ここんとこの営業成績と日曜営業

梅雨らしくなってきました。

ここのとこ、ちょっと低調ですが、今日や一昨日のように、営業時間のほとんどが本降りでも、そんなに落ちこまなくなりました。
近隣でも工事らしい工事をやってないし、まあ、こんなものか。
むしろ良しとするところでしょうか？

この土日も天気が良くないと思う。
せっかく日曜開けてるのに、なかなか、梅雨明けまで期待できないなあ。

ＦＰ３級は合格しとったけど、９月９日に速やかに２級合格しときたい。
日曜営業を始めたので、いよいよ勉強時間が苦しい。
ほとんど地の知識と社会経験からくる感覚だけで対応せざるを得ない。

そう、９月２３日には、うちの主催で将棋大会するということで、仮の開催要綱も何枚か配ってしまったから、もう後戻りできません。
誰か、安く、将棋盤と駒のセットを調達する方法を教えて下さい。
１０セット以上用意しないといけません。
これを個人でまともに買って用意するのはバカバカしい。

９月は、この２大行事があるので、日曜営業をどうすべきか悩む。

最近は、梅雨にくわえて、近隣で工事がないという条件の中、悪い日の下のラインがじわりと上がってきたと感じるし、じわりとリピーターや強固な固定客の増加は感じている。
しかし、どこでもこの時期はそうだと思うけど、低調だ。
下のラインは上がったが、いい日がない。
中の上までいく日が２週に１日あるかないかだ。

５月は、昨年比で２倍近いと以前に書いたが、開業からまだ間がなかったから比較の対象にしにくい。
７月同士で比べたら、せいぜい１．３倍ってとこか。
まあ、悪い数字ではないと思うし、いい方だと思うが、すごいという数字でもないだろう。

今日や一昨日のような本降りの、誰もが遠くに行きたくなくて近場ですまそうとする日こそ、うちの徒歩商圏のポテンシャルがよくわかる。
駐車場はないし、自転車で来る人もこれだけ降るとほとんどいないから、ほぼ純然と近場からの徒歩のお客さんばっかりだ。
つまり、味とかそういう問題じゃなくて、このコアな商圏の客数が２倍もあるようなとこを店舗としてつかめれば、開業はまずうまくいくだろう。
まあ、倍といわなくても、うちの１．３倍ぐらいあって、席数もうちより多少でも余裕があって、家賃もまあ相場なら、明らかにまずくなければまず商売は成功するだろう。
うちの商圏は、食うだけには足りるが、儲けるには名声とかいい評判がないとしんどいということが、ここのとこの客足でわかる。

最近、ある程度、回転というかスピードを重視しないといけないと感じるようになった。
しかし、たぶん列の流れが速くなっても、うちはそうなると席が足らなくなる。
ちょっと県庁の近くの客数が多いことで有名なＳあたりで、１分とか２分に何人のお客さんが動いてるか計ってみたい。
１分に５人とか６人ぐらいいってるのだろうか？
うちは、レジ前に比較的種類の多い無料トッピングがあるし、ハーフセルフで、純セルフのように玉だけ丼に入れて出すのと違うから、１分に３人ぐらいしか進んでない。
まあ、これ以上早く進んでも、席が足りない。

これなんですよね。
セルフってのは、大きな資本で、広い店舗でやらないとしんどいというのは、ここなんでしょうね。
工場や倉庫のような建物でやるのが、究極の向きなのかもしれない。
そこへいくと、うちは中途半端だ。
それにうちの近くほど弁当屋や食堂や喫茶などがあり過ぎると、我慢して長時間並ぶ人がいるとは普通には思えないしね。
半径２００ｍに１０はあるしね。
ポツンと、歩いて他に移動できないようなとこにある方がいいこともありそう。
うちに来ようとしてる方の数は、実際のうちの客数よりも多そうなのに惜しい。

こう考えると、製麺機メーカーの講習のお客さんの大半が香川以外で開業するのはわかる。
セルフが大資本に有利で、一般店のように付加価値をつけようにも香川の人は夜うどんを食べないし、うどんに高額を払う習慣がない。
かといって、深夜のお店をやるにも、新参の個人では、強豪揃いの既存の深夜店に太刀打ちするのはしんどいだろうし。
夜の食べ物になる東京などでやる方が商売としては、おもしろいだろうなあ。

日曜営業の分析

初の日曜営業は、体制が３日ほど前にやっと整ったのと、パートが不慣れなので、あえて宣伝をせずに、隣近所の人も開いてることを知らない状態で初められました。

近所のうどん店の方に見られたら恥ずかしいので、あまり詳しく書けないとこもありますが、書けるとこは書きます。

開けたことで要ったキャッシュでいうと

人件費　　５，０００円
光熱水費　２，０００円
仕入れ　　
　麺　　　１，０００円
　出汁　　２，０００円
　薬味など　　５００円
　飯類・天ぷらなど
　　　　　３，０００円
計　　　１３，５００円

に対して
売上げはたったの１０，４２０円でした。

キャッシュで３，０００円開けて損しました。

まあ、調査費と割り切れないこともないし、
まったく宣伝してないので、来週でもプラスマイナスゼロぐらいにはなるでしょう。

１１時～１３時の来客は２２人。
うどんジムの予想は、２０～２５人。
最悪なら、１０人、上限で４０人と考えていたので、予想自体はうれしくもないけど、ほぼ完璧に当たりました。

しかし、５０～６０人分は生地を用意してたので、１４時過ぎまで茹で続けて、結局３２人。これで、１０，４２０円。
２２人の時点では、６，７７０円しかいってませんでした。

６０人ぐらいは、来るようにはなると思う。
うどんジムは、自店に関しては、こういう予想はかなり自分を当てにして良いと思えてきました。
これで、利益が４，０００円ぐらいでるでしょうか？
普段がこれなら生活はできませんし、たぶん、しばらく調査した感じでは６０人をそう大きくも超えないでしょう。
まあ、体がまったくキツくなくて、日曜にそんなに用事がないなら、やっても良いと思うけど、まともな商売ではない。

しかし、日曜営業で、いろいろ新しいことを試してみて、平日にもいろいろ活かせそうなことが見えて来ました。
月１、２万ぐらいのコストダウンや多少の売上げアップ方法が見えました。

バッテラは、原価の割りにかなり安い値に設定したけど、強く勧めた知り合いの一個以外はまったく売れませんでした。
これは、マジでうまいっす。
まずかったら責任とりまっせ！
お金返しますわ！
と胸張って言えそう。
でも、うちのお客さんは、目新しいものにはびっくりするほど飛びつきません。

いろいろ実験をしたり、日曜独自の役割を持たせようと思うし、やってみて、ちょっとしか製麺しなかったし、短時間だったので、意外に体も楽だったので、大幅なキャッシュマイナスでなければ、利益がちょっとでも休みがなくなってもしばらく続けていいなあと思いました。

初めてのお客さんが土曜日よりも多かったし、客単価は３３０円前後と平日の約３８０円に比べて低い数字でした。
平日は男性サラリーマンがほとんどだから当然か。

また、うどん巡りなので、数店を順番にまわっているという人は、当然１つのお店でたくさん食べたりしない。
今日は、１５人ぐらいは観光客かうどん巡り客だったと思う。