goo blog サービス終了のお知らせ 

うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

シナジーのある多角化

2007-07-29 04:19:13 | Weblog
うどんジムは、栗林公園の近くで天ぷらやフライの店を多角化としてやろうと思っている。
本決まりでないし、急に予定が変わるかもしれないけど、検討はかなりまじめにしてます。

うどん店と仕入れと機材が共通しているし、少なくとも、うちのうどん店で使うことはできるので、ほぼ新規店のパート一人分の給与をまかない続けるだけの販路は保障されてます。

天ぷらの評判や良く、人がつくようなら、そこでうどんを始めてもいいかもしれませんが、揚げ物とうどんならうどんの方が圧倒的に人件費がかかります。
また、うどん店は数分以上滞在するので、駐車場が要りますが、揚げ物の持ち帰りには、駐車場が比較的いらないと言えそうだし、惣菜として持ち帰るなら、商売可能な時間も長いし、高校生がたむろするような揚げ物屋もあるにはある。
揚げ物はコロッケや天ぷらやフライなど、時間やお客さんの層に合わせたいろんな商品があるのがいいと思うし、うどんほどリアルタイムでできたてを出すことを迫られてないと思うし、うどんの茹でよりも揚がりの方が速いと思う。
今のうどん店と確実にシナジーを出すなら、揚げ物からやるのが正答かなあと思ってます。

人件費の低さ、機械的に製造数量を増やしやすいこと、うちのうどん店を販路にできること、仕入れと機材が通常のうどん店と共通なことなどが揚げ物店をやってみようかと思う理由かなあ。
まあ、ある意味、うちの店が狭いので、揚げる場所を数百メートル離しただけのことになるかもしれない。
1時も過ぎれば、うどん店の方の手が空くので、5分ぐらい自転車で行って、取りに行けば、遅い時間にも比較的揚げたてに近いものが出せるかもしれない。

もし、なんかの必要性で移転を迫られるときに、揚げ物のノウハウは高めておかないといけないので、いずれにしてもしないといけないことなのかもしれない。

ただ、離れているので、火とお金のことを任せられる人でないといけない。
いくつかの地元チェーン店は、パートだけでやってますが、ここは複数人がいるので緊張感がある。
人を信頼しない方ではないと思うけど、一人のパートに店の切り盛りを全部任すなら、経営者はかなりの警戒心を持って体制やルールを整えないといけないと思う。
じゃなかったらどこの会社でも監査なんかいらんやろうし。

某政令指定都市に思いをはせる。

2007-07-22 21:13:12 | Weblog
今日、某ご意見番の方がいらして
某所で開業を検討している方がいらっしゃるとうかがいました。

うどんジムは
開業して悩んだり、苦しんだり、危険と思うことは
多少わかるんですが

どうしたらいいかってのは
まだよくわからない。
軌道にはいちおう乗ったのかもしれないけど、成功はしてないし。

まして、香川以外となると。

どういう人に話を聞くのがいいんでしょうね。

「○○の都」って行ったことがないけど、興味が少し出てきました。

知り合いで、別の某政令指定都市で開業したけど、約半年で閉めてしまった人がいます。
この人のお店の家賃は申し訳ないけど高すぎました。

香川ではうどん店はかなり特殊要因が多く働きますが

他の大都市ではラーメン屋や居酒屋と立地の向きが似ているのかどうかもわかりませんし、人口100万前後の都市ってうどん店って多いのかもわかりません。
やっぱり、似た業態で成功している人の話は聞けるなら聞いといた方がいいと思う。

店の維持に何人のお客さんが必要なのかは、事業計画で最初に聞かれるけど、

県外でなら、客単価は600円以上いくのではないでしょうか?
取りあえず、人件費にもよりますが、高松みたいに家賃10万程度なら、60人ぐらい1日入れば、1人なら生活できるだろうし、親元で暮らして店に出るなら、40人ぐらいで始めて、そっから伸ばしていく余裕もあるかもしれないし、借り入れがあるかないかでもハードルが違うし。
さすがに40人をしばらく割ってるようだと家賃が10万以下でも赤字が累積しないだろうか?
ただ、県外にはそんなにうどん屋そのものの居抜きは少なそうに思いましたから、そこそこ初期投資がいるのかも。
そもそも、人口100万近い政令指定都市になると、家賃10万なんてないでしょうか?
15万払うなら、暗算だし、営業時間帯にも、人件費にもよるけど、70万ぐらい月に売って、収入がゼロぐらいですか?
ちょっとこういうことを計算してみてほしい。

うちは月光熱水費は
プロパンガスが約3万5千円。以下、日曜開業前の数字しかまだわかりませんが。
電気代は3万円弱。うち低圧電力の基本料金が1万円ぐらい。
水道代は下水道代がうち4割を占めて、1万2、3千円ぐらい。

けっこう安いでしょう。
これは家賃と違って、東京でも高松でも下水道あるとこ同士ならそんなに変わらんでしょう。
昼夜両方やるにしても意外に大変わりしないかも。

人件費は、その人のつくるお店でぜんぜん違うので参考にならないと思います。
原価率は30%代前半ぐらいまでが望ましいのでしょうか?
ちょっと、地元の商工会議所で聞いてみたらどうでしょうか?
うどんのことはともかく、商工会議所に行けば、地域の飲食事情にある程度明るい方を紹介してくれるのでは?
聞いといて、損はないと思う。

