goo blog サービス終了のお知らせ 

うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

梅干と醤油

2007-08-30 22:09:21 | Weblog
栗林公園の前で、売るものの候補ができました。

梅干と醤油です。

うちで毎日どんどん使ってるから回転もいいし、それぞれ保存も利くので、1日に仮に、一人のお客さんが来なかったとしても、損はしません。

一人もお客さんが来なくても損しないといえる商売って普通ないと思う。

人もやとわず、設備投資もせず、自分で加工せずに、土曜のうどん店閉店後と、日曜日に本を読んだり、洗濯をしたり、テレビを見ながらできる。

その代わり、うちは、イオンやマルナカさんよりも同程度のものを安く売るつもりです。
個人で、そんなことを言い切れるお店ってまあそうないと思う。

なぜそれができるかって?

よそが3割粗利を乗せてるとこをうちは1割台でもいいと、梅と醤油に関しては思ってるからです。
この後、惣菜屋か何かが稼動しだしたら、そこは普通の価格設定をしようと思ってますが、今仕入れてるのと同じ梅と醤油に関しては、そっからの利益はほとんどなくてもかまいません。

讃岐うどんブーム

2007-08-30 22:03:15 | Weblog
讃岐うどんブームというのは、どういうものか?

「讃岐うどんブームだからお客さんが多いでしょ?」
という人がときどきいる。

讃岐うどんブームでお客は増えると思いますか?

このブログは、経営者側の立場にも立てる、一消費者でない人向けに書いているので書きますが

ごく自然に常識的に考えて、ほとんどのお店でお客が減り、かなりの店が壊滅的なまでに減るとしか数字的に思えないでしょう。

ブームで来る方は有名店に行くのがほとんど
その他の店にブームだからと来る人は駅構内とかはともかく、売り上げの1%ぐらいのものでしょう。
2、3日に一回のペースで観光客の方が、3人とか5人とか来られると目立つし、うれしいけど、ブーム関連のお客さんが2%を超えるようなお店は900店のうち、半分はないでしょう。

ところが、人口減、若者減や、公共事業減による土建屋さんの減少などで、うどんを食べる人の総量は、ブーム以前よりも減ってる。
お土産麺などいろいろあって、讃岐うどんの工場なんかは製造量は増えていると思うが、普通のお店には関係がない。

また、ブームは情報の流通の爆発的な増大です。
情報化社会が東京一極集中を生んだのと似てますが
情報が流通するということは、いいところとか競争力の強いところの情報が流通するので、そうでないお店も、それに合わせないと競争しにくくなるわけです。
昔なら、茹でてから2時間ぐらい経った麺を出してるお店でもつぶれなかったかもしれませんが、今なら辛いことになるでしょう。

100円台のセルフだと、大規模店か回転に自信がある人気店でなければ、30分とかで捨ててたら、原価率が危険水域にすぐに行くでしょう。
長く茹でおきができないのであれば、営業可能時間も短くなります。

茹でおきしないのが常識のお店にお客がどんどん流れれば、昼のを長く茹でおきして3時や4時まで営業するようなことをしてれば、もたないかもしれません。

讃岐うどんブームでうどんを食べる総量は香川県内では増えてないのに

お店の数は、ここ10年ぐらいで数百ぐらい増えてるし、大手の進出もある。
もちろん、大手の進出などはうどん店以外の飲食店のパイも取っていると思いますが。

讃岐うどんブームで売り上げが上がったお店って、うどんジムは超有名店の経営者に知り合いがいないので、直には聞いたことがなく、ほとんど、うどんブームで売上が下がったとかつぶれたとかつぶされたとか言ってます。

別に彼らが努力してないのでも標準より劣っているのでもなく、ほとんどのお店にとって、構造的にうどんブームはお客を減らす働きになるのでしょう。

マクロにみると、総需要が変わらずに、お店の数が倍になったのが讃岐うどんブームを簡素化した見方でしょう。
ただし、マスメディアに乗って大儲けできる強者が出やすい環境にはなったのかもしれません。

ハイリスク・ハイリターン化だけど平均期待収益率は大幅に下がったといえるでしょう。
とにかく、昔からやってたお店がつぶれやすくなったことは、多くの店主から聞いた感じでは間違いなさそう。

