うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

高松で百人一首の公式戦ってあるの?

2007-09-29 23:53:45 | Weblog
こないだ将棋大会を主催してみて
あまりに運営が円滑で楽勝で、特別には何の準備も苦労も無かったような気がする。
これなら、もう一つぐらい地域で文化イベントができるなあと思いました。

でも、準備とか場所とか予算などいろいろ考えて負担が大きいことはできないと想う。
将棋より楽勝なこととして、百人一首のカルタ大会が思い浮びました。
うどんジムは中高と校内大会には出ていたので、だいたい大会運営のイメージはできてます。

百人一首大会なら簡単に開催が可能。
ただ、面白い企画になるかなあ?
参加希望者が現れるかなあ?
そこが心配。

参考に高松で百人一首の団体とか大会があったら接触してみようと思ったけど、よくわからなかった。
競技の百人一首の大会とかチームって高松にあるの?

将棋大会
百人一首
業務用の粉の少量販売
だんだん、うちの地域での文化貢献分野が広がってきました。

そろそろ自宅にネットを

2007-09-29 23:37:30 | Weblog
こないだ、うちの主催の将棋大会の優勝者の方から
「将棋倶楽部24」というネット将棋のサイトを教えてもらった。
こんなすごいものがあるのかと驚いた。

将棋がしたいわけでないけど
うちもついに、自宅にネット環境を整えることにしました。
明日、申し込みに行こうと思ってます。

うちは栗林公園の前の店舗で、日曜日だけですが、雀とか白椿とか緑アヒルや夢2000のような業務用の小麦粉を1kgか2kgぐらいの単位から販売しようと考えてます。
自宅でちょっと本格的にうどんを趣味で打ちたい人のためになればと思ってます。
これはほとんど趣味やボランティア感覚です。

こういう近所の人が多数利用するとは思えない事業の開始や価格の変更などを周知するためには、自宅にネットが必要だと思いました。
ネットカフェで更新してるのではいかんと思いました。

数字は果敢な挑戦のために

2007-09-24 14:56:33 | Weblog
うちは、スタンプカードはセルフで押してもらっています。
入り口の近くにあって、「押してください」とスタンプのそばにボードを掛けている。
ときどき、「セルフだとこっそりたくさん押すことができるね。」とおっしゃる方がいます。

うどんジムはそんなことをまったく気にしたことがありません。
今までに、こっそりたくさん押した人は1人もいないと思うし、そのことで、損害が出た金額は創業以来、1円もないと思います。
もし、うどんジムの見当違いがあったとしても、月に100円なんか絶対にない。
それは150%言い切れます。

もし、列ができているときに、いちいちスタッフがスタンプを押して、1日に1人でもお客さんの回転を落とすようなことがあれば、月10,000円ぐらいの損になります。

また、お客さんに対して、大らかな気持ちで絶対の信頼を置いているということを示すのは、お店にとってもいいことだと思います。

うどんジムの経験では、うちのお客さんは絶対に不正はしない。
もししたとしても、延べ10,000人に1人が悪意というよりも勘違いで100円程度のことをするぐらいのもので、絶対的に、気にして対策を取るべきものにはならないことに何の疑いも持っていません。

一方、不正ではないんですが、梅のサービスに関しては、はじめは「お一人さまお一つでお願いします。」と書いてあったんですが、ずっと、節度のあるお客さんばかりだったので、注意書きをなくしたら、7つとか入れる人が出て来ました。
これは、強い味に慣れたらどんどん強くしないと物足りなく感じることもあると思います。
たぶん、注意書きを再開したら、それに気がついてる方でそれでもたくさん入れる人はやはり無視していいほどそれこそ、千人に数人程度のものだと思います。
それも、わざとでなく、偶然くっついたという程度のことで、くっつくのは別にかまわないんです。
まぎらわしいことは全て、お客さん有利に解釈するのがうちのルールなので。
ただ、紀州梅のサービスはたくさんの方に複数個取られると採算上継続がとても難しくなるので、どっかで考える必要が出てくると思います。
一人一つ程度で、うちの営業が普通に回ってる限りは、梅のとんでもない値上がりがなければ、ずっと続けようとは思っています。

うどんジムは、このブログでは、数字を多用します。
個人が脱サラする場合に多少でも参考になるよう、経営しながら考えていることや自分なりの経営判断を差し支えない範囲で公開する場だから、数字が出ないと意味はないのですが、数字を多用すると、慎重だったり、神経質な感じがすると思う方っていないんでしょうか?