讃岐うどん店というのが香川のようにたくさんあるわけでないし、夜の店としてなら、評判が良いのなら、立地のちょっと悪いのは逆転が可能だと思う。
うどんジムは、原価率は高すぎてもいけないけど、業界で安い部類に入るのは良くないと思う。
安い原価で美味しいものをつくる人はいると思うけど、たいていの成功店は達人でありながらなおかつやや高めの原価を投入しているものだと思う。
まして、ベテランよりも高い原価をかけずに美味しいものをつくれると思うのは確率的には低いことだと思う。
うどんジムは、大和製作所の人には、「黒字店の平均と全体の平均を比べると黒字店の原価率が若干高い」と聞き、原価は低めにはしないようにと思いました。

アドバイスとかいうんじゃなくて

他県のことを想像してみたくなったので、誰かのためとかいうんじゃなくて、勝手に思いついたことを書いてみました。

恐怖の日曜モニタリング

2007-07-22 20:40:42 | Weblog
ああ、今日は、ちょっとは伸びると思ったけど
にわか雨がほんとうまいこと、うちの営業時間ずっと強く降りました。

人数は幼児さんが多かったので、正確に数えてませんが
歴代最低の

10,100円でした。

これぐらい少ないと、調子が狂うなあ。
日曜日は、先に損しておけとばかりにけっこう玉を入れてるので、半分近く廃棄になってるなあ。

やっぱり、日曜日に他が開けてないのはわかる。

金曜と土曜はけっこう調子良かったんですよ。
だから、世間も夏休みっぽいし、日曜もいけるかもと思ったんですが、えらく長いにわか雨にも邪魔されて。
が、雨が降らなかったら、そんなに増えたかというと、予想はたぶん数人から多く見積もっても10人程度の差だと思う。

よそが開けてないと言っても、最後に閉めたとこも商売になってなかったから閉めたのだから、うちが一つ増えたとしても、自然に考えれば、最後に商売にならんと判断して閉めたとこよりも売れるとは考えにくい。
まして、家族労働がないうちは最後に止めたとこよりも損益分岐のハードルが高い。
日曜は人が少ないから週1でもいける店ありそうなので、日曜オンリーで、ローソンでバイトした方が身体も楽で、収入も確実かも。

うどんジムの大雑把な前提

①たいていの店は商売になる範囲で目いっぱい最大限開店している。
②止めた店はたいてい業績不振で廃業した。

もちろん例外はまあまあありますが、これを前提にして、それ以外は例外として扱って考えるのが、開業しようと思う人は安全だと思います。

楽しようとして短くしてる人なんかいません。
営業時間が短いとこはかつてもっと長かったけど商売にならなかったから短くしたパターンがほとんどでしょう。

うどんジムは儲けがゼロでもマイナス2千円ぐらいまでなら日曜開けます。
そう思ってるから我慢できるんですが、普通なら、この売上げならギブアップです。

開業しようとする人は、よそがやってないから、チャンスという考えと、よそがやってないから向いてないという考え、さらに、よそが多数チャレンジしたけど、現実に失敗したんだろうという風に踏み込んで考えてみたらどうだろうか?
なぜ踏み込む必要があるかというと、サンプルがあると考えることで、空想じゃなく過去例という調べる対象が生まれてくるからです。
自分がフロンティアだという確率は低いものです。
みんな生きるか死ぬかで必死だから、たいていのことはやってみた後で、その地域はそうなっているのでしょう。
そこまで調べたうえで、よそがやってなくても大丈夫だと思えるなら、チャンスかもしれませんが。

あれこれ

2007-07-18 20:33:17 | Weblog
近頃、ネギを買う店と曜日を変えたので、ネット喫茶での更新がしやすくなった。

最近、浄水器をつけようか悩んでいる。
カートリッジの交換とか高くないだろうか?

家庭と違って、1日3桁の人が利用するので、どうなんだろう?
本体はまあいいんだけど
交換目安の6000リットルなんかすぐ通水するだろうなあ。

料亭とかバーだったら、人数が少ないし、客単価も高い。
うどんジムもそこらへんは、そんなにケチる方でもないと思うけど
二の足を踏む。

いくつかうどん店でも浄水器を使ってるとこを見受けますが、本体とカートリッジの価格と交換時期ってどれぐらいなんでしょうね。
聞いてみたいけど、他店で浄水器のことを尋ねるのは勇気がいるなあ。

昨日、今新町のお庭に行ってみましたが、一般開放されているようでもなかったなあ。
夜だったから、門を閉めたのかもしれないけど

街のオアシスって書いてあったから、なんとなく、誰もが休めるとこかなあと第一感で思ったけど
鳥や蝶にとってのオアシスだったりして

週が明けて、今日も、まあまあの入りでした。


源頼朝じゃないけど、外出はしない方がお店にとってはいいなあと思う今日この頃。
それで人生楽しいかどうかは別として、お店に長時間こもっているというのは、いい店にするためにはいいことだと思う。

街の一角の杜へ

2007-07-17 20:35:26 | Weblog
今日の四国新聞に、うちによく来てくれる方が書いた記事で
今新町で、個人でつくった、たぶん一般開放もしてる庭のことが書いてあった。
いや開放してるかどうかは記事の雰囲気から勝手にそう思っただけです。
間違ってたらごめんなさい。

もとの宮武画廊のちょっと東になるのかな?
最近そこ通ったことないけど、通らなきゃ?

