ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

「関東ふれあいの道」(東京)No.2 「鳥のみち」

2012年04月08日 | ウマさんの「関東ふれあいの道」を歩く
2012年4月8日(日)


ウマさんの「続関東ふれあいの道を歩く」”では、
これまでは主に茨城県の「関東ふれあいの道」を歩いてきたが、
仲間の誰からともなく『他県の道を歩きたい』という声が上がり、
東京都の「関東ふれあいの道」を歩くことを企画した。

東京都のコースを選んだのは、コース数が一番少なく、電車・バスの便も良さそうだったし、
茨城からでも何とか日帰りで行けるのでは、と思ったからである。

第三回目のこの日は、コースNo.2「鳥の道」(小仏バス停~陣馬高原下)を歩いた。
小仏バス停から景信山を経由し、陣馬山を経由して陣馬高原下バス停へ至るコースである。


常磐線荒川沖を朝一番の電車に乗り、上野から山手線で東京駅へ。
長いエスカレータで中央線のホームへ向かう。


到着したばかりの中央線高尾行きの快速に乗り込む。
この日の参加者は新たに「まゆみの会」の3名が加わり計15名。
これまでの最高の参加者となった。


高尾駅北口から小仏行きバス発車場に向かうと、既に大勢のハイカー達が並んでいた。
『凄い人だねぇ』


バスは1台では乗りきれないため、2台連ねて出発する。
2台目に乗ったがこちらも満員である。のんびり座って行ける状態ではない。
人気のコースなのだと、改めて感じさせられた。


満員バスに揺られること約20分、小仏バス停に到着した。
ここまでほぼ予定どおりだ。


とりあえず出発。
右手には、中央高速が見える。


バス停から10分ほど進むと、小佛山寶寿寺こぼとけさんほうしゅうじ)がある。臨済宗南禅寺派のお寺だ。


この寺の駐車場で準備体操をすることに。
『うぅ~んと空を見上げて~ぇ、今日は空が眩しいねぇ』


準備体操も済ませ、8時45分、あらためて景信山目指して出発だ。


この日先頭は「まゆみの会」会長のKさんにお願いした。
早くもなく、遅くもなく、ベテランのペース配分は”疲れない”と好評である。


しばらく舗装された道路を進み・・・


8時50分、景信山への直通登山道の上り開始だ。
小仏峠を経由して景信山へ至る道を上る筈だったが、前回この道を下ってきたので、
今日はこちらから登山開始することにした。
小仏峠を経由するのに比べ、30分近く時間短縮できるのは魅力である。


時間が短縮される、ということはそれだけ坂が急、ということであろう。
いきなり急な坂道が続く。


つづら折りの坂道をゆっくりと時間をかけて登る。
後から来た人達が次々と我々一行を追い抜いて行くが、気にしない。
『お先にどうぞっ』


15分ほど上ると、次第に身体が温まってきた。
このまま上り続けると、汗が噴き出してくる。上着を脱いで調節する。


杉林を過ぎ、尾根に出ると美しい雑木林になり、周囲が明るくなってきた。


落葉樹の雑木林と杉林を交互に通り抜けると・・・


9時35分、小下沢(こげさわ)との分岐点に到着。
あと20分ほどで景信山だ。
ここで一息入れて、


女性陣が先頭を進み、


男性陣が後ろに続く。


手入れされたきれいな杉林を過ぎると・・・


景信山の小屋らしき建物が見えてきた。
建物は、”お茶屋”かと思ったら実はトイレだった。
こんな山頂に立派なトイレがあるのには驚いた。


9時55分、景信山の茶屋に到着。


茶屋の前の眺めはなかなか素晴らしい。


『あれが富士山?』
幟の右手に雪を被った富士山の山頂がちらりと見える。


茶屋の前に景信山山頂(727m)と書かれた標識があったので、その前で証明写真を撮ったのだが、
裏の一段上に別の茶屋があり、その裏が正式な山頂だったことが判明。


慌てて移動し、あらためて証明写真を撮り直した。


10時15分、陣馬山を目指して出発!


