでいて分かりにくいが一段と高いのはスカイツリーだ。


小仏峠から小仏バス停への下りはかなり急で、つま先が痛くなってきた。


採石をばら撒いた道は歩き難い。


小仏峠から25分ほど下ると舗装された道路に出た。
ここは山登りする人専用の駐車場になっているようだ。


やっぱり舗装道路は歩き易い。
後はバス停まで下るだけである。


14時40分発の高尾駅北口行きバスがちょうど出発するところだった。
直前に1台出たのでこのバスは増発便らしい。
それだけ利用者が多い、ということである。
30分後のバスでも良かったが、せっかく間に合ったので乗り込んだ。


20数分で、高尾駅北口に到着。
駅は大勢のハイカー達で混雑しており、適当な場所もないので整理体操は省略。


15時15分発の特別快速で東京へ向かった。
神田までの約1時間、ひと眠りする人も。
『今日は、朝早くからお疲れ様でしたっ!』

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