もし、セルフうどん屋でスタンプをスタッフが押してたらたぶん仕事になりませんから、結局は導入できないということになります。
その方が無意味に慎重だと思います。

「その心配は100円程度?100,000円程度?10,000,000円程の心配?」がわかることで、心配しなくていいことを思い切り無視して、事業の手数を打ったり、スピードを上げられるのだと思ってます。

数字ってのは、誰かの言葉を借りれば、「挑戦するために知る」のだと思う。
また、大きなトラブルや不安に見舞われたときに、その損害の最大限を数字で知ることができれば、それなりに心が落ち着くでしょう。
それが見えずにとにかく「すごい」損害の可能性があるという風にしかとらえられないときは、不安をコントロールしにくいと思います。

数字の分析で、「これは無駄」「これは意味がある」「これはもし失敗しても損を最小に抑えられる」というつかみができると事業の手数が打て、スピードが上がると思います。

うどんジムは、近く、コピー用紙にサービス券を印刷して、無限にコピーして人にあげることができる旨を書いて、近隣のオフィスや知人にどんどん配布しようと思ってます。
これがヒットするかどうかわかりませんが、これ自体で損をするってことはまずないと考えてます。
たとえば、かけ1杯無料券を無限にコピーして配布してどんどんお知り合いにあげてくださいとやって、期限を1ヶ月にして、期限内のお一人様の利用回数を1回か2回と設定した場合、うどんジムは絶対に何千枚使われようが損はしないと考えてます。
うどんジムの経験では、そこまでやっても案外期待したほど無料券を使ってくれないということはあっても、使われすぎて損をするとか、期限内の利用回数を無視して何度も使って不正をするような人はまったく現れないと過去のキャンペーンなどで確信してます。
たぶん、1万枚延べ利用されても、不正はたぶんゼロ、マックスで2人といったとこでしょう。
大企業は人間の行動特性をよく研究してるし、計算も得意。
だから、はなまるさんなんかは105円のうどんだけを30回オーダーされれば必ず損をするうどん定期なるものを一定の期限を設けながらも果敢に発行するし、クリスピークリームドーナツもダースで無料で何千も街頭で配ったりする。

数字を知れば、果敢に挑戦ができる。
数字を知れば、意味のない不安に襲われることはない。

ただ、実際に、数字を分析してみれば、商売を個人で始めた人で、とくに飲食店の場合は圧倒的に成功してない人が多いし、開発された新商品もほとんどはヒットしません。
だから、数字を見たら、やらないという消極に走らせる側面もあるでしょう。

数字の分析の二つの側面の果敢さと慎重さ。
これを両方きちんと意識できて実行できたら事業が拡張し、継続するのかなあと思ってます。

将棋大会

2007-09-23 23:10:06 | Weblog
ついにうちの主催の将棋大会が無事終わりました。
15年以上前には公式戦にもけっこう出てたうどんジムとしては、決勝戦まで5試合もしたのに、10時に始まって、1時ごろに終わったのは、ずいぶん早く終わったと感じました。

いやあ、15人以上は、来たいと言った人や申込書を出した人がいましたが、当日、9人しか来ませんでした。
といっても、9人だったら、そう不満はありませんが。
5人リーグを2つつくって総当りにして、各リーグ1位と2位で勝ち上がりの人をそれぞれ決勝と3位決定戦に、中学生以下の人で各リーグで成績のいい人を決勝であてて少年の部の決勝にしました。
小学生の2年から4年の人が計4人いました。
人数が少ないので、大人子供混合でしましたが、結果は大人の貫禄勝ちでした。
ただ、小学2年の人が大人から1勝を上げました。
2年だと思うとかなり強いなあ。