とはいえ、うどんジムにとっては、讃岐うどんブームってのはけっこうありがたいです。
うどん屋の地位の向上には多少つながってると思うし、自分の地域振興に対する考え方を聞いてもらいやすくなってる。
また、売上増につながってるかは不明だけど、とにかく最近、取材を受ける回数が多い。

単純にいうと、讃岐うどんブームで動かれる方は思い出づくりの意味が大きい。
だから安いお店に流れるが、実際は高速道路に乗って来たりしててお金はたくさん使っている。

ただ日々の食事をするだけのお店の立地は絶対的に利便性が高い人の多いところでないといけない。
並のセルフうどんはそれにあたる。

しかし、思い出づくりになるような付加価値を認められるお店なら、立地の利便性はそれほど求められない。

高級フレンチもそうだけど、それと同じ理屈が、100円程度の超有名うどん店にも通ってます。

原則、家賃を払うなら、客単価が低いお店ほど、立地が良くないといけないわけです。
高いお店ほど、腕とPRで、立地が悪くても勝負しようがあるわけです。
単価が低くて、立地が良くないのは、家賃を払ってないからできることで、S級店といわれるとこは、どこも家賃は払ってないでしょう。
今なら、払えるお店もあるかもしれませんが、もともと払って商売をしてたらああいいう形態の商売にはなっていかなかったでしょう。

讃岐うどんブームってのは、あんまりパイを増やしてない競争の熾烈化だから、参入する人ってのは、そうとう心してかからないといけないわけです。
ブームの影響って、プラスはゼロだと思ってた方がいいですよ。

うちで、1~2%が純にブームによるお客さんだと思いますが、ブームによる大手の進出がなければ、3、4割はお客さんが増えても不思議ではないと思いますもん。
ただ、うどん店主の仕事が楽しい仕事になってるのはひたすらブームのおかげだと思います。
うどんジムはつまらん仕事だったら、収入が1.5倍以上になってもやるつもりはないので、ブームは個人的にはありがたい。

ただ、産業政策というか地域政策としては、手放しで良いように言う人がいるのは、ちょっととがめたくなるときがある。

孔子先生に失礼や!

2007-08-29 06:55:57 | Weblog
よく強権的とか非民主的な政治や行政に対して
「こういうやり方は、民はよらしむべし、知らしむべからずだ。」
とか言って、誤解して、論語出典の言葉を持ってくる人がいます。
テレビで政治家やマスメディアのベテランの人や大学教授なんかが言うので、ちょっと辛くなります。

国民に十分に説明せずに法案を通そうとしたり
住民に十分に説明せずに道路建設を急いだりするような場合に

情報を与えず、盲目的・強制的に従わせようとする意味として使う人がいるのは、間違いの中でも程度がちょっとひどいと思う。

聖人とあがめられる孔子大先生がそんなことを言うか!?

もし、「子のたまわく(孔子先生はおっしゃった)」で始まる論語の言葉とも知らずに言ってるとしたら、なおのこと。
知ってたら、直感的に、強権政治の奨めとの理解に疑問が出るやろ?

「べし」は命令でなく、可能の意味で

人民を従わせることは可能であっても、政治についてみなが理解できるわけではない。

という意味でしょう。

「情報を与えるな」ではなく「与えたとしても、みなが理解できるわけではない。」が正しい。
だから、そのすぐ後に、中程度の人になら語って理解してもらえるが、それ以下の人には難しいという旨が書いてある。

今でも、テロ特措法とか、年金の問題とか、現政権の評価や改造後の閣僚の評価なんか、普通の人には、評価の材料がとぼしい。
かなり社会経験のある人か、それぞれの分野分野に精通していなければ、理解してもらえないだろうし、それが、世論調査や投票・選挙にはねかえるとも限らないだろう。
だから、失言やスキャンダル、容貌や語りの歯切れの良さ・上手さなんかが、政策の内容よりも大きく影響することが多いのは、衆知のことだし、ワンフレーズポリティクスや劇場型政治などの負の面が語られることも同根だろう。
論語の時代の政治と民の関係は、本質のとこ現代でもあまり変わってないなあと思わせる。
さすが、古典って色あせないね。