建物をつくるよりも、空間をつくろう。
街に緑を、杜を。
街の風通しをよくしよう。

みたいなことが書いてあった。

うどんジムもささやかながら、店の前にベンチを置いているのは
店をつくるだけでなく、街の空間に働きかけようという意図があったからで、
できる範囲は違えど、根底に通ずる思想があるような気がした。

行ってみよう。
で、あわよくば、話しをしにいこうと思う。

あの高松でトップクラスの商業地で、コインパーキングにも使われていたところを57坪も使って、竹炭を5トンも土に埋めて、植物を育てやすい土壌にしたそうです。
ああ、恐れ入ります。

連休明け

2007-07-17 20:24:24 | Weblog
うちは、月曜日、中でも、連休明けがお客さんが多いような気がする。
もちろん、月が祝日なら、明けは火曜日ですが。

讃岐うどん界で、セルフの場合は、週に数回は食べる人が多い。
で、毎日だとやっぱりちょっと飽きて、週3ぐらいにしとこうとかいう人もいるんだと思う。

週明けは、その飽きが無い状態だし、土日にうどん食べてなかったり、いいもの食べてたら、明けは軽くとか安くとか思う人が多いのではないでしょうか?
もちろん、土日までうどんを食べてる方には飽きなんかないので、毎日でも問題ないでしょうし。

そんなに大きな差ではないけど、うちは、月曜日とか週明けは平均してお客さんが多いと思う。
近隣の会社等の中の業務上のことで、月曜日は、喫茶とかのランチとかでゆっくりしにくいとかそういうのがあるかもしれないけど、そこはよくわかってません。

こういうことが、県外だとどうなるのか?
駐車場の広い郊外ならどうなるのか?
興味深いところです。

水泳の経験

2007-07-17 00:00:37 | Weblog
うどんジムは、今でもたぶん、1km以上は泳げると思う。
この5年ぐらい、2回ぐらいしか泳いだことないけど、たぶん、大丈夫だと思う。

うどんジムは、泳ぐことに関して、ときどき人に話したくなる特殊経験があります。

うどんジムは小学校のとき、2年で25m泳げるようになってから、5年になるまで50m泳げませんでした。
けっこう夏休みのプール開放で、真面目に練習した時期もあって、休憩を入れながらですが、何時間も練習した日もありました。
でも、バランスが悪いのか、25m泳いだら、つまり、向こう岸まで行ったらいっぱいになって、折り返して10mぐらいで足を着いてしまってました。
特に、誰一人コーチもいなかったし、教えてくれる人もいない状態でただただ、25m泳いで折り返しては足を着くという繰り返しを何時間も何日もする年が3年ほど続きました。

で、初めて、50m泳げた日、次泳いだ日には、2kmでも3kmでも泳げるようになっていました。
しかも、5年の最後の日に、「今年のプール開放の最後だから何が何でも泳がないと」という切迫感があって、その日の練習の最後にプールを閉める直前ギリギリで50mを完泳しました。

で、すごく達成感がありました。
来年、6年になったら100m泳げるようになろうとか思ってました。

そして、6年の最初のプールの日、50m泳いで折り返しても、すごく楽な自分がいて、何度も折り返し、100mをはるかに超えている自分がいました。
えっ!と思って、数えてみると、1時間ぐらいぶっ続けで一度も足をつかずに、たぶん、数km連続で泳いでる自分がいました。

何年もバランスが悪いままですが、バタバタでも泳いではいたので泳ぐ体力自体はできてたんでしょう。
息継ぎがうまくできない間は、無酸素運動みたいな状態だったんでしょうね。
そして、50m泳げた時点で、有酸素の感覚になり、泳ぐことが歩くのと同じぐらい楽で自然な行為としてつかめたんだと思います。
6年の初日では、泳ぐことが歩くのと同じぐらい楽なことに感じ、何kmでも歩けるんだから、何kmも泳げて当たり前と思えました。

つかんだ感覚が翌年まで持ち越せていていきなり、数km泳げたことは今でも、自分がいろいろ上達しようとしたことの歴史の中で、特筆ものです。
間違いなく、前の年、50m泳げてなかったし、その間、誰一人アドバイスしてくれる人はいませんでしたから。

そして、その年に、海に行ってあの沖の島まで行ってやろうとか挑戦するようになりました。
しかし、沖に出て、潮の流れに巻き込まれて、溺死しそうになったので、それ以来は沖には出なくなりました。
泳ぐ力よりも潮の力が強くて、戻れなくて、まわりにまったく人もいなくて、あせって何度も海水を飲んだので普通に泳ぐ事ができなくなり、浮くこともしんどくなり、ああ、ついに自分は死ぬんだと思いました。
そうこうもがいてるうちに、いつの間にか、戻れない潮の流れから外れていて、いちおう、生きていることができましたが、海水浴場のロープからはそれ以来、出ないようにしてます。

で、今は1kmぐらいしか泳げないのですが、泳ぐ体力が問題ではないんです。
男は、上半身が空洞が多いのに、脚は重い骨と筋肉と血で、脂肪も少なく、水より軽いとこがないので、泳いでて足が沈んできます。
だから、きちんと泳ぎを習ったことがないうどんジムはかなり、強くバタ足をしないとバランス良く浮いていられません。
すると、長年泳がない生活の中、足首が固くなっているのか、1kmぐらいで、足首がいつも痛くなります。
泳ぐ事自体は楽なのに、それでやめてしまいます。
立ち泳ぎで、2時間ぐらいは足を休めながら浮いてはいられるのですが、連続して泳げません。