いやあ。
うどんジムは出場するつもりはまったくありませんでしたが、朝、突然「急用で出場できません。」という電話がかかってきて、各リーグの人数が合わなくなったので、受付開始後になって代理出場させられました。
ふっふふふ。
リーグで全勝しちゃいました。
あまり勝つつもりはなかったし、ほんとのとこ自分より強い人は3人ぐらいいたような気もしますが、何かうまいこと相手が間違ってくれました。
決勝は、しっかりと押し切られましたが、うどんジム、意外に試合になったら強いでないかと思いました。

運営はすごく円滑にいきましたが、もうちょっと楽しめる企画があっても良かったかなとも思いました。
やっぱり10人で無差別でやると、力の差がありすぎる試合が多かった。
一方的な試合が多いと考えようがないので、試合時間が短くなることが多かった。
これは結果としては円滑な運営につながったと思うけど、これで皆が楽しめたかはよくわからなかった。
多くの人は喜んでくれたと思うのですが、主催者としては、少しでも良くしたいし、一人でも不満な人があればその気持ちにある程度までは応えたいと思う。
とはいえ、1回目はレベルがわからないし、10人だとクラス分けなんかできない。来年はもうちょっと周知して、20人以上の大会にしたいと思った。
いちおう1回運営したことで、ある程度、自信がつきました。
30人以上になっても、うまく運営はできそうです。

ビジネス街の長短

2007-09-23 22:32:36 | Weblog
うちのお店は、高松市のビジネス街の南端のすぐ東で、人気住宅地の北に隣接し、商店街の南端か、南に隣接しているといったとこでしょう。

公式的に、都市計画や自治会の制度なんかを考えれば、たぶん商店街なんでしょう。
しかし、うちのお客さんは85%ぐらいは、すぐ近くの勤めの人です。
たぶん、お客さんを分類して言うことに意味があると思うので、オフィス街とするのが意味ある分類だと思います。
そういう風に考えれば、土曜日は住宅地という様に相対的なものかもしれません。

これから開業するに当たってですが
オフィス街ってのは、短時間に集中的にお客さんが来るので、昼に来ると好立地に見えやすい。
ここに落とし穴がある。

オフィス街は、時間の広がりが少ないが、大手法人が立地しているだけあって、駐車場は法人が押さえていて、何十年近所に住んでたってすぐ近所に車置けないのが普通だし、家賃も地価そのものが高いので、商売の適不適に関係なく、安くなりにくい。

ところが、毎日のように来る固定客はつかみやすく、まったくガラガラにはなりにくいので、儲かりにくいが、食べていくとか、とりあえず、即つぶれるリスクは低めだと思う。
うちの近くは商業地区としては薄いし、オフィス街としてもそうは厚くはない。
が、家賃もそう高くないし、一定の固定客は非常につかみやすい。
ただ、膨らますのは難しい場所で、飲食店の商売の経験のある人ほど、難しい立地だという。
番町とか磨屋町や南新町のあたりは、商業もオフィスもうちよりは厚く、営業可能時間も長い。
競合も激しいし、家賃も高かろうが、何らかの事情で、いい物件を見つけ、少々家賃が高くても自信があるなら、そっちが良いかもしれない。
まあ、うどん以外に居酒屋がランチやってるとこなんかも充実してるから、どんな競争になるのかちょっと見当がつかないとこもありますが。
また、オフィス街としてのテナントの動向にも気をつける必要がある。
1社や2社に依存してると、そこに社員食堂ができたり、移転でもしたら、かなり危ない。

逆に、もっと、兵庫町とか内町とか丸亀町ほど中心になれば、どうか?
ちょっと競争が激しすぎて、中央商店街には、大きな店舗か大きな資本のとこしかあまり残ってないですよね。
これは、小さなお店では競争が不可能だから小さなお店がないと理解するのが正しいでしょう。
丸の内から内町、片原町方面はどうか?
ここも競争がけっこう激しい。
こういうとこにはあまり大手資本は出てきてないけど、どちらかというと下火の街なので、既存店は多いのだけど、その割に事業所や商業が薄く、地元の実力店との競争がたいへんだと思います。

ところで、駐車違反の重点区域って、今は栗林公園の東門から桜町に抜ける筋が南の端だったかな?
もうちょっと南まであったかな?
あまりよく覚えてない。
余裕でうちは入ってるから、端がどこまでか意識してなかった。