ただ、みなが理解できないからといって、情報を与えるなという話ではないだろう。

孔子先生は
情報を与えず、盲目的・強制的に従わせろとか言ってるのでなく、

政治とは難しいもので、多くの人が必ずしも理解できるわけではない。
だからこそ、政治のリーダーは、自分の行いを正し、良い行いを積むことで、人々を引っ張って、その徳によって従わせるだけのものを持たなければならないと説いているのでは?
強制力で従わせることも可能ではあろうが、孔子先生が徳を重視して弟子を導いてきたことを考えると、わざわざおっしゃるからには、政治のリーダーは徳を積むべきということだろう。

そう考えると
世間に流布している、曲解・誤解がどんだけひどいもので
そういう理解が孔子大先生に失礼で
その尊い言葉を現代において無価値にしているか
うどんジムが「ちょっと待ってや。それはあかんやろ!」と言うのもわかっていただけると思う。

補足 プロ野球選手の大きい小さい

2007-08-24 23:14:58 | Weblog
さっき書いたことの補足ですが
プロ野球選手で身長170cm前後で入ったような人ってほんとに一軍定着やレギュラーになった人の確率高くないですか?

直感だけど、半分ぐらいなってない?
プロ野球選手の平均って180cmぐらいはあると思うけど、一軍に定着したり、レギュラーになる確率って、何分の1ぐらいなんでしょうか?

理由をちょっと考えると
ほんとに小さい人はいろいろ考えながら野球やってきたんだと思う。
また、プロになるときに小さいからといって反対されるから、通用するかどうか、大きい人よりもきちんと考えた人が多いと思う。
また、小さい人には、割りにパターン化された役割が与えられ、やるべきことがはっきりして無駄な努力をせずに集中できるのでは?
古くは広島カープの正田とかもそうだし、V9の土井とか、犠打世界記録の川合とか、もっとも川合さんはそこまで背は低くなかったとは思いますが。。。

イチローだって、球に与える衝撃の大きさはともかくスイングスピードは球界1と言われ、ドームの看板にポンポン当てるような大ホームランも打ってましたが、出塁を高めるというはっきりした役割を与えられ、それに徹しているのでホームランが少ない。
事実、オリックスでも他でも、3番を任されたときは打点もホームランもかなり上位にいっていた。
小坂も赤星も藤本も青木も役割がとてもはっきりしているのに対し、

高校時代に体も大きく、パワーもあって、という人は、プロで何をすべきかが小さい人に比べてわからないまま入ることが多いのでは?

それらを考え合わせると、小さい人の方が、プロ野球で成功してる率が圧倒的に高いといううどんジムの仮説は、理由についてはかなり説得力があると思う。

数えてみんことには、この仮説は評価のしようがないのですが、暇があって選手名鑑を眺めてみて、身長が175cm(たいてい2、3cmサバ読んでるからここまでは、170cm前後とみていいでしょう。)以下の人にどんな人がいるかをサーっと眺めて、全選手中の一軍率と比較してみたら、ものの10分もあれば、当たってれば当たってる外れてたら外れてると割りにすぐにわかると思います。



あのおばあさんの講演についての噂

2007-08-24 22:40:52 | Weblog
香川県のうどん屋さんで一番有名なあのおばあさんが
しばらく前に、坂出の某ホテルで起業についてのセミナーの講師をされたというのは知ってる人は知ってると思います。

うどんジムもちょっと行きたいと思いましたが、店を休まないと行けなかったので、当時、そういう選択は考えもしませんでした。

その場に中心的なスタッフとして居合わせた人に聞いたのですが
単に人寄せでなく

起業を志す人や、ゲストの経営コンサルタント陣や社長連中を前に、聞いて楽しく、感銘を与え、役に立つ話ができる素晴らしい講師ぶりだったそうです。

今までいろんな社長さんや著名なコンサルタントを呼んで講演をしてきたけど、そのスタッフの方によると、そういった方たちとの比較でも、もう圧巻の中の圧巻だったそうです。

最後に、講演を終えた後に「お土産として、うちのうどんを持ってきました。」
と言ったときに、誰もがもらえるのかと思ったらしいのですが、「2つで、千円です。」とか何とか言って、出口の前で売ったそうです。

