ソウル五輪での惨敗は当然だった

 30年前の昨日閉幕したソウル五輪で日本は金4、銀3、銅7と東京五輪以降では最低の成績に終わった。 最大の理由として世界がプロ化していたにも拘わらず国内ではアマチュアリズムに凝り固まった上層部やメディアが多数派で、プロは汚らわしいものと蔑視する者が多く昔ながらの強化法に拘る団体ばかりだったわけだから勝てるわけがなかった。 ただ惨敗のおかげで強化法も見直す事になったともいえるのだが、何とも高い授業料だった。 . . . 本文を読む
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斉藤仁が日本柔道最後の砦を守って30年

今から30年前の今日88年10月1日はソウル五輪男子柔道の95㌔超級で斉藤仁が金メダルを獲得し五輪の連覇を達成すると共に、初日から続いた金メダル0という屈辱を免れる形でニッポン柔道最後の砦を守った優勝だった。 2年前にソウルで行われたアジア大会で6階級を韓国勢に取られた日本は俄かに超アウェーで行われる事から韓国脅威論が噴出し韓国対策を立てて臨んだものの、初日の60㌔級で連覇を目指した細川伸二が準決勝でアメリカのアサノに1-2の微妙な判定で敗れると2日目の65㌔級でも前年の世界王者・山本洋祐も準決勝でポーランドのパウロウスキーに逆転の一本負けし一気に雪崩現象が起こる。 ホープの古賀稔彦と78㌔級の世界王者・岡田弘隆は2回戦で敗れ95㌔級世界王者の須貝等は何と初戦敗退と悲惨な成績で、ケガ持ちの斉藤が最後の砦という形になったのだ。 . . . 本文を読む
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ソウル五輪で最も充実した日から30年

 東京五輪生まれの私はメキシコ五輪から五輪を見始めて夏の五輪は8回の五輪を見ているし、何も分からずに見たメキシコと日本勢ボイコットのモスクワを除いて最も楽しめなかったのは申し訳ないがソウル五輪だった。 東京五輪以降の五輪では最低の成績だっただけでなく大会3日目には昭和天皇が吐血して重体になるなど落ち着いて見られず、ワケの分からない誤審としか思えない判定が続発したりドーピングでのメダルはく奪も目立った大会だった事。 そんな中で唯一五輪を楽しめた1日が大会8日目で午後12:00スタートの男子100mのベン・ジョンソン対カール・ルイスの対決と、夜に行われた男子100m背泳ぎで鈴木大地がデビット・バーコフとの競り合いを制して逆転で金メダルを獲得して大いに盛り上がったのだ。 . . . 本文を読む
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腐っているのは日本ボクシング連盟だけでなく

 日本ボクシング連盟の山根明会長が先日辞任を表明し、山根派といわれた理事達も全員が辞任という形になっているアマチュア・ボクシング界だが吉森照夫専務理事の会見を見ていると腐っているのは山根会長だけでなく理事達も同罪だという感が強まっている。 この吉森という男は専務理事であると同時に本職は弁護士という事で、以前国際スポーツ仲裁裁判所の勧告すら無視し仲裁を求めた選手の意向を黙殺するという卑劣漢でもあったから理事達の腐敗ぶりは推して知るべし。 さらに今回の問題で会長の意向を汲んだ‘奈良判定’なるものが横行している事が話題になっているのだが、山根体制以前は日大の川島五郎体制では川島氏の出身母体である日大の選手が有利になる‘日大判定’が横行していたのはボクシング界では有名な話。 . . . 本文を読む
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来シーズン以降の渡部暁斗のモチベーションは

 先週の月曜日に全日本スキー連盟が17~18年シーズンの表彰式を行い、荻原健司以来のノルディック複合W杯総合優勝を果たした渡部暁斗がMVPに選出されたとの事。 五輪イヤーである17~18シーズンのスキー界は渡部以外では女子ジャンプの高梨沙羅がW杯総合3位で五輪でも銅メダルだった他は、五輪のメダリストやW杯総合上位に入った選手がいないため渡部のMVPは当然だろうが仮に平昌五輪で金メダリストが出ていたら果たしてどちらがMVPになっていたか大いに興味がある。 とりあえずNumber webの松原孝臣氏の記事を読めば渡部のMVPは間違いなさそうだが、果たして‘なぜ金メダリストが選ばれない’という見当外れの意見を出すマスゴミも出るのではと思ってしまう。 . . . 本文を読む
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体操ニッポン新王者・谷川翔誕生 

