ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

続関東ふれあいの道(茨城)No.10&11 Y.H跡から北条大池まで

2011年12月08日 | ウマさんの「関東ふれあいの道」を歩く
2011年12月8日(木)


2009年11月から1年3カ月をかけて「関東ふれあいの道」(茨城県18コース全255Km)を踏破し、
県から認定証と記念品を受領したのは2011年2月初旬ののことである。
その時の参加者のほぼ全員から、『季節に相応しいコースをもう一度歩きたい』という声が上がり、
「続関東ふれあいの道を歩く会」と称して月1回コースを選定し、年内歩くことにしたものである。

最終回となる第9回目のこの日は、「関東ふれあいの道」コースN0.10と11(Y.H跡~筑波山~北条大池)を選定した。

この日のゴールとなる北条大池から筑波山を望む。
山頂に雲がかかっている様子はない。
この日の天気予報は午後から雨、ゴールするまで何とか持って欲しいものである。


2台の車に乗り合わせ、出発地のユースホステル跡へ向かった。
この日集まったのは11名。自分以外は全員「まゆみの会」の人で、いずれも健脚揃い。


気温は10度前後だろうか、『寒い!』
9時10分、先ず筑波山頂を目指して『いざ出発っ!!』


しばらく登りが続く。
「まゆみの会」の人達にとっては、軽い足馴らし程度である。


工事用のブルドーザの跡が残っており、足元は粘土のように軟らかく、滑って歩き難い。


上り始めて7分ほどで、最初の撮影ポイント、”カタクリの看板”に到着。


カタクリの看板前が撮影ポイントになっている。


撮影を済ませ、再び山頂を目指す。


山頂(御幸ヶ原)まで残り0.5Kmの表示。


とは言っても山道の連続、首筋にうっすらと汗が。
着ていた防寒具では暑くてたまらない。


山頂まであと少しだ。


9時48分、上り始めて40分足らずで山頂に到着した。
筑波山登山道でこのコースが一番短いことを実感した。
後ろは女体山だ。


男体山方面を望む。
山頂には殆ど人影が見えない。店も閉まっているし、閑散としている。
(後で分かったことだが、定期検査とケーブル交換のためケーブルカーは運転休止中であった)


午後から雨、という予報のため、ここでゆっくりしている暇はない。
直ぐに下山開始。筑波山神社の先の北条大池を目指すことにした。


上りで靴が泥んこになったままなので、滑り易く危険だ。
慎重に下っていても、足を滑らせて、二度ほど尻もちをついてしまった。


この辺りの木製の階段は、地震の後に整備されたようだ。


急な坂道
『気を付けてっ!!』


10時20分、この日の二番目の撮影ポイント、「男女川」の看板に到着。


ここで、一休みだ。


配られたお菓子を頬張る。
『御馳走さまっ!』


巨石の間を縫うように下る。


次から次へと岩場が続く。
筑波山全体が石で出来ているのではないか?


ケーブルカーの線路脇に到着。


ケーブルカーが見えても良いころだが・・・
(ロープが全然動いていなかったのには、後で気が付いた)


北条大池まで残り8.7Kmの標識。
かなり歩いたと思っていたが、まだ山頂から1.8Kmしか来ていない。
『まだまだ先は長いんだねぇ』


少しばかり坂道が緩やかになってきた。
ケーブルカー宮脇駅は近い?


ケーブルカー宮脇駅周辺のもみじが最後の紅葉を見せてくれた。


宮脇駅に美しく紅葉したもみじがあったので、行ってみると・・・・・


運転休止の案内が。
どおりで、山頂には人が少なかった訳だ。
ケーブルも動いていなくて、静かだったのは、このためだったのか。


11時20分、駅横の店も閉まったままだし、テーブルも空いている。
ちょっと早いがここで弁当にした。


昼食後、再び北条大池を目指し、宮脇駅を後にした。
お礼を言うのはむしろこちらの方だ・・・


こちらのもみじも真っ赤に紅葉していて見事である。


11時50分、筑波山神社に到着。


この日の安全と「続関東ふれあいの道」をほぼ予定どおり歩けたことに感謝して、お参りだ。


拝殿横に建てられている日枝神社の三猿を確認する会員の皆さん。


見ざる、言わざる、聞かざるの三猿が見える。
日光東照宮神厩舎の三猿よりも古いと云われている。


隋神門
江戸時代は仁王門。二度の火災に遭い、現在の門は文化八年(1811)の建立。
県内で最大規模の八脚楼門。


御神橋
寛永十年(1633)の造立。
春(四月一日)と秋(十一月一日)の御座替祭と年越祭(二月十日・十一日)のみ参拝客の通行が許される。


つくば道
真新しい道標であるが、ここ筑波から北条までを「つくば道」と呼んでいる。
「日本の道100選」の一つとなっている。


旧筑波山郵便局
昭和十四年(1939)に造られた洋風の建物。
平成二十年に改修が行われ、イベント時には公開される、そうである。


立派な塀と門の家


今年はサザンカの花が例年以上に咲いているのをあちこちで見かける。


石鳥居


振り返って見ると、筑波山の頂上は、雲がかかって見えない。
雨が降り始めているのだろう。
早い時間に下りて来て良かった、と思った。


神郡(かんごおり)の古い家並み。


里山建築研究所
かつて店・質屋・隠居に使われていた、桜井邸の店蔵。
古民家の再生や古い建築様式を現代建築に取り入れる研究が行われている。


この辺りは、飯田姓・桜井姓がやたらと多い。
古くから続いた家柄なのだろう、いずれも立派な構えである。


この日参加しているMさんの知人が経営している和菓子屋
あんドーナツ”が美味しく、大人気だそうだ。


普門寺


黒門を過ぎて最後の赤門を潜ると・・・


ちょうど本堂の修理が行われていたところだった。
不審火による火災で築約200年の本堂と約1000年前に造られたとされる、御本尊の阿弥陀如来像が焼失してしまったのは、
偶然にも2年前(2009)の今日(12月8日)である。
近いうちに真新しい本堂がお目見えすることだろう。


宝筺山が霞んでいる。
山頂辺りは既に雨が降り始めているようだ。
明日の「健康ウォーキング同好会」での登山が気になるところである。


平沢官衙遺跡


北条大池
底をつくほどまで水が減り、蓮がびっしりと池を覆い尽くしていた。


13時30分、この日のゴール、筑波総合体育館(北条大池)に到着だ。


『今日は大変お疲れ様でしたっ!』



この後、出発地のユースホステル跡に車を回収に行き、「はぶつみかん園」でみかんを買い、
「つくばの里の蕎麦工房」に立ち寄って帰路についた。
二度目の「関東ふれあいの道」は全18コースの半分しか歩いていないが、いったんこの日で区切りを付けることにした。
まだまだ歩きたいコースはあることから、再度時期をあらためて、企画したいと思っている。
なお、今日のコースで新たに全コース踏破認定証を申請する人が出たことは喜ばしい。
めでたく認定証を受領した折には、「踏破記念ウォーキング」で、みんなで祝福したいものだ。


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