このことが思い出されたのは、少年期に上達したり、感覚をつかんだり、年取って若い頃の当たり前ができなくなる肉体になるとかの、普遍的な過程を典型的に踏んでいると思ったのと、今、営業に関連して上達したいと思いながらもうちょっとと思うあることがダブったからだと思います。

バッテラとチェリー

2007-07-16 23:31:55 | Weblog
この日曜日、バッテラを倍増したら、お客さんは先週より少なかったのに
4個売れたのが、5個になった。
もちろん、倍にしたんだから、残りは増えましたが、客数が減ったのにより売れたことに注目しました。
小さいものだし、うどんジムは個人としてとりたいぐらい好きなので、倍にして良かったんだけど、ふと思った。

某ご意見番の方からも「うどんとバッテラは合う。」と言われて、ちょっと満悦だったんですが、うどん屋でバッテラを食べるとバッテラは美味いが、うどんの味の方がぼやけるような気がした。
酢と魚の濃厚な脂が出汁の味をぼやけさせるような気がした。

やっぱり、うどん屋でバッテラがまずないのはそういうことも理由にあるかもと思った。
お客さんにわざわざいう気はないけど、「バッテラは味が濃厚なのでうどんの後に食べましょう」とか心の中で言いたくなりそう。
まあ、ほんとにぼやけるか、ぼやけたとしても心配する影響があるかはまだ何とも言えませんが。

さて、日曜日の開店前、マルナカ(うちの近所は日曜は8時より早く開く)で北海道産のチェリーが安かったので、1個当たり10円もしないので、お客さんに無料サービスのデザートにすることに急遽した。
台風の後だし、こういう日に来るお客さんはありがたいなあということで、サービス精神がそのとき盛り上がりました。

チェリー自体、喜ばれたかどうかわかりません。
でも、それそのものは美味かったという自信はあります。

ただ、うどんを食べた後の味の余韻を消しはしないだろうかとは思った。
普通、うどん屋で美味いと思った場合はしばらく、その余韻が残ってるもんだと思う。
チェリーが無理にそれを消した可能性はあると思う。
このことは、仮に事実だったとしても、お客さん当人に聞いても、たぶん、気がつかないというか参考になる答えが返って来ない可能性が高いと思う。
ただ、何人か聞けば、注意深い人がいると思うので、10人聞いて、全員それはないという答えなら、杞憂だったんだと思う。

2、3割でも、わからんけど言われてみればそうかもなあなんて答えがあるようなら、わざわざやることではないと結論付けできそう。

単体ですばらしくても、全体との調和を崩す可能性というのには注意を払う必要があるなあと思った。

じゃあ、並か並以下の立地でやる場合は?

2007-07-16 21:10:51 | Weblog
うどんジムが確たる答えを持っているわけではありませんが

もちろん、そこから味とかサービスとかいろいろ工夫のしどころが出てきます。

立地が悪かったからそこで投げろとか言ってるわけではありません。
ただ、ほんとに悪かったら、手も足も出ないかもしれません。
むちゃくちゃに悪い立地で始める人は判断力とか資金がない場合が多いから余計です。

うどんジムがよく言われていることが、あんたのとこは食うには足りるけど儲かりにくいとこだ。ただ、ここで2割程度売り上げが上がる状態が数年続くようなら、信用もノウハウも上がってるし、店の評価が高いと多くの人が認めるでしょう。

そのときに、移転しようと思ったら、それぐらいの売上げなら、どこの金融機関でも充分融資が通るだろう。

という感じです。

それが正しいかどうかはわかりません。

ただ、2、3割は、味とかサービスや丹念な店作りの工夫で上がるでしょう。
それで7割方利益が上がるので、儲からないにしても子の教育費がかかるケースとか重度の要介護者が家族に出るとか以外では生活には困らないでしょう。

立地の差はそれこそ、倍とか5倍とか10倍になり、駐車場がない場合は常識外れな評判や知名度がないと、わざわざ遠いところに来て常食はしてくれないし、雨が降れば自転車で来る人は見込めないので、味や評判よりも徒歩圏内の潜在客数の方が大事です。

とはいえ、立地と店舗が決まった以上、そこからは投球術や配球やコントロールを大事にしないといかんでしょう。
数年はかかるでしょうが、味で、お客さんと金融機関の信用を得ることは可能でしょう。
立地が悪ければ、投げろとは言いません。

また、2、3割アップのつもりが、ブレイクにつながることもないとはいえません。
特に、讃岐うどん界は、情報の供給手が、人口とか市場の割りにとても多いわけです。
常識外れのブレイクというのは、比較的起こりやすい業態ではあると思います。
ただ、どこもがんばってないわけではないので、抜け出すのは常識的に簡単ではないと思います。

今回はかなり想像が混じってます。
良くないことは事実が多く、希望的なことは想像が多くなる。
これは、失敗の理由が似通ってるのに対し、成功の理由はいくつかの理由の複合が必要なので様々になりやすいこととも関係しているかもしれません。

視野は限られてますが、開業未経験の人よりは多少根拠がしっかりした想像といったとこでしょうか。

栗林公園は海かため池のようなもの?

2007-07-16 20:17:27 | Weblog
栗林公園の前って、セルフうどん店にとって立地が良いでしょうか?

