うどん屋にはうどん屋なりの関心の持ち方や新聞の読み方があって
うどん屋ってのは、とにかく新聞記事の読み方がシビアでないといかんとしょっちゅう思ってます。
大したことではないけど
イオンのような大型ショッピングセンターができると
「休みは近所で散歩するより、イオンやゆめタウン行ったら1日つぶせるし子供も喜ぶ。」となったら、やっぱり夏休みや土曜日なんかの人通りが減るといいます。
わたしはまだ実感しないけど、近所で長く商売をしてる方がいうには、けっこう影響があると。
ずいぶん遠いとこの話なのにねぇ。
それに、大型店に押されて、中小事業者がやられると、近所の事業者が減ってしまう。
大型店って、小さい工事なんかも地元の事業者に頼んでない可能性が高いと思う。
たぶんグループ内にもなんか小さい工事ぐらいするとこがあるでしょう。
総論的に高松にとって、イオンがあった方が住民の楽しみや選択肢は増えて、いいこともあると思うから賛成も反対もせんけど、まあうちは得することは一切ないわなあ。一瞬やな気分はします。
そりゃあ高松で倒産や廃業が多いのは、ほんとうどん店やってたら実感しますよ。
ほんと頻繁に聞きます。
うちの常連さんの事業所でもこの数ヶ月で廃業・倒産したところは3つ4つはあります。
事業の一部の整理や郊外移転やその噂なんてのもあわせたらもっと多い。
そういうことで、将来の州都機能の整備に向けて、サンポートに国の合同庁舎ができるって話も、賛成も反対もしないけど、ああ、うちの近所にある国の出先も将来なくなって跡地にマンションでもできるのかな?ときどき足を運んでくれるお客さんもけっこういたのにねぇ。
だけど、四国州なんてものが将来できたとして、そのときに州都が高松でなかったら、四国支社がなくなって、中心部のオフィス賃料が下落して、近所のテナントがさらに出て行くなんてことも予想しやすいことです。
直感的に、やな感じが走りますが、まあ賛成も反対もしません。
そこに道路特定財源の一般財源化への見直しの話。
広い目と心で、見ると、道路よりもIT、科学技術、教育、福祉、治安、防災などにお金をかけないといけないといえそうだし、まあ本心、そう思ってます。
でも、建設業は、うどん店のお客さんのかなり重要な層をなしてます。
郊外のお店なんか、うちよりもなおさらそうだと思う。
さぬきうどんというもの自体が高度成長期とケインズ的政策のもとの公共事業と人口増と車社会によって形作られた産業であり文化だと言えるかもしれません。
安定成長、税収減、人口減、環境問題と都市の中心回帰の流れなど、ポストモダン的な風潮は、さぬきうどんの発展には逆風なのかもしれません。
郊外で飲食店が開けるのはうどんだからできるってのはあるし、都市中心部の家賃では安価なうどん店は成り立ちにくい。
「一般財源になっても必要なとこに道路はつくる。財源の色わけとは話が違う」とか言う人もいますが、こみいった意思決定は、合理性や正義よりもパワーがものを言います。
だからどっこの先進国も政党政治なんでしょう。
一般財源になったら確実に道路整備費ははっきりと減るでしょう。
広く考えると一般財源化は正しいのかもしれない。
そうでないのかもしれない。
これはうどんジムにはとても考えられない問題ですし、香川でものを見るのと高知のような土砂災害が香川の100倍ぐらい多いところでは、また違うかもしれない。
ただ、うちのような街中の店でさえも建設業関係者が1、2割(マンション・住宅関係も入れると3割以上)を占めるような状況で、「一般財源化」と聞くと、いろいろなものが複雑に入り混じった感覚がわいてきます。
うどん屋ってのは、とにかく新聞記事の読み方がシビアでないといかんとしょっちゅう思ってます。
大したことではないけど
イオンのような大型ショッピングセンターができると
「休みは近所で散歩するより、イオンやゆめタウン行ったら1日つぶせるし子供も喜ぶ。」となったら、やっぱり夏休みや土曜日なんかの人通りが減るといいます。
わたしはまだ実感しないけど、近所で長く商売をしてる方がいうには、けっこう影響があると。
ずいぶん遠いとこの話なのにねぇ。
それに、大型店に押されて、中小事業者がやられると、近所の事業者が減ってしまう。
大型店って、小さい工事なんかも地元の事業者に頼んでない可能性が高いと思う。
たぶんグループ内にもなんか小さい工事ぐらいするとこがあるでしょう。
総論的に高松にとって、イオンがあった方が住民の楽しみや選択肢は増えて、いいこともあると思うから賛成も反対もせんけど、まあうちは得することは一切ないわなあ。一瞬やな気分はします。
そりゃあ高松で倒産や廃業が多いのは、ほんとうどん店やってたら実感しますよ。
ほんと頻繁に聞きます。
うちの常連さんの事業所でもこの数ヶ月で廃業・倒産したところは3つ4つはあります。
事業の一部の整理や郊外移転やその噂なんてのもあわせたらもっと多い。
そういうことで、将来の州都機能の整備に向けて、サンポートに国の合同庁舎ができるって話も、賛成も反対もしないけど、ああ、うちの近所にある国の出先も将来なくなって跡地にマンションでもできるのかな?ときどき足を運んでくれるお客さんもけっこういたのにねぇ。
だけど、四国州なんてものが将来できたとして、そのときに州都が高松でなかったら、四国支社がなくなって、中心部のオフィス賃料が下落して、近所のテナントがさらに出て行くなんてことも予想しやすいことです。
直感的に、やな感じが走りますが、まあ賛成も反対もしません。
そこに道路特定財源の一般財源化への見直しの話。
広い目と心で、見ると、道路よりもIT、科学技術、教育、福祉、治安、防災などにお金をかけないといけないといえそうだし、まあ本心、そう思ってます。
でも、建設業は、うどん店のお客さんのかなり重要な層をなしてます。
郊外のお店なんか、うちよりもなおさらそうだと思う。
さぬきうどんというもの自体が高度成長期とケインズ的政策のもとの公共事業と人口増と車社会によって形作られた産業であり文化だと言えるかもしれません。
安定成長、税収減、人口減、環境問題と都市の中心回帰の流れなど、ポストモダン的な風潮は、さぬきうどんの発展には逆風なのかもしれません。
郊外で飲食店が開けるのはうどんだからできるってのはあるし、都市中心部の家賃では安価なうどん店は成り立ちにくい。
「一般財源になっても必要なとこに道路はつくる。財源の色わけとは話が違う」とか言う人もいますが、こみいった意思決定は、合理性や正義よりもパワーがものを言います。
だからどっこの先進国も政党政治なんでしょう。
一般財源になったら確実に道路整備費ははっきりと減るでしょう。
広く考えると一般財源化は正しいのかもしれない。
そうでないのかもしれない。
これはうどんジムにはとても考えられない問題ですし、香川でものを見るのと高知のような土砂災害が香川の100倍ぐらい多いところでは、また違うかもしれない。
ただ、うちのような街中の店でさえも建設業関係者が1、2割(マンション・住宅関係も入れると3割以上)を占めるような状況で、「一般財源化」と聞くと、いろいろなものが複雑に入り混じった感覚がわいてきます。