これには多くの人が驚いたようですが、たぶん全員が買っただろうとのことです。

そのスタッフによれば、商売をするというのは、こういうことなんだ。
いろんな機会を気転を効かせて活かさないといけないし、いい話をしたり評価されれば売れるし、おもしろくない話をしたらお土産を売ろうとしても冷たい目で無視されるし。
商売人の在り方をその存在自身で示すことができる人だったと。

そして、謝金は受け取らず帰り

多くの関係者に
おばあさんよりも遥かに高額で呼んだ東京から来た著名コンサルタントは失敗だったなあ。
と、その比較で言わせ、感銘や余韻をスタッフ連に残して帰ったそうでした。

努力して10秒台になった人とはじめからの人

2007-08-24 21:35:46 | Weblog
こないだ100m走の歴代の10傑のことを書いたんですが

はじめ低いレベルから高いレベルになった人と
はじめからナチュラルバワーだけでも高いレベルになった人

この2人が同等の力だとすると、この先どっちが勝つと思いますか?

うどんジムが見たところ、世界のトップに上り詰めて注目されるような人は、後者が多く、高いナチュラルパワーの上にさらに大きな努力をしていると思います。
たとえば、イチローとか。
ただ、趣味ではじめた時点でも目立つレベルでなかった人が世界のトップレベルまで上り詰めた例も、普通に多いと思います。

うどんジムは何が言いたいかと

ほとんど世間の多くのことをながめた感じでは、
努力して低いレベルから上がった人の方がその後も大きく伸びてると思います。
ナチュラルパワーの高かった人はその後、努力して下から這い上がった人に負け続けてることの方が多いと思います。
ナチュラルで上手な人の方が素質が高くて、伸びしろも大きそうに一見思うかもしれませんが、世の現実として普通の人同士の比較に当てはめると、たいていのことは熱意をもって継続してるかどうかという問題が、素質よりもたいてい大きい。

うどんジムが努力型が好きで、天才肌が嫌いだということはまったくありません。

世の中でほとんど、伸びるかどうかを決するのは、

継続すること 打ち込むこと 自分をコントロールすること 好きで楽しくてやってること  浮気しないこと たくさん時間をかけること いつも気にかけていること

そういう気質的なことだと思うからです。
他にも気質的なことで言えば、自分の性に合わんことでも、人から勧められたことにトライするかとか、嫌なことがあっても眠れるかなんてこともあると思います。

ナチュラルバワーで高みにあって、競技をはじめてから、伸びたか伸びてないか、好きか嫌いか、それに打ち込むかどうか?
などが未知数な人よりも

継続して、自分をコントロールして、打ち込んできた、そんな実績とか事実がある人の方がたいてい、後々を見たら伸びてると思います。
確かに、はじめから高いレベルの人が努力するとそっちが勝つことが多いのも事実ですが
努力をちゃんと継続していく人の確率って少ないんです。

ナチュラルで上手な人もちゃんとやらんと、継続してる人には勝てんのです。

冒頭にも書いたように、低いレベルからそれなりに高みに上った人は、自分の生活を律したり、練習や戦術でいろんな意図を持ってやってきたり、それが好きだったり、コーチや監督に不満を持っていたかそうでなかったかはわからなくても、少なくともそれなりに人間関係などにも自制を効かせて来た確率は高いでしょう。

もう一つ言い換えると
低いところから上がった人は、自分の力を大きく伸ばすとか、自分を大きく変化させることができた人です。
ナチュラルパワーではじめたばかりで上手な人は、自分を大きく変化まださせてません。
意図をもって自分を良い方向に大きく変化させた実績をもってるってことがことの他重要なんだと思います。
こういう経験はその後もいろんなことに役立ったり応用が利くので、伸び続けることができる原動力にもなるし、難しい局面で伸びる方向に進むための地図の役割も果たすのだと思います。

うどん以外の一般的なこととして言いたかったのだけど
うどんについても、けっこう共通しているとは思います。

国内の高校で100m走で歴代10傑に入るには、10秒3か4を電気時計で出さんといかんのですけど、全体の10傑は10秒2台までいけばいいんです。
高校でそこまでいった人は、たぶん、卒業してもすぐに競技止めてる人あまりいないと思うんです。
でも、0.2秒か0.1秒を上げてる人が、一人しかいないんです。
止めてようが続けてようが、
まだ高校生だというのにそこから天才君や早熟君は伸びてない。
100m走のような短距離種目は才能のものと一般的に思われているようですが、それでも、そうなんです。