まだ広げるのかなあ?
こういう動向も、区域の端のほうの外側で開店を考えてる人は、多少気にしておいたらいいかも。
下手したら、2割から2倍ほども売り上げに影響するかもよ。

あと、工場で大量生産できるような大手の弁当屋もおそろしい。
安く、近いという意味では、そこには絶対に勝てません。
設備投資もしてないし、そこで家賃も払ってないし、固定費がまるでない。
一等地のいい時間に営業して、パートの2時間分の賃金以外に、出店経費がほとんどゼロ。
これから、炊きたてとか、温かい状態で、工場から質を落とさずに持ってくる技術が向上したら、店舗を構えている飲食店はどうやって競争したらいいのかな?
今はまだ、大したことはなくても、ほんの近い将来は恐ろしいなあ。
こんなん、原材料や原油高騰のあおりで、ビジネス街での販売の強化を図ってきたら、設備投資いらんから、ごくごく短期間で多くのビルにパートを派遣されて、かなりの数のビジネスマンをもっていかれかねない。
今は、個人でも、ご飯を保温する魔法瓶みたいなの持ってるからなあ。

プラス志向だから、リスクが主要なテーマになる理由

2007-09-23 21:50:32 | Weblog
うどん屋をはじめようと思ったら、成功した人の意見を聞きたいと思いませんか?
失敗した人の意見ももちろん参考になるけど、わざわざお金を出してまで聞きに行きたいとはあまり思わないのでは?

うどんジムの経験では、

成功した人に理由を聞くと
「とくに何もやってない。」
「立地がよかったね。」
「とにかく、味とお客さんを大事にすること。」

失敗したというか、意図に反して店をたたんだ人に聞くと
「○○が近所に出店した。」
「腰を傷めた。」「入退院を繰り返したら、お客さんが離れた。」
「事業所が減って、材料の値段も上がった。」

そんな感じです。

いい人の意見は、内容そのものは当たり前過ぎて、さして参考にならないもので
逆の人は、世の中か健康のせいにすることが多い。

何で、そんなのか、構造的に考えてみました。

いいことは単独では成立せず、効果の発現は即時でないことが多いが、良くないことは単独で成立し、悪影響は即時に出るってのはどうでしょうか?

お金を拾っても、有効に使うまでは、その人を幸せにしないけど、失う方はその時点で確実に不幸です。
交通事故で車に撥ねられれば、その時点で不幸です。
健康を回復するのも維持するのも息が長い話だけど、病気してないだけでは人は幸せにはなれないけど、病気した時点でたいていの人は不幸です。

逆にお店が成功する理由に当てはめればどうでしょうか?

店主の愛想が素晴らしくいいだけではプラスにはなるでしょうけど、お店が成功するとは言えません。
でも、おそろしく乱暴な店主だと、それだけで、人が入らないでしょう。

味が良いのも、立地も良く、ある程度清潔で、値段もそれなりに抑えれて、接客もそれなりに悪くないとか、プラス要素が複合して、複合の結果が浸透する必要があるけど。

味がはっきり悪いのは、即時に、決着がつきます。

勤勉でも、他のプラスとの複合がいるし、プラスが発現するのには時間がかかりますが、不勤勉による失敗は、即時に悪影響を与えることが多いでしょう。

つまり、成功した人の理由なんか
一個でなくて、時間をかけたいくつかの要素の複合の結果なんで、聞いたって、実際のとこはそのとおりにマネできないのが普通です。
成功した人の考え方のエッセンスや、その人となりに触発されることに意味はある
けど、その人の秘訣がそのとおりにこれから開業する人ができる可能性は低い。

たとえば、一個のプラス要素を実行できる人がそれぞれすべて1/5だとすると
1/5×1/5×1/5×......となったときにその人のいろんな条件に左右されて、どっかで成功するというのが多いのでは?