 昨日東京体育館で行われた体操の全日本選手権で19歳の谷川翔が予選2位から逆転優勝し、内村航平の大会11連覇を阻むと共に19歳2ヶ月の最年少王者となった。 今大会は絶対王者として君臨してきた内村が昨年の世界選手権で足首を負傷した事から出遅れていただけでなく、予選でも あん馬で落下して5位になるなど予選トップの白井健三を筆頭に世代交代があるのではと言われていたが優勝が白井ではなく19歳の谷川だったというのが何より驚きだった。 最初の床では当然ながら白井がトップに立ったものの2種目目のあん馬で出場全選手中3位の得点で逆転すると、鉄棒以外の5種目で14点台を出す安定した演技を見せ予選2位からの見事な逆転優勝だった。 . . . 本文を読む
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日本勢の層の厚さを実感させたフィギュアスケート世界選手権

イタリアのミラノで開催されていたフィギュアスケート世界選手権は昨日が最終日で男子シングルでは平昌五輪の銀メダリスト・宇野昌磨が2位、初出場の友野一希が5位に入ったおかげで来年の世界選手権の男子シングルの出場枠3を確保した。 今大会は平昌五輪終了直後の大会という事で負傷を圧して男子シングル金メダリストの羽生結弦や女子シングル銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワが欠場する中での大会だったが、一方で4年後の北京に向けた第一歩となるわけで1人でも世界の舞台を経験させるため来年さいたまで開催される世界選手権の出場枠の3を必ず確保する必要があった。 前日行われた女子シングルでは平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワがフリーで5回も転倒するなどの失敗で5位に終わったのに対し、樋口新葉がSPの8位から2位に浮上し宮原知子も3位に入るなど平昌で枠を2しか取れなかった日本女子としては大成功の大会だった。 . . . 本文を読む
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渡部暁斗ドイツ勢の牙城を崩しW杯総合優勝達成

 日本時間の昨日から今日未明にクリンゲンタールで行われたノルディック複合の個人第20戦で、日本の渡部暁斗は前半のジャンプでトップに立ち後半のクロスカントリーで逆転され3位になったものの総合2位のヤン・シュミットが4位だったためポイント差が212になり複合では荻原健司以来のW杯総合優勝を決めた。 今シーズンの渡部は開幕から6勝を挙げるなど好調で平昌五輪前に白馬で行われたW杯の試合前練習で転倒し、肋骨骨折した影響で五輪では個人NHの銀メダル1個に終わったのだが総合優勝で溜飲を下げた形だろう。 複合という競技は瞬発系のジャンプと持久系のクロスカントリーという相反する筋肉を使うワケで両方のバランスが大事になるのだが、今シーズンはジャンプに力点を置いた強化法で臨み総合トップを走っていた。 . . . 本文を読む
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平昌五輪が終わって思う事

早いもので平昌五輪の開幕から1ヶ月が経ってスキーやスピードスケートなどは既にW杯が再開し、W杯総合優勝が佳境に入っている中で日本の五輪報道も一段落した感じになっている。 さて今回の平昌五輪は巷で言われているように金:4、銀:5、銅:4と計13個のメダルを獲得し、海外で開催された五輪の最多獲得メダルとなっただけでなく長野の金:5、銀:1、銅:4の合計10個を数では上回る好成績を挙げた。 今大会を振り返ると前回のソチでは女子団体パシュートの4位が最高でメダル獲得0に終わったスピードスケートが金:3、銀:2、銅:2という7個のメダルを獲得するなどV字回復させたのが印象深い。 . . . 本文を読む
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もう少し小平奈緒に配慮ができなかったのか

 一昨日から中国の長明で行われていたスピードスケートの世界スプリント選手権で、初日を首位で終えた平昌五輪女子500金メダリストの小平奈緒は2日目の昨日500では勝ったものの体調不良のため1000を棄権し日本人初の世界スプリント連覇を逃した。  世界スプリント選手権は短距離No1を決める大会で500と1000を2日間で2本づつ滑り総合で優勝を決めるシステムで、平昌で500で金を取ったものの世界記録を持っている1000では銀だった事から雪辱の想いを持って臨んだのだが閉会式まで滞在し帰国後は48時間の滞在で中国に乗り込んだ事から微熱を出すなど体調を崩していたらしい。  これなど五輪の結果のみに拘る日本らしいケースだろう。 . . . 本文を読む
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カーリングは人気競技になれる

