北京五輪最終日:ニッポンマラソンの落日

 北京五輪最終日、8:30に男子マラソンがスタート。  晴れて暑くなるコンディションにも拘わらずスター トからアフリカ勢が飛ばし、日本勢が付いて行けない。  最初の5㌔が14分台と驚異的なペース。  結局ケニアのサムエル・ワンジルが2:06:32で金。   モロッコのジャウアド・ガリブが2:07:16で銀とトップ 2が、ゴール時の気温が30度近い高温のレースながら2時間 10分を切っている。  日本勢は前日に大崎悟史が故障のため欠場。  尾方剛が13位で佐藤敦之は完走したランナーでは最下位の 76位と大惨敗に終わった。 . . . 本文を読む
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北京五輪競技第15日:屈辱!

 野球は‘屈辱’の3位決定戦でアメリカと対戦。  先発は4年前同様・和田が登板するが1回に荒木がHRで幸先 よく先制し、その裏を3人で終わらせた。  2回も2アウトランナー無しで6番に1-3から同点HRを打た れてリズムを崩し連続四球で1,2塁になるが9番のライナーが 荒木の正面をついてツキが残っていた。  しかも3回に2アウト1,2塁から青木の3ランで4-1とリード して一気に日本ペースと思われたのだが、その裏に先頭打者 のショートとレフトの間に飛んだフライを前日に続いてレフ トのGGが落球しピンチを招く。  ここで次打者を歩かせ1,2塁から1アウト後に4番から粘られ 3ランを打たれて、あっという間に同点。これで流れが逃げた。  後を抑えた川上が5回に2アウト1,3塁から2ベースと2ランで 一挙に4点を失い4-8。  その後もランナーを出すが9回の青木以外は淡白な攻めで、 そのまま逃げ切られ‘屈辱’の4位に終わった。 . . . 本文を読む
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五輪施設の破壊について

 北京五輪も明日で終わりだが、ヒーロー系で五輪施設が 登場するのがウルトラマンで国立競技場と代々木第一体育 館だ。  代々木第一体育館はジャミラが登場する‘故郷は地球’ でジャミラが襲おうとした国際平和会議の会場として登場 している。  一方でメインスタジアムの国立競技場はアボラスとバニラ が登場する‘悪魔はふたたび’で2大怪獣が戦った場所だ。  バックスタンド後方に両者が現れ戦い始める。  まずバニラがアボラスを聖火台があるバックスタンドに押し 倒し、スタジアム内に。  この時に照明塔の線がスパークして切れるシーンは芸が細かく、 このあたりが円谷英二氏の演出の巧みさだろう。 . . . 本文を読む
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北京五輪競技第14日:男子短距離の歴史が変わった!

 男子400mリレーファイナルは前日の予選でアメリカやナイジェリア、イギ リスなどがバトンミスで失格していたのでメダル獲得も?と思われていた。  前回は4位、昨年の世界選手権では5位だったので‘これは、ひょっとしたら?’ と思われていた。  スタートは100m日本記録保持者の塚原が好スタートを切り、故障持ちの 末続が直線を凌いで高平にパス。  高平はボルトのペースに惑わされずアンカーの朝原にパスし、2位でバトンを受けた朝原はトリニダード・ドバゴに抜かれたもののブラジルの追い上げをかわして 見事に3位でゴールした。  ストックホルム五輪に初参加以来、男子トラック種目では初のメダル。  まさしく快挙だった!  スタンドで歓喜のウイニングランをする朝原達の姿を眺めながら号泣する 為末の姿が印象的だった。 . . . 本文を読む
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にせものに気付かないのか?

 ウルトラセブンではウルトラマンに続いて‘にせもの’が 登場する。  ウルトラマンの‘にせもの’は地球人同士の信頼関係を崩す ためにザラブ星人が変身したものだった。  科学特捜隊は通常ウルトラマンと共闘して戦っていたのに目 を付けた星人はハヤタを捕らえて変身できないのを確認し、 にせウルトラマンに変身して宇宙局の傍に現れた。  ところがウルトラマン攻撃を逡巡していた科特隊は‘たとえ ウルトラマンといえども、この地球上で暴力をふるう者とは戦 わなければならない’とムラマツキャップが決断し、にせウル トラマンを攻撃した。 . . . 本文を読む
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北京五輪競技第13日:日本ソフト12年目の悲願なる