こういうとこが、まったく商売経験がない場合は大間違いをしやすいとこだと思う。

栗林公園の前で商売をするなら、観光客のことがまず頭に浮かぶ。
じゃあ、バス駐車場が道の東側にあったときでさえ、うどん店の経営が難しくなったのに、向こうにいってからうまくいく可能性があるでしょうか?
まあ誰もできないとは言いませんが、あそこでやれるほどすごい手腕の人は、もっといいとこでやるべきだと思います。
何も、すごい難題に挑戦するために開業するわけじゃないでしょうし。

じゃあ、地元の人を相手にセルフでやるならどうか?
栗林公園のお客さんは90%弱ぐらいは県外客だと聞いてるので、駐車場に停めた後に、中央通を横断するという発想はしない人が多いでしょう。
よほど、もう有名か、個性ある魅力的な看板でもしてないと難しいでしょう。
そこで、1割強の県内客というのは、年に5、6万程度ということです。

栗林公園ってそこにない方がマシなんです。
栗林公園効果って大したことはないけど、ないよりはマシじゃなくて、ない方がマシなんです。

もし、中央通に分断されずに、栗林公園の場所にビルや工場や事務所や住宅が周囲と同程度にあったらそこを行き来する人は1日か2日で万単位でしょう。
そして、そこで日々働いてるなら、セルフうどん店に入る可能性は低くない。

栗林公園や中央通のようなものは、割りに、一般の人には、飲食店にプラスになるととらえられがちだと思います。

しかし、海を見るデートの人や釣り人でも期待するようなもので、
栗林公園ってのは、海やため池があるようなもので、中央通なんてのは、川があるようなもので、信号交差点が橋のようなものです。
ローソンにはいいかもしれませんが、セルフうどん店にとっては、川のように商圏の広がりを分断するものになるでしょう。
ローソンの場合は、ずっと人が来るわけではありませんが、24時間営業が常識です。
セルフうどん店の場合は、個人でやるなら、3、4時間営業が多い。
ファミレスのように、長い時間、客単価も高く、常食でない業態とも違います。

つまり、業態とか規模によるんです。

商売にプラスになると考えられることが多い、大通りや観光地が
ため池や橋の少ない川を背にして営業してるような大きなマイナス要素になることがあるわけです。

栗林公園なんか、あるよりもない方がマシ。
なければ、そこには事業所がたくさんあって、もっと人もいるんだから。
そういう視点もないといかんと思う。

これが、信号関係なしで歩きの人も自転車も渡り放題の通行量で、栗林公園の観光客が今の5倍とかになれば話は別ですが。

絶対的に無理とは言いません。
現時点では、常識的に不利なんです。
土日は観光客向けの店にして、平日は地元向けのセルフにするってのは簡単にできるんだろうか?
前あの辺でやってた店は、火水木休んでたので、観光客向けにしてたんだろうし、もう一つあった個人店は、1年ももたなかったのでは?

背後に強敵が多いというのもありますしね。

中央通に面しているよりは、一本中に入ってる方が、ファミレスにはマイナスでも、セルフうどんにはプラスなんでしょう。
ここ数年の現実の商売の実績がそれを物語っています。
空想ではないんです。

東門の近くで、直に面していたうどん店と
一本中に入った店を比較して下さい。
栗林公園を重視した営業をしてないことがわかるし、そうした店が繁栄していることもわかるでしょう。

この三連休と台風

2007-07-16 19:09:16 | Weblog
土日は営業をしました。
正直に、売上げを書いてみましょう。

ああ、恥ずかしい。
平日の数分の1で、利益も出ませんが、これはこれで面白みがあります。

仕入れなど、経費は、以前に書いたのとほとんどかわりません。
最小レベルで営業するときのうちの1日の投入キャッシュは、だいたい1万3千円前後です。

で、土曜日が39人ぐらいで、1万4390円。
日曜日が、29人ぐらいで、1万470円。

ちなみに、うどんジムの知人の店で、そう規模の変わらないとこで両日とも軽く10万以上売った店もあります。
また、開けなかったとこもあります。

それにしても、土曜日ごと、日曜日ごと、それぞれで史上最悪レベルや、去年台風が1度も当たらなかったので、一回、台風対応とか台風時の客足を見たりしておきたかった。
また、金曜日に、回転灯をつけたので、その効果も見たかった。
って言っても、効果なんかほんとはわかりませんし、うちは、角にありながら、道路に対して奥まってるので、近づかないと回転灯が見えないので、効果が半減です。

まあ、楽しいといえば、あえて台風で周囲の疑問視を押し切って開けたことで、今までに来たことがない方が来てくれたことがあります。
また、讃岐うどん界のご意見番というか、重鎮というか、有名な方で、日頃、参考にさせていただいてた方が、土、日それぞれ来てくださいました。
日曜日は、釜の塩加減のことでちょっとしたアドバイスもいただきました。
けっこう、自分の教えてくれた人が教えてくれないと、自ら情報を求めたりしないと、初歩的と思われることも知らずにずっと来るというのがあるんだなあと思いました。

うどんジムとしては、うどん屋の悩みFAQみたいなのをつくりたいという問題意識を持ちました。

つくることでは
・一番釜がもう一つしっくりこない。
・梅雨の麺づくりの加減で気をつけることは、出汁で気をつけることは?
・製麺室の空調で、費用対効果が優れている方法は?
細かいことでは
・釜あげのときに、釜から上げやすい道具は

経営的なことでは
・パートの募集で気をつけることは?