 早いもので平昌五輪が閉幕して1週間経つのだが多くの視聴者が注視し、メダル獲得を大いに喜んだ種目の1つにカーリングがあるだろう。 カーリングは98長野から見ているのだが時おり強敵相手に勝ったりするものの5大会続けてメダルの雰囲気があったのは長野で男子がタイブレークに進出したぐらいだったので、今回何とか女子が初めてベスト4に進出したためメダル獲得が現実的になったのだ。 そして準決勝では韓国との延長までもつれ込む死闘の末に敗れたが3位決定戦でイギリスに逆転勝ちし、ただでさえ盛り上がっていたのにメダルまで獲得できたのだから大きな話題になったのは当然だろう。 . . . 本文を読む
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ジャンプ・ノーマルヒルの飛距離が・・・ 

 先日終了した平昌五輪のジャンプ・ノーマルヒル=NHはドイツのアンドレアス・ウェリンガーが、104,5m&113,5mを揃えて金メダルを獲得した。 平昌のジャンプ台はK点が95mでヒルサイズは110mあたりだったと思うのだが正直言ってNHで110m越えというのは札幌五輪の頃からジャンプを見ている私には驚きの数字で、逆に決勝に残った50人の中で最下位だった選手の飛距離は80mちょうどなのだから隔世の感がある。 札幌五輪70m級ジャンプで金を取ったのは笠谷幸生で1本目84mでトップに立ち2本目も79mを飛んで金メダルを獲得したのだが、46年後の平昌で84mといえば48位以下で当然ながら2回目にも残れない数字なのだ。 . . . 本文を読む
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平昌五輪が閉幕

 2月9日から開幕した平昌五輪が昨日の閉会式で無事に終了した。 大会前は女子アイスホッケーで北朝鮮との合同チームの話題をはじめ政治色の強さが目立っていたし過酷な環境での試合会場や、欧米のゴールデンタイムに合わせた競技開始時間の設定など相当なトラブルが危惧されたが競技的にはソウル五輪や02日韓W杯のような判定トラブルもなく無事に終わった感じだ。 大会前からメダルラッシュが期待されていた日本の獲得メダル数は金:4、銀:5、銅:4の計13個で金:5、銀:1、銅:4の計10個の長野を越える最多獲得メダルになった。 競技数などが長野から増えているので一概に長野を越えたと手放しで喜びづらい一方、時差がないとはいえ反日感情の強い韓国での五輪で結果を残す事の大変さは30年前のソウル五輪で実感済みである。 . . . 本文を読む
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平昌五輪閉会式前日に有終の美を飾る

 平昌五輪閉会式前日の昨日行われたスピードスケート・女子マストスタートで高木菜那が金、カーリング女子3位決定戦では日本がイギリスに競り勝って銅メダルを獲得した。 今大会は大会13日目の時点で98長野の10個を越える11個のメダルを獲得し新記録となっていたのだが、ほぼ日本のメダルが望める種目が終わる昨日の時点で金と銅の2個を上乗せして13個のメダルを獲得する事になるとは思わなかった。 両種目共に20:00開始だったのでチャンネルを替えながら見る事にした。 というのも正直言ってマススタートは今回が初採用で初めて見るため最初から見ないと要領が分からないし、カーリングは時間がかかるのでスケートの合間で見た方がいいだろうと考えたのだ。 . . . 本文を読む
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メダルを逃した3種目ではあるが 

 今日の午前から昼過ぎにかけて平昌五輪フィギュアスケート女子シングルのフリーが行われSP4位スタートの日本の宮原知子はFSでも7つのジャンプを完璧に決め自己ベストとなる146,44をマークし222,38としたが、SP3位だったケイトリン・オズモンドが231,02と上回られ4位で惜しくもメダルを逃した。 また前夜行われたノルディック複合団体戦で前半のジャンプで3位スタートだった日本は、後半のクロスカントリーで逆転され4位に終わる。 更に今夜行われたスピードスケート男子1000でも小田卓朗が1:08:568で5位と、こちらもメダルにあと一歩だった。 マスコミは‘メダルを逃した’と残念がる雰囲気だが正直言って、これら3種目の4位&5位は悪い成績ではないと思う。 . . . 本文を読む
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