 今日は何と言っても女子ソフト。   前日の死闘を制した日本がアメリカ相手に勝てるか?  エースの上野を起用するのは確実だが、朝から北京は 雨が降っていたので‘明日に順延にならないか・・・’と 思っていた。  しかし夕方には雨は止んだので予定通りに試合は始まる。  昨日と違い今日は先攻の日本は1回、2回と15イニング無失 点のオスターマンから6人で終了。  1回裏にアメリカは1番のPゴロを上野がお手玉して内野安打 され、更に2塁内野安打でノーアウト1,2塁から1アウト後に 4番の2ゴロで二封を狙うがオールセーフで満塁。  ここで5番を2ゴロ、6番をキャッチャーフライで凌ぐと、3回 に日本は ここまでノーヒットの三科が2ベースでチャンスを 掴むと2アウト3塁から1番・狩野の内野安打で先制。  更に4回には山田のHRで待望の追加点を挙げるが2アウト後に 雨が激しくなり一時中断。  流れが変わりそうで嫌な予感がしたし、ノーゲームになった らマズイなどと思っていたら何とか雨が止み試合再開。  その裏に先頭の4番からライトにHRを打たれ1点差になる。  6回にアメリカは先頭打者のヒットから1アウト2塁とし4番を 敬遠、5番も四球で初回に続いて1アウト満塁のチャンスを掴む。  ここで上野が踏ん張り2つの内野フライでピンチを切り抜けると 7回にヒットとバントエラーから1アウト満塁とチャンスを広げ、 Pゴロで3塁ランナーが還り貴重な1点を追加した。   その裏は先頭打者にヒットを打たれるがフェンス際のファール フライと3塁ライナー、そして3塁ゴロで試合終了!  アトランタ以来12年目にして悲願の金メダルを獲得した。  解説の宇津木妙子前監督も感涙の様子。  ホントによかったと思う。 . . . 本文を読む
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鈴木俊継監督に ついて

 ウルトラセブンのダン対セブンの決闘で鈴木俊継監督の 第1期ウルトラ作品は終わった。   鈴木監督は助監督からウルトラマンで監督に昇格。  メフィラス星人が登場する‘禁じられた言葉’とザンボ ラーが登場する‘果てしなき逆襲’を監督すると、セブン では満田監督と共に全49話中14話を監督した。  オーソドックスで正統派の作品を演出していたが、時に 実相寺監督のようにスピーカーの裏側にカメラを入れた アングルから撮影するなど面白い工夫も取り入れていた。  セブンでの作品は . . . 本文を読む
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北京五輪競技第12日・日本女子の長い1日

 今日は日本女子選手の活躍に注目。  まず女子ソフトのSファイナルで予選2位だった日本は1位 だったアメリカと対戦。   日本はエースの上野が満を持して登板しアメリカのアボッ トと投げ合う。  規定の7回を終えて両チーム無得点。  2安打に抑えられていたが7回裏に2アウト1,2塁のチャンスで カウント0-2から真ん中のストライクを見逃して、フルカウン トからボール球を振って空振り三振に倒れたのが痛い。  タイブレークになった8回にノーアウト1,3塁を凌いだ日本は、 その裏に7番の三科がバント失敗して後続も絶たれサヨナラなら ず。  直後の9回にタイムリーと3ランで4点を失い、その裏に1点を 返したが1-4で敗れて夕方の3位決定戦に臨む事になった。 . . . 本文を読む
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ゴーロン星人は何をしたかったのか?

 ウルトラセブンの‘恐怖の超猿人’に登場したゴーロン 星人は、猿人間を増やして地球を猿人間が支配するように するのが目的だった。  まぁ その猿人間達を操るのがゴーロン星人の目的らしい のだが、いったい何年かけて実行しようとしたのだろうか?  まず星人はゴールデン・ライオン・タマリンに化けてモン キーランドに紛れ込み博士達に脳波催眠をかけて操り、手始 めにモンキーランドの大男の作業員を脳波交換装置で猿人間 の脳に交換する事に成功する。  そして調査に来たウルトラ警備隊のダンとアンヌを猿人間 の脳に換える予定だったらしい。 . . . 本文を読む
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北京五輪競技第11日・レスリング伝統の灯は消えず!

 今日からレスリング男子フリースタイル。  男子レスリングは戦後のヘルシンキ大会からメダルを 連続して獲得しているが、バルセロナ以降は苦戦しており バルセロナ・アトランタ・シドニーはメダル1個のみとギリ ギリで死守し続けていた。  女子に対し男子はグレコローマン、フリーそれぞれ7階級 中2階級づつしか出場枠を獲得できていない。  しかもグレコでは3階級中2階級で初戦敗退。  フリーにプレッシャーが、かかる状況になっていたのだ。 . . . 本文を読む
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ベロリンガ星人は強いのか?