健康面では
・腰痛や心筋梗塞などの対策
などなど

よく、店ごとに違うという人はいますが、
よくあるケースでの考え方というのがあれば、そこから、自分の店の事情にあてはめることがたいていはできることが多いと思いますし、2,3の標準的なパターンから類推がつかないようなケースというのは1割もないと思います。

ただ、うちのような規模とかうどんジムが経験できる範囲というのはとても限られているので、うどんジムよりも達者な人や大規模な経営をしている人の協力がないと無理だと思います。


日曜日に関しては、45人程度の予想でしたが、久々に大きく外しました。
3連休の真ん中と台風の影響というのが、今までの日曜日とは違う条件でしたが、何なんでしょうね?

今日は、昼に知り合いの喫茶に行きましたが、史上最悪クラスの客の少なさだと言ってました。
昨日も今日も昼は雨降ってなかったのに、暴風雨だった土曜日よりも悪かったようです。

立地はピッチャーの球速に似てる

2007-07-16 18:15:39 | Weblog
まず、味を大事にするからこそ、立地を重視せよと言いたい。

ピッチャーに例えるなら
立地と店舗は、球速と肉体の強さ

味は、コントロールや投球術
に似ていると思います。

よく、「ピッチャーはスピードだけじゃない。」
とか「プロでは速いだけでは打たれる」とか言います。

これまで立地については、ただただ、開業する人に、どうしても、立地を軽視してほしくないから書いてるようなもんです。
別に、うちの営業だけ考えたら、真実とか事実を明らかにする必要なんかありません。

立地には居抜きでも数百万円はかけるので、後戻りできんのです。
味は評判が悪いとか、日々の反省で変えられるんです。

後戻りできず、一瞬で決まるとこで、きちんとしておくことが一番賢明でしょう。


配球やタイミングのはずし方や投球術とかコントロールとかがピッチャーとして大事なのは、疑いがありません。

じゃあ、
球速が160km/hだったら、ストライクさえ入れば、プロより下のレベルでは打たれません。
また、120km/hだったら、どんなに投球術が優れていても、プロには入れません。

立地ってのは、実際に、80km/hから160km/hぐらいまでが、そう変わらない家賃で転がっているのです。
身体が大きい人が球が速いかどうかわからないように、立地に関しては、「身体が大きいからたぶん球も速いだろう。」とか、「球が遅くても、コントロールや配球で成功してる人はいくらでもいるでないか」とか言って、80km/h、90km/hの肉体を選んで勝負する人がけっこう多いんです。
80km/hをつかんだら、どんなに投球術が優れていても、だめなことはわかるでしょう。
160km/hをつかめば、並の投球術さえあればかなりすごいし、誰もが不味いというノーコンでない限り、ストライクが半分の確率で入るだけで、プロ以外では打たれません。
しかも、その肉体選びは日々の味の研鑽と違って、一瞬の決断で、しかも決めてしまえば、居抜きでも数百万円をかけるので後戻りできません。

140km/h以上投げられれば、ほかが良ければプロでもいけると思いますし、むしろ、球速以外が大事になるかもしれません。
しかし、球が速い方が緩急とかスピードの差が生きるし、投球術もより活きるというのもあります。
好立地は味やサービスも良くすることが多い。

そもそも、みんなどこも、できる範囲で美味いものを出そうとしてるんです。
それが崩れてくるのは、儲からないから、原価を惜しんだり、古いものを惜しんで出したり、悪意じゃなくて、せざるを得なくなってくるし、売れないと味づくりに集中できなくなるんです。
きちんと売れて、健全な経営ができることで、味は崩れにくくなるというのはあります。
繁盛し過ぎて、味が変わるというのもありますが、売れなくて味が崩れてくるのに比べると、例外的だし味もひどくならないでしょう。
それにやってる側が不幸にならない。

また、立地が選べるというのは

お客さんのことがある程度わかっているからできるんです。
お客さんのことがわかっている人の方がいい店をつくれるのは当たり前でしょう。

この辺にはどういう事業所があって、駅や学校や病院があって、どういう人が来て、家族連れや子供さんはどうで、それはどれぐらいの数なのか、それがわかっていなければメニューとか値段って決められないと思います。
うどんジムだって開業時に、ここは香川以外から来ているサラリーマンが多いし、概して、所得の高いお客さんが多いだろうということは考えに入れて味づくりをしました。

どういうお客さんが、どういう時間帯に、どれぐらいの範囲に、どれぐらいいるかということが立地の良し悪しでしょう。
つまり、立地がの良し悪しがわからない人はお客さんのことがわからないし、店を始めても、お客さんの視点がわからないでしょう。
だから、立地がわかる人が味についても、経営についても、お客さんの立場についても、わかるということにつながるわけです。
大事なのは当然です。

現時点だけじゃなくて、将来の立地の展望も大事でしょう。
役所頼みの立地だけど、近く合併するとか、オフィスが供給過剰なのでどうとか、この工場はなくなるんじゃないかとか。
これは、怪我とか身体に爆弾を抱えているのに似ているかもしれません。
肉体が持つ爆弾も考慮に入れとかないと、選手寿命に影響するかもしれません。