ところが、失敗する理由ってのは、けっこう単純で多くの人に共通で、ほとんど4つか5つのことで90%はカバーされるでしょう。
つまり、1/5×1で終わりです。

いいアドバイスでも、「食器洗浄器は買うべきだ。」って言われても、お金も厨房スペースもいるから、マネできんし、どう考えても、それだけで成功に結びつくわけがない。

でも、怪我したら終わり、金属片が混入したら終わり、立地の選定を間違ったとこに大きな初期投資したら終わり、とかこれらは即時で単独で、単独で成立するがゆえに、実効性のあるアドバイスができるんです。

プラスのためのアドバイスはほんとのところ、継続的にマンツーマンでやらないといけないんでしょう。
そうすると、しかるべきコンサルにつくとか、フランチャイズに加盟するとか大きなお金がかかります。

しかし、マイナスを防止するためのアドバイスは、経年で複合する条件に働きかけるわけでないので、たいてい共通で、一言で適切で有効なアドバイスになります。

だから、うどんジムのように、安価で広く実効性のあるサービスを提供することを大事にしたい人間は、おのずとマイナスの防止について、つまりリスクを主要なテーマにしたいわけです。

そもそも成功できない人は、マイナスの要素が足を引っ張っているので、成功できないのだと思います。そのマイナスを取り除いて、その人の本来のプラスを発現する力を引き出せれば、たいていの人はその人の力に応じて悔いのない結果を出せるのだと思います。

つまり、単独の理由で起こる単純なマイナスをなくして、動きやすい条件を整えれば、人はプラスに転じられるんだという信頼があるから、リスクを主要なテーマにして、マイナスのケアに力を注ごうと考えられるのです。
よくプラス志向だマイナス志向だと言う人はただ単にリスクを無視して楽観することをプラス志向だと勘違いをしてるのではないかと思います。

よ~く、胸に手を当てれば、人生で、ある程度以上の失敗をした理由って、ほとんど何十年生きても、少ない人で1個、普通で2個、多い人でも3個ぐらいしかないと思いませんか?

「怠惰である。」
「人間不信で、いい人間関係を結べない。」
「自分に都合のいいことしか見ずに、現実と認識が大きくずれる。」
「過度に依存的である。」派生系の一つが「断れない」人間関係が築けないこととも同根?
「忍耐が利かない」似ているので「注意が散漫」怠惰とも根が共通か?
「分不相応に見栄をはる。」人間不信や依存的なことの結果かもしれませんが。。。

とか、失敗の個々の事例はいろいろだとしても、根を考えれば、こんなようなことじゃないでしょうか?
しかし、成功する方は、運の要素があるか、上の要素の逆がほとんどできてなければいけないわけです。
そうそう簡単に実効性のあるアドバイスなんてできるわけないでしょう。

だから勤勉で、人間関係が良好で、変に見栄を張らずに、きっちり忍耐できる人なんかは、
「とくに何もしてないよ」
なんて、平気な顔で言えるわけです。

多角化と事業規模と地域振興

2007-09-17 04:30:49 | Weblog
郊外で駐車場が広いとこはお客さんが多いようですが
正直、あまり郊外にお店とか出したくないんです。
室新志度線より北で、中央通より東の近所で、地域のニーズに合うことをして、街を良くしたいとか、空き店舗を埋めたいとか、コミュニティー事業をするとか、脱車社会や超高齢化に向けた、哲学を含んだ事業展開をしたいと思ってます。
儲かってるかどうかよりも事業規模を大きくすることを気持ちのうえでは優先したいと思ってます。
事業規模が大きいということは、社会に多くのサービスを提供したり、多数の人と関わっていることを意味するので、そのことは大事だと思ってます。
儲かってほしいけど、ほとんど儲からんことでも、哲学的に意味を感じられることであれば事業規模や範囲の拡大にできるだけ踏み出したいというのが、うどんジムの基本的な考え方です。

そもそも、栗林公園前にビルを借りたのも、大きな理由はほかにもたくさんあるけど、自分の気持ちに火をつけて、踏み切らせたものとしては、観光客向けだった店が撤退していく流れの中で、従来の土地利用の発想を変えて、現在の状況や地域の将来を考えながら、観光客や車の通りから見えるとこで、成功例をつくり、経済界や行政や多くの人々の心の地域振興だましいに火を点けてみたいというのはありました。

多角化について 3

2007-09-17 03:23:40 | Weblog
うどんジムは、勤め時代、朝パンばっかり食べるのがいやだった。
だから、吉野家に行って、朝定食みたいなのをときどき食べていた。