 久しぶりにヒーローネタを  ウルトラセブンの‘円盤が来た’に登場したベロリンガ 星人について。  ベロリンガ星人は子供に化けて天体観測好きのフクシン 君に天体観測の時に円盤を見せる。   当然のようにフクシン君は円盤を発見しウルトラ警備隊 に通報する。  ところが警備隊のアドバイザーである専門家の意見は ‘円盤ではない’という事で、何度かこれを繰り返している うちに警備隊はフクシン君達の通報を無視するようになる。   つまり‘狼少年の話’を基にしているのだ。 . . . 本文を読む
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北京五輪競技第10日:星野ジャパン生き残る

 今日の焦点は野球の星野ジャパン。  一昨日の韓国戦では‘まさか’のミス連発で敗れ、今日の カナダ戦を落とすとベスト4が厳しくなる中での休養日明けの 一戦だ。  カナダの先発ベックの手元で微妙に変化する投球に手こずり 3回まで毎回ヒットのランナーを出すが、2つの併殺などで得点 できずに嫌なムードになる。  先発の成瀬は立ち上がりにボールが先行するものの、何とか 抑えていたが4回に1アウトから短長打を打たれて1アウト2,3塁 のピンチを迎える。  ここで4番、5番を連続三振に討ち取りピンチを逃れると、直 後の5回に先頭の稲葉がライトへHRを放ち待望の先取点。  これを受けて成瀬は5回から7回までパーフェクトに抑えると 8回を藤川、9回を上原が6人で抑え込み1-0で辛勝。  ベスト4進出に光がさした。 . . . 本文を読む
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ウルトラセブンEP46・ダン対セブンの決闘

 後のヒーローものの定番になる‘にせもの’が登場する。  サロメ星人は、にせウルトラセブンを作って破壊工作を 行いセブンの信用を失墜させようとする。  優れたサロメ星の科学でセブンのにせものを作るのには 成功するがウルトラビームの秘密が分からないため、ダンを おびき出して捕獲に成功する。  トークマシーンを使ってウルトラビームの秘密を 聞き出 した星人達は、ダンを再び拘束してにせセブン製造工場を爆破 する。  問題は拘束具がなぜか革のような可燃物でダンの持っている ライターの火で焼き切れてしまう。  本来なら拘束具は金属のはずだが・・・・・  それに星人達は所持品をチェックしなかったのだろうか?  拘束具が焼き切れるならライターは取り上げるはずだし、まし てやウルトラアイを持ってなければ例のトークマシーンでウルト ラアイを置き場所を自白させればいいのに・・・・・  ユートムですら所持品を取り上げていたぞ! . . . 本文を読む
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08夏の甲子園・最終日

 最終日:故障を抱えた投手では勝てない  大阪桐蔭17-0常葉菊川  菊川は前日同様、肘を痛めた戸狩を先発させるが桐蔭打線は 1回から襲い掛かり1番が強烈な打球でアウトになったものの 3連打で先制すると5番がバックスクリーンへ3ラン。  これで流れを掴んだ桐蔭は3回には2アウト3塁からタイムリー で追加点を挙げると、5回にも1アウト2塁から2ベースで5-0。  更に6回には4安打に2つの四死球で押し出しを含む6点を挙げ 勝負を決めた。    桐蔭の福島は大量点をバックにピンチといえば4回に先頭打者 から2ベースを打たれたぐらい、7回のノーアウト2塁では投手の 頭を越えそうな打球を投手が弾いたリバウンドボールをショート が上手く処理し3塁に走ったランナーを刺している。  つながり出すと手がつけられない菊川打線を冷静に寸断した 桐蔭のバッテリーを中心にした守りも光った。 . . . 本文を読む
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北京五輪競技第9日:五輪連覇の価値

 女子レスリングのファイナル。   63㌔級の伊調馨はロシアのアレーナ・カルタホワと対戦。  1Pから互いに差し手争いの応酬でポイントが取れずタイムアップとなり、 ボールピックアップで相手有利の組み手になるが30秒耐えて1Pを先取。  2Pも同じ展開で終了し今度はボールピックアップで攻撃になる。  一気にタックルで倒してポイントを挙げ金メダルを決めた。  72㌔級の3位決定戦は浜口京子がアメリカのバーナード・アリと対戦し 開始20秒でタックルを決めバックを取って先制すると、更に相手のタック ルを潰してバックを取って3-0で終了。   2Pでも がぶりながら相手を潰しバックを奪って先制すると更に連続して バックを取って3ポイント追加、アリの反撃を1ポイントに抑えて3-1で逃げ 切り2大会連続で銅メダルを獲得した。  昨日の吉田、今日の伊調馨と連覇を果たしたが、今大会の金メダルは ここ まで8個。うち北島・内柴・谷本・上野・吉田・伊調馨と7人中6人までが連覇。  つまり大舞台の勝った経験が五輪では凄い武器になる。  ただ連覇のプレッシャーは半端でないというのは、柴田亜衣や野口みずき らが証明しているのだ。 . . . 本文を読む
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