そういう意味では、修行というのは、繁盛店ですべきだと思います。
美味いのに、流行ってない店というのがあるなら、そこは、経営感覚が悪いとかお客さんのことがわからないからかもしれません。
経営感覚とかお客さんとどういう風に向き合うか、人の使い方とか、そういうことを教えてくれるお店に行くことが大事だと思います。
うどんジムのまわりでも、人づてに聴くのでも、個人店で成功した店は、修行した店も繁盛してるし、店の見た目とは違って、たいてい企業的経営をしてます。
職人気質の地味な店とか売れてない家族的経営の店で習った人は、もう一つのような気がします。
ここはサンプルが少ないし、自分の感性に結論を合わせてしまったような感もありますが。

立地は大事なのでさらに補足

2007-07-11 20:14:28 | Weblog
実のとこ、うどんジムの知り合いで、私よりも技能が高いと思ううえに美味いと言われている人の店が、うどんジムの店の半分ぐらいしか売り上げがないというとこが3件ある。
で、売り上げはうちの半分程度なんだけど、席はかなり埋まっていて、決してガラガラではないんですよ。
手取り月に10万あるのかなあ?
とか思うけど、たぶん、商売の感覚がない人から見れば、そこそこ繁盛して見えたりすると思います。

そこは家族労働がけっこうあるから、利益は倍も開きはないと思うが、この差は立地の差以外あると思われない。

各論ではともかく、総論では

一流の腕を持つ人が、店を満席にして、来た人が全員美味いと納得して帰っても、立地の良いとこで、並の人がやって、普通の評価をされる店の方が営業成績はいいでしょう。

ところで、よく、山越さんとか、飲食店の立地としてはなさそうなとこで繁盛しているとか書かれますが、讃岐うどんを昼食べる人は、基本的に長年地元に住んでいて、口コミをキャッチできる人が多く、年に100回は食べる人達が多い。
それを考えると、国道32号からそう遠くない場所で、安い駐車場を広く取りやすいとこは、32号に直に面しているよりも、単価と賃料の兼ね合いもあって、適しているでしょう。
そこへ行くと、たむらさんとか山越さんは、とっても適地にあるといえそうです。
この辺が、適地でないというスタートから考えると、誤解が生じるでしょう。
池上さんも近くの大きな道があって、11号や32号や浜街道からも行きやすく、大きな工場や町工場もかなりあります。
店を点で見た風景とは違うでしょう。

私の知り合いとか、たまたま事情を知ってるお店の営業成績の順番は、個人店に関しては、ほとんど立地の良さの順番で、それぞれ技能にはかなり差があるのに、それは、成績にあんまり反映されてはいるように思われません。
確かに、あそこは美味いとか美味くないとかは言われてますが、それは成績の順位には関係してません。
個々の店としては売り上げで2、3割の差になるのでしょうし、売り上げが2、3割増えれば利益は7割増しぐらいになることも多いので小さくはないのですが、立地によって上と下で10倍ほどの開きがあるので、それでも順位にはほとんどあらわれてません。
順位が上の店は開業初日や台風の豪雨で前も見えず歩けないと思うようなときでも、そんなに大きくない店で、うちの年間の最高よりも売れるんです。

成績で外食の世界一はマクドナルド、香川のうどん屋全店足しても、はなまるグループの売り上げには適いません。
味と成績はリンクしなくはないけど、広い駐車場があるとこならともかく、徒歩の人しか日常来ないセルフうどん店では一般の人が想像するほど、なかなかリンクしないと思います。

讃岐うどんは、香川で脱サラしてやるには儲かりにくい業種です。
これは断定して良いと思います。
もちろん成功者はいますが、居酒屋をやった人の平均の方が圧倒的にいいでしょう。

単価が上げられないし、晩食べないから、営業可能時間が短いからです。
やりたいからやるとか、土地と労働力に恵まれてるとかないと難しい。

立地が優れているというには、長時間商売が成り立つ時間があるという要素が大きい。
晩しにくいということは立地を活かしにくいし、晩も営業して手打ちというのはチェーン店ならまだしも個人店では肉体的に負担がきつ過ぎる。
晩やると、おかずの仕込みもたいへんです。
トッピングをトレイにザッと置いとくわけにはいきません。
基本的に手打ちうどんやってる人は体力自慢ぞろいで並の人より早く疲れる人は始めからやりません。
それでも無理があり過ぎる。
製麺所というのは、販路は違えど安定した学校や病院などの取引先に早朝に玉を売ってるし、そのついでに朝営業をしているので、長時間営業ができてるわけです。
昼だけの点でやってないわけです。

さて長時間営業ができる立地として、たとえば、鍛冶屋町が高松では飲食店の賃料が一番高いのですが。

午前0時から2時はまだ飲んでる人がいる。
3時から5時は、飲み屋のアフターや従業員の食事。
6から8,9時は、単身赴任など会社勤めの人の朝食。
10~17時ぐらいまでは丸亀町などで買い物客や、あれぐらいサービス業が集積していると、昼食の時間がずれる人も多い。
で、18時以降は夕食、飲みと24時間商売が理屈の上ではできます。
高松駅前なんかもそこそこ長いでしょう。

オフィス街や住宅街は基本的に商売できる時間が短い。

うちを例にとると、近くの病院が保険医療停止になった時点で、商売できる時間が短くなった。
また、昔と比べて、マルヨシセンターや新聞社の印刷工場がなくなった。
あと、高松市内を南北に自転車で長距離移動できる道はうちの前の一本しかなかったのに、最近は、JR栗林駅前が通り、サンフラワーも通った。
絶対的な通行量が減った。

朝は、近隣でうちの何倍も規模があるうどん店がやってるし、喫茶のモーニングも何件もある。

昼の客数は悪くないので、この一点で徹底的に勝負しないと、駐車場の取りようがないので、難しい。

うどんジムは、じゃあなぜここを選んだのか?