栗林公園の前では、可能であれば、朝、米のご飯が食べられる店をしたいと思っている。
郊外のロードサイドには、朝、米飯がある店があるけど、街中にはない。
あるかもしれないけど、ないと言い切っても差し支えないほど少ない。

そのついでに、梅干とか醤油は売りたいが、それ自体は核にはならないだろう。

多角化が具体化したきっかけは、ひとつは、可能な場所が手に入ったからだが

この秋以降の小麦粉の値上げをいかに、値上げを回避する方向で乗り切るかという課題に直面したからです。
飯屋をするなど副業の利益を得て、小麦の値上げ分を埋めるか、事業規模を拡大することで、仕入れや雇用の効率化を図ることができるかと考えたからです。

日清のカップヌードルでさえ、1割前後も値上げするのに、零細のうちが耐えられるかと考えると、何か積極策で打って出ないといかんなあと思った。
しかし、それは、ローリスクで、今のうどん屋とシナジーが働く形でなければならないとは思っている。
もちろん、飯屋をすることで、うどん店の方も良くなるようにします。
飯屋をやることで、新しいものの仕入れや、惣菜メニューの研究がやりやすくなりますし、天ぷらもいろいろと新しいものをつくれる可能性ができます。
手を広げたら、おろそかになるという人もいますが、普通、広げたら良くできないといけないんです。

今の場所で、うどん屋を朝7時から営業しようと思うと、朝4時には店に入ってないといけないが、自宅で飯屋なら6時台からでいけるし、11時の開店を7時に早めると、月でおおよそガス代が3万円、電気代が5千円、水道代が5千円、計4万円の固定の高熱水費が発生するとうどんジムは試算しました。
近所で有名店M、通勤路の川上で地場大手のUが朝やってる状況で、ほとんど命の限界にチャレンジして朝の2時台に毎日起きて、固定費月額4万円と戦いながら、客単価朝なら200円台と思われる中で、どれだけ実りがあるかは疑問だった。
まず、家族総出の店ならうどんジムも考えるけど、最初から2時台に毎日起きれると思えなかった。

それに、今のうどん店のお客さんは、米飯なら、朝も来てくれるかもしれないけど、うどんなら朝昼と2回は来ないでしょう。
また、今の場所で朝、米飯の店をやってたら、うどんの準備がコンロの数とか考えたらできないし、もう一つの場所なら、朝ご飯の店が普通に回ったら、それをおにぎりにして、うどん店に持ってきたり、そこをうちの天ぷら工場にもできるし、そこで揚げたての天ぷらを出して、昼ご飯をやるなど潜在的に拡張性があると思う。

多角経営について 2

2007-09-17 03:14:12 | Weblog
今日、本屋に行政書士の過去の試験問題を見に行った。
11月11日が試験日だけど、もう受付終わってますね。
FPはなじみのある分野がはじめから7割あったけど、行政書士はFPでのなじみよりもより深いなじみのある分野がほぼ全分野10割近くだった。
これは、すぐにでもいけると思った。
土地家屋調査士のは、学科は全部いけると思うけど、作図やったことがない。
やってみるとそんなに難しくないのかもしれないけど、お店やりながら、なじみのないことには取り組めない。
勉強時間なんか、生地を寝かせてる合間と、日曜日に2時間ぐらいしかないのに。

多角化の一環として、いわゆるサムライ業を視野の片隅にはかねてから入れていたが、これは、収入にするには、だいぶ先で、現在のとこ具体的にはまったく考えていない。

最近借りた栗林公園前の古いビルで、相談業務とかいつかはしたい気もするけど、そのことで収入を得ようとかいうイメージは今のところない。

さて、セルフうどん店というのは、構造的にみて、たくさん売れている限りは、原価率が低めで機械的に売り上げを伸ばしやすいが、そうでない場合は、たいへん割が悪い業態である。