どういう人が伸びるのか、
世の中の多くの人は、誤解してることが多いと思います。
よく野球選手で「彼はプロに行くには身体が小さいとか」言われてる人がいますが、小さい人で、大きいドラフト候補生よりも高校時点で競技レベルが高いから、そういうことを言われてるんでしょう。
何か、有り余る特別な何かを持っているから、そのレベルまで行ってるのは、頭がよく、セルフコントロールができる人が多いのでは?
早稲田の斉藤しかり、桑田しかり、イチローしかり、今治西の熊代なんてどうでしょうか?
阪神の藤本や赤星や巨人の小坂やヤクルトの藤井や青木など
プロ野球選手になるには身長が低いことは普通に考えたら不利でしょうが、不利なのにそれでもプロまで行けた人を眺めてみたら一流になってる率って、大きい人よりもずいぶん高くないでしょうか?

うどんジムが見る限り、プロ入り直前に同等のレベル同士なら、身体が小さいドラフト候補生は、大きな候補生よりも高みに上っている確率はたぶん高いと思います。
いっそのこと数えてみて、世の中の、バカバカしい誤解をひっくり返したい気もする。

そう、どういう人材が伸びるのか、伸びてきたのかがわからないと

人材って育成できないでしょう。

地域の力を伸ばすってことも、地域のどういう人材が伸びるのかについての誤解をといて、曇りや迷信から逃れた目で見ないことには、地域が力をつけるということも始まらないと思います。

日曜営業モニタリング

2007-08-20 22:04:26 | Weblog
やっぱり、酷暑だと人が普通には歩いてない。
自転車の通行の少なさはすごくはっきりしてます。

35人ぐらいで10,570円でした。
こりゃ、普通に考えたら、見込みはないですね。
うちのお客さんはもう日曜日やってるの知ってると思うし、うちのお客さんでなかった人ってのはなかなかそう増えるものではない。
それに、用事ができなくて、いろいろ作業の時間がずれたり、疲労が極限に近づいて明らかに、体調が悪くなってるからね。

やっぱり、日曜営業はやるべきではないなあ。
自分のように、一人営業で、家族無しだと無理や。

前の経営者のマネはできん。
最近、酷暑、猛暑だから、明らかに客数の割りにトッピングの出が悪いので早く店を閉められない。
だから、平日も土曜も日曜日もそこそこ営業時間を引っ張っている。
これで、引越しとかやってたらほんまに病気になりかねん。

9月は日曜営業やめ!
決めた!
無理!

売上げが悪い日とかつくってはいかんのは、体調や品質を落とす可能性が出るからだと思う。
そりゃあ当然出るんだけど、少なくする努力をしないと財務状況にかなり余裕のある人ならともかく、それだけ、体調や品質を落とす可能性をつくることになると思う。

といいながら、10月また日曜営業を復活したいとは思ってます。
引越しが終わってるし、将棋大会もFPの試験も結果はともかく終わってるし、酷暑でないから、うどんジムの体調にも余裕が出るし、空調の電気代が減るし、お客さんの食欲も上がるだろうから、再挑戦する意味はあると思う。

とにかく、売れない日をつくると体調が崩れる可能性は増す。
これはほとんどの店主についてそれを見て取れます。
だから、売れない日をつくってはいけないし、売れなかった日の理由や売上げが落ちる理由ってのは調べをつけられる限りはつける必要があると思う。
まあもちろん、わからんことが多いんですが、気に留めてさえいれば、わかる率は確実に上がるし、後に何かの情報を得て、合点が行くことも多いんですよね。

最近、熟成時間を大幅に長くした麺を午前中何度か出してる。
できたちは以前よりもいいと思うけど、時間が経つと切れやすい。
置き時間は短くしているけど、まだお客さんから感想を聞いてない。
うちは今までほとんど意図的に熟成時間を短めにしていたけど、ほんとうはもっと長くした方が麺の味がよく出ると思う。
うちは硬さや太さの加減と出汁の味でもっていたけど、ほんとうはもっと小麦の味が出た方が良いとは思っていた。
今後、もうちょっと熟成時間を長めにしていきたいと思ってます。