一つは、10年ほど前にこの近所に住んでいたので、当時の事業所数や人通りのイメージが残りすぎていたことで、過大評価していた面もなくはない。
当時はまだマルヨシセンターがあったし、晩の営業にも向いてそうな雰囲気があった。
まさか保険医療が停止になるとも思っていなかった。

しかし、最短で独立できると思ったのと。
気持ちの大きさでは、新聞社とかマスコミの人と、地域振興とか活性化について話せる人をたくさん持ちたかったというのが2大選定理由です。
商店街の活性化は、うどんジムにとっては小学校の3年ぐらいから関心があったので、ある程度街中でないと、意味がないというのはあった。

だから生きていれる程度の収入があれば、極力、自分のテーマを優先しようというのがあって選定したので、売り上げや利益をどれだけ大きくするかという観点は当時あまり重視していませんでした。
こういう理由はうどんジム独自のものなので、他の人には、おすすめできません。
普通は営業成績が一番大事でしょう。

今、うどんジムから見える範囲で、個人の初出店の昼のうどん店で、もっとも手堅そうに見えるとこは、沢井製薬の周辺かなあと思います。
徒歩圏の事業所数があって、車の交通量も周辺で多く、駐車場の相場も安く、路駐もしやすく、直近の徒歩圏内にライバルが少ない。
また、もともと繁盛店があったのが2店も周辺で撤退した後に、まだ別の店ができたとは聞いてない。

ただ、この辺りには居抜き物件が見当たらないので、かなりの資金がないと開けられないのかなあと思います。

よく調べてはないけど、パッと見ではそう思いました。

不動産と業者はよく吟味したい。

2007-07-08 23:51:45 | Weblog
商売人でも、不動産屋でも、決断を急がせる人間は、基本的に信用してはいけない
と思う。
自分が商売人の立場として、自分のためじゃなければ、相手のために決断を急がせる理由って想定できない。

不動産屋はたくさん会っておいた方が良いと思う。
何十人でも会っておくに越したことはないと思う。

そうすると、説明の嫌いな人とか、決断を急がせるとか、資料を渡さなかったり、資料を持たずにあるいは物件や現地をほとんと見ずに説明してて、こっちが先に調べてて間違いを指摘すると、あっそうでしたかと悪びれもしないような人がいて、信用できない人とか付き合いたくない人のタイプが自分で見えてくると思います。

モテるための容姿なみに、飲食店の立地は命運を分け、普通味や努力では挽回なんかできないです。
立地がいいとこは、いい評判が立つ前どころか、同じぐらいの家賃と席数でも、初日から4倍も5倍も悪いとこより来るんです。

急がせる人は絶対に相手をハメてやろうと思ってると思って信用しない方がいいと思います。
人気がある場合は、その人が急がなくても話しはまとまるので、相手はどっしりと構えていると思います。
急がすときは、「あっ。こんなバカなカモはもう現れんから、今ハメてしまわないと。」ぐらいに思ってる人も多いでしょう。

なぜ、こういうことを書くかといえば、もう明らかに素人を騙してやろうとほとんど害意を持ってるような業者がほんとにいることが、少なからずうどんジムが顔を知っている範囲でも確認されているからです。
相手の気持ちが熟すのを不動産のような大きな案件で待てない業者は何か人格的におかしいんです。
相手が物件や現地をよく調べて、難を見つけるのを恐れているから急がせるという人もいると思います。

商売がうまくいかなくて病気したり、自殺したりした人は、不動産やその業者を見る目がなかったからそうなったと言えるかもしれない。
つまり、不動産を見る目がないと下手すりゃ家族ごと不幸にして、死ぬこともあるんです。
ちょっと危機あおり過ぎな書きようだけど、そう思って損はないと思います。

日曜初の黒字?

2007-07-08 23:23:10 | Weblog
ビジネスのお客さん中心の場所での日曜営業ということで、ちょっとの間ここでモニタリングしていきたいと思います。

前回 キャッシュアウトフロー 約13,000円 インフロー 10,420円

でした。

今回は、40人で、アウトとインでほぼプラマイゼロの予測でした。

結果、     アウトフロー 約12,500円 インフロー 14,200円
客数は41か42名でした。

この2週続けて、びっくりするぐらい予想に近い数字が出ています。

来週は、近隣での行事や天気にもよるけど、プラス5人ぐらいはいくのではないかと思ってます。

もちろん、損益には日割り家賃や光熱水費の基本料金を割り当てないといけないから、まだ黒字ではないのですが、1週間でキャッシュプラスに転じたので安心しました。
今日は、約半分が知り合いとそのご家族の方でした。
ありがとうございます。

バッテラも前回6個中1個売れたのが、今日は4個売れました。
それにしても美味い。
美味いバッテラを一個から食べられるという、ささやかなサービス精神にお客さんが応えてくれたのがうれしい。

身近な人に「うどん屋でバッテラなんか売れんわ!」と言われたのに対して、納得はせんかったけど、そうなるかもなあとわずかながら諦め気分もあっただけに、ほっとしてます。

日曜の方が通りの人出は少ないだろうけど、近隣で開いてる飲食店が少ないので、土曜日よりも期待できるかもと思いましたが、土曜日は開業から最初のときでももっと来てたので、やっぱり日曜日の方が見込み薄いんだろうなあ。