まず、セルフうどん店は、麺、飯類、おかずなど、その日に売り切らないと捨てないといけないものの比率が高い。
だから、絶対にたくさん人が来るところでやる必要がある。
客単価が高い業態は商圏が広いが、客単価が低い業態は商圏が狭く、一般的に客単価500円以下の店の商圏は街中なら半径500mもない。
そのなかに1万5千人以上、願わくば2万人は人がいないといけない。
街中で駐車場がないとこなら、250m以内から客数が6割方で、500mになると90%方をしめるので、評判がいいとこは最初から良く、すぐに知れ渡るので、あとから伸びる可能性は、店自体が成長したり変化しないことには低いでしょう。

また、火をずっとつけているので、ガス代が同程度の客数の喫茶店に比べて約4倍になる。
また、それだけの熱源があるので、冷房費もかかるし、水道費も売れようが売れまいがかなりかかる。
また、パートもそこそこの熟練がないと、一時に客数が集中しやすいだけに、うまくまわらないし、同程度の客数でも営業時間中平均的に来る業態よりも、人数が必要になりやすい。
とくに、オフィス街の場合は、客数の短時間の集中度が激しいので、売り上げに対して、人件費がかかりやすい。

客数が多いとこ同士なら、うどん店と定食屋なら、うどん屋の方が粗利益率は高いだろう。
ただ、定食屋の原価の方が一般には高いかもしれないが、香川ではうどん店の競争が熾烈なので、無料トッピングなど入れると、定食屋よりもうどん店の原価率が低いとは昨今言い切れないし、売れない店なら、セルフは調理済みの状態で置いているので、ロスが多くなり、原価率がかなり上がる。
また、ネギの一サジの原価は、玉一つとそんなに変わらない。

うどんジムは、これらのことと、過去のこの筋での廃業したうどん店の実績から考えて、栗林公園前のビルでは、うどん店をすることは不可能と考えている。

多店舗化について 1

2007-09-17 02:41:22 | Weblog
香川町の方のお店だったかな?
あるうどん屋さんが2店舗目を出すという噂を聞いた。

最近、宇井義行さんという、本屋に飲食店のコンサルとして著書が並んでる方の本にも、これからの個人飲食店は絶対に多店舗化しないともたないと書いてあった。

この5年で、県の事業所統計の事業所数は、8.8%減少し、従業員数も51万人から46万人に減っているし、大手飲食店が増えたり、大型ショッピングモールに人の流れが移って、そこで飲食をする人が増えているので、どんな繁盛店でも、一店だけだといつつぶれてもおかしくない時代になったと思う。

このことは、宇井さんの本とも考えは共通している。

うちも、多店舗化あるいは多角経営は絶対にいつかは必要だと思っていた。

うちの近くに、最近廃業した有名な製麺所型うどん店があった。
うちと席数が似ているので、うちの立地・店舗での客数の限界のモデルをそこに置いていた。
もっとも、そこは、駐車場もあったし、家族労働があったし、自分の家でやってたし、何十年と地縁や知名度を積み重ねていた。
まあ、いくらうちが繁盛したとしても、ここを超えるとしたら、常識の範囲を超えた超ド級の成功をしないといけない。

ところが、そこまでいったとしても
家賃を払って、家族労働なしで、うどんを製麺所型の価格に合わせてやってる以上、たとえば、配偶者が店で働くようになったと仮定しても、子二人を大学に進学させるような収入には達しないだろう。

多くの人が、うどん屋を思い浮かべるときにすぐに浮かぶのは、たいていプロ野球選手でいえばオールスター級のところを思い浮かべるし、普通の人が繁盛してるように見えるレベルというのは、実際には、サラリーマンの半分ぐらいの収入でもそう見えるはず。
多くの人が、あそこは流行ってて、いつも満席で、評判がいいと思ってるような店の多くは、そう思っているサラリーマンの収入の半分ぐらいのことが多いだろう。
もっとも、一部はそこから抜け出しているが、その区別は普通の人には簡単にはつかないだろうし、365日、一日家族総出で、十数時間働いてたら、店からの収入が1千万あったとしても、サラリーマンの収入に勝るとはいえない。

実際に、高松の商店街で、大手Hが出店したとこの近隣では、すぐに、老舗で味の評判もよく、お客の入りもけっこう良かったとこが閉めてしまった。

もう、今はどんな名店でも繁盛店でも、個人店は何かあったら、ものの数年でやられかねない。
まじめに美味いものを出してれば、お客さんはついてくるというのは、昔はどうかわからないが、今の事実をありのままに見れば、そうなってないことがわかる。