ここからは、下りが続く。


走っている人をたくさん見掛ける。


圧倒的に若い人が多いが、時たま年配の人も走っている。
女性も見掛けた。


この日は時間もあるので、”まきみち”の誘惑にも負けず、迷わず”本道”を進む。


高尾山から陣馬山一帯は杉林・桧林が多い。
毎年のように花粉症に悩まされる一人だが、杉林は好きな風景である。
手入れされている杉林を歩くのは気持ちが良い。


11時25分、一息入れると、すかさず『どこでお昼にするのぉ?』
そろそろ昼時だ。朝早く出発したため、お腹が空くのも早いのだ。
『もうすぐですよぉ』


とりあえず明王峠を目指すことにした。


時折、視界が開けて遠くの山々のシルエットが美しい。


『明王峠まであと0.6Kmだって、もうすぐだねっ』


11時45分、明王峠に到着した。


元”お茶屋”の裏に回り、思い思いに弁当を広げた。
『上野駅の駅弁、なかなか美味いよっ』


『お腹が空いていたから美味しいねっ』


昼食も無事済ませ、12時15分、陣馬山目指して明王峠を後にした。


明王峠からは、少しばかりの下りの後、1時間ほどの上りになる。


明王峠から10分ほどで奈良子峠を通過。
小さな標識が一つしかなかったので、気が付かなかった人もいたようだ。


奈良子峠を過ぎると、


次第に上りになってくる。


20分ほど上ると、


木の階段が現れる。
わざわざ避けて通るのは、歩き難いためか。
このような木の階段はあちこちで見かける。
しかし、せっかく造られたのにあまり評判が良くないのが現実なのだ。


山頂に、白い馬のモニュメントが見えてきた。陣馬山である。


13時ちょうど、陣馬山山頂(854m)に到着した。


山頂は、大勢の人で賑わっていた。


陣馬山からの動画


『筑波山は見えるかな?』
『こっちの方じゃない?』
どこまでも茨城県人である。


スタンプハイクのスタンプ押印に余念がない。


陣馬山山頂でしばし休憩の後、陣馬高原下バス停を目指した。


「陣馬高原下バス停」の標識に従って下る。


急な下りの連続で、膝に負担がかかるし、つま先が痛くなってきた。


和田峠を通らずに陣馬山からいきなり陣馬高原下バス停への道(陣馬山新ハイキングコース)
を下ってきたことに途中で気が付いた。
道理ですれ違う人が少なくなったわけである。
時既に遅し、今さら引き返す訳にも行かず、そのまま一気に下るしかない。


陣馬山から下ること45分、陣馬高原下バス停近くの沢を通過。


舗装された道路に出て、つま先の痛みから解放されて一安堵。
『やっぱ、平な道は歩き易いよねっ』


『家が見えてきたよっ!』
『もうすぐだねっ』


14時20分、予定より30分以上早く陣馬高原下バス停に到着してしまった。
何はともあれ、先ずスタンプを押す。


バス乗り場には、既に行列ができていた。
しばし待つことに。


14時35分発の臨時バスがあることを車掌さんから聞いた。初耳である。
高尾駅北口まで急行するらしいが、5分後の14時40分発に正規のバスもあることから、
急行バスは見送ることにした。


14時40分発の正規のバスはすぐに来た。しかも2台続けてである。


『ゆっくり座って行けるのは嬉しいねっ』


約40分で高尾駅北口に到着。


15時30分の高尾始発の東京行き”中央特快”に充分に間に合った。


全員揃ってひと固まりで座れるのが嬉しい。
『楽に座って帰れるのが良いよねっ』満足の笑顔が車内に溢れる。
さすがに東京都、バスと電車の交通の便が非常に良い、ということをあらためて感じた。


神田までの約1時間、今日のハイクを振り返っての話しで盛り上がる。
『皆さん、今日はお疲れさんでしたっ』


次回はいよいよコースNo.3、「富士見のみち」である。
きれいな富士山が見えることを祈ろう。

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