陸上の100mのランキング

2007-08-20 20:59:56 | Weblog
世界陸上が近いからか、たまたま、いろんな100m走のカテゴリーのランキングを目にした。

驚いたことに、中学で歴代10傑が1人しか後に高校で10傑に入ってないし、高校で10傑に入った人も1人しか後に10傑まで行ってない。

世界の男子でもジュニアの歴代10傑で後に全体の10傑に入ってるのは1人だけ。
世界の女子でもジュニアの歴代10傑が誰も全体で後の歴代10傑に入ってない。

これって、すごくうどんジムの琴線に触れました。

実はうどんジムは、100mは調子のいいときは10秒台で走れたと思う。
今でも、まだ練習してちょっとやせたら11秒台なら走れるかも。
こんな商売してなければ、年齢別で出てみたい気もする。

でも、中学のときは、クラスでまあ速い方というだけでちっとも目立ちませんでしたよ。
ただ、22歳ぐらいまでずっとぐんぐん速くなり続けてたみたいでした。
とあるマイナーな種目をやってたら、東四国国体の関係でナショナルチームのコーチをやってた人で香川に教員として赴任した人と会って、トレーニングの仕方の考え方に触れて、そこでウェイトトレーニングをやったら、直接関係なかった走力が別人のように上がりました。
地域対抗リレーや草野球や草サッカーに借り出されてる現役高校生の部で一番速いような人と走っても25歳ぐらいのときに走ってちっとも負けませんでした。
自分が高校時代や中学で陸上やってたころなら、逆に彼らは雲の上の存在だったと思う。

うどんジムがいろんなところで、うどんについてであれ、起業についてであれ、勉強についてであれ、地域や業界全体での育成ということを考えるのは、中学のときに指導者がいない部で一人で走っては大会で大した結果を出せずに挫折を感じた自分って何?
ていうあの思いは、ほんの少しは関係があると思う。

応援したり育成するシステムに、やる気のある人が触れられさえすれば、全然世界が違ったのにと思う場面があまりにも多くて、そのことが自分のブログの考えの根になってると思う。

スポーツ新聞

2007-08-13 21:48:30 | Weblog
うちは四国新聞しか取ってなかった。
今後もその予定です。

しかし、今日は休刊日。

そこで、スポニチをローソンで買って置いておいた。

普段、四国新聞に加えてスポーツ新聞を置くと、お金もかかるし、店の空気がちょっと好ましくない方に変わりそうな気がする。

西内裕美さんという人がミスエアギターとかで出ていました。
ガチャピンもすごいらしい。

エアギターって見たことがないけど、何が面白いのかちょっと想像がつかない。

たまに読むスポーツ新聞って、自分にとってはけっこう情報のおもちゃ箱という感じで楽しい。
目にしたのが1年ぶりぐらいだったからすごく新鮮に感じたのかも。

GISと立地分析

2007-08-13 21:38:19 | Weblog
開業前に大和製作所さんから、GIS(地理情報システム)とういのか地図上に国勢調査のデータを落としたうちの立地分析の資料をもらいました。

うちから、半径500mに飲食店事業所っていくつあると思います?

半径500mです。

なんと、150もあるんです。

そんなにあるかなあと思うけど、確かに、自分が思い浮かぶだけで、すぐに60は越すし、そう思って注意して、周辺を見てみると存在に気づいてなかった飲食店の
多いこと多いこと。
こりゃあ確かに、150ぐらいはありそうだ。

うちから100m以内だと、500mの5の2乗分の1だから、25分の1の面積だけど、うちを入れたら、6つか7つぐらいはある。
だから、25倍で150は計算が合う。


弁当屋やパン屋、ローソンなんかも入れたら、これらは飲食店事業所に入ってないかもしれないけどもっとライバルが多くなる。
観光通以北は、商圏が違うし、競合関係はないと考えてるけど、徒歩圏に昼食営業してるところが少なくとも50以上はありそうだと思うと、特定のライバルのことを考えるのはあまり意味がないような気がしてきた。

半径500mの昼間人口はたったの1万5000人弱。
この中には家にいる人や弁当を持ってきている人も多いはず。

その中に150も飲食店があってさらに弁当屋やローソンや、事業所登録してない社員食堂や中央や西武などの売りに来る弁当屋なんかがあると思うと、まったく恐ろしい過当競争です。

150の飲食店のうち夜しかやってないところもあるでしょうが、うちのすぐ近くで標本をとると7割ぐらいは昼食営業やってますし、うちの近辺は昼需要の方が手堅そうな地域だから、150のうち100以上は昼食営業をやってると推測してます。

ところで、この昼間人口と飲食店事業所数のバランスは全国的にみて、まったくの普通で特に多いわけではないというのが大和さんの資料に書いてあった所見です。

100人の人口に1件の飲食店がだいたい普通ということで
従業員、その家族、バイトなんかも含めると、飲食店関係者ってむちゃくちゃ多いですね。

この辺は、昼間人口が夜間のほぼ倍なので、昼間人口のほとんどは働いてる人なんでしょう。
じゃあ、100人のうち、6、7割が昼に外食するとして、1件60人ぐらいのお客さんを取らないといけない。
そこに、有名うどん店のような200人ぐらいを吸収するところがあって、喫茶のように、朝から飲み物中心で稼ぐとこもある。
また、自分の家でやってたり、家族労働だったりもある。

そこらから考えると、セルフのうどん店は単価も低めだし、昼しかなかなかお客さんが取れないし、うちは家賃を払って家族労働なしだから、120人は来ないとまともな生活はできそうにないなあという計算が立ちそう。

いろいろ、立地分析をするに、家賃相場から逆算する方法もあれば
人口と事業所数のような国勢調査のデータから適正を求めていく方法もあると思う。

マクドナルドなんかは昔からこんなデータを分析してたから、極めて出店の失敗が少ない企業として知られているらしい。
セブンイレブンも出店の失敗が少ないらしい。

仮に、大学の近くなんかで店を出すと
大学は計3ヶ月ぐらい休みがあるので、
年間を通すとかなりしんどい時期が多いらしい。
大学以外にも事業所などがしっかりあるかの見極めが必要だと思う。

日曜営業モニタリング

2007-08-13 21:22:36 | Weblog
12日は、やっと17,170円
50人弱だったでしょうか?
近所の一つの親類グループで12名来られたので、このグループに気に入られるかどうかで、毎年お盆の好不調を左右しそう。
釜玉5人連続だったので、最初のと5番目の具合にちょっと差がでたかも。

だんだん、お盆とか日曜日も、認知が高まったのか、少しずつ良くはなってるけど、平日の方がまだまだ圧倒的にいいし、変動が大きくて、計算が立ちにくい。
正直、毎日、温暖な気候で、周囲でそこそこ工事をしてて、みなさん出勤されてる普通の日々が毎日続いてくれるのがいいなあと思う。

うどん関係者の会

2007-08-05 23:59:00 | Weblog
今日は、某中華料理店で
うどん関係者の会が開かれました。

某ご意見番の方と今後開業を計画している方3名が一緒でした。

こういう会はいろんな意味で有意義だと思った。
時間が過ぎるのが早く感じました。

8、9、10月にやること

2007-08-05 23:51:50 | Weblog
8月は、家の引越しをしないといけない。
日曜営業もしているので、引越し準備もする間がない。

これで、将棋大会の企画と、FP技能士2級の試験は負担が大きい。

FPは自信はあったけど、本を開ける間もないのでは厳しいかもしれない。
こないだ、先を見据えて、1級の試験の問題集を見たけど、これぐらいは難しいとは思わないけど、やっぱりきちんと勉強はしないといけないと思う。

2級は難しくはないと思うけど、これだけ時間がないと落ちる可能性の方が高くなりそうな気がしてきた。

揚げ物屋の計画もあるし、そろそろうどんの方もメニューにも工夫をしないといけなし、ブログの更新もできるかどうかと思えてきた。

日曜モニタリング

2007-08-05 23:45:05 | Weblog
先週の日曜日は40人強で、16,350円でした。

今日は、約40人で、14,110円でした。

だいたいの線は見えて来たなあと思います。
やっぱり、45人ぐらいはすぐ行くし、何かブレイクするようなことがなければ、限界が60人ぐらいかなあと初期の予想が当たっているような気がします。

でも、最近は、バッテラ6個はわりと早く完売してます。