仮に、8割のお客さんがついてきてくれたとしても、
売り上げが2割減ると、利益はそれ以上に減り、月30万円の収入なら、8万円ほどになり、20万の収入なら、ゼロになってしまうでしょう。
そうなったら、回転が悪くなるし、体調にも響くので、回復しようとすると超人的な努力を要すると思う。
だから、後継者不足などもあいまって、この5年ほどの間に県内の飲食店というのは、全業種平均の8.8%減よりも高い十数%の減少率になっているのだろう。

とにかく、これから伸びる意志を持っていたり、伸びなければいけない状況の人は、開業してから商売が続けられると判断した時点で、よほど1店だけにこだわるポリシーの持ち主以外は、多店舗化を視野に入れておくべきだと思う。

悩ましい結果

2007-09-09 20:29:02 | Weblog
FPの学科は6割以上で合格で、各問題の配点は不明なんですが
たぶん、4択が60問なので、単純に36問正答で合格なんだと思う。

学科は自己採点では37問正解でしたが、最後、見直したときに、4なのに3にマークしたのをあわててちょっと汚く消して、3の跡がうっすら残ったので、これを機械がちゃんと読んでくれるかが問題。
これがだめだったら、ちょうど36問や。
単純な均等配点でなかったら、やばいかも。

学科合格してたら、次は、実技だけの受験でいいから受験料も安くなるし、楽なんで、なんとか合格しててもらいたい。
でも、試験範囲半分ぐらいは、重要部分すら一瞥もせずに受けたので、次は問題なく8割以上いけそうな気がする。

実技は、ざっと半分しか、正答してないと感じたので、6割はどうみてもいってない。

次は
1級を目指すか、行政書士でもとろうか?
と思ったら

今頃の行政書士ってすごい難関なんですね。
ここ、3年の合格率って平均4%ぐらいしかない。
最近、極端な難関化が起こって、どちらかといえば、難関資格側にいってるような気がします。
ほんといつの間に?って感じです。

過去問見たら、自分のなじみのある分野のことばかりに思えて、やれそうな気もするんだけど、やっぱり、人気が上がったうえでの合格率4%だから、それなりに厳しいのかもね。

土地家屋調査士も興味はあるけど、うどんジムの性に合う範囲でなさそう。
中小企業診断士はかなり難しそうに聞くけど、これは、性に合う範囲なのでやれそうな気がする。
自分、簿記、管理会計、監査、会社法、不動産はかなり好きな分野なので、やれそうな気もしなくはないです。

飲食店の開業に関して、コンサルタントをするには、両方強力な資格だとは思うんですが。
うどんジムは、スポーツ好きがテニスやスノボやサッカーが好きなのと同じ感覚で資格試験が好きかも。
うどんジムも昔は野球とかテニスとかそこそこ好きでやったけど、試験の方がゲームとして面白いという感じはする。
それを勉強することで人様の役に立てるとこがいい。
面白いし、自分の成長と、実益や社会への貢献が確実に約束されてるとこが気分がいい。

FP2級試験が終わった。

2007-09-09 16:47:56 | Weblog
今日、サンポートホールの61会議室で、2級の試験がありました。

7、8月は日曜営業してたし、自宅の引っ越しと、新規事業の計画とか、いろいろ協力してくれそうな人との打ち合わせが多かったので、全然試験勉強ができませんでした。

9月1日には引っ越しを終えて、1週間勉強しようと思ったのが、9月7日までかかったので、前日初めてまとめて勉強しました。
5月27日に3級受けてから、延べで2時間か3時間しか勉強できなかった。
で、あわてて、土曜日に店を閉めてから、今朝まで10時間ぐらい、一夜漬けしましたが、20か30時間は必要だったと思う。

実技は、択一じゃなくて、式を書く計算問題が多かったので、2割も白紙回答にしてしまいました。
外貨建て債券の利回りの計算とか、中小企業退職金共済制度での退職金原資の計算とか、株の相続税評価の計算とか、

択一なら、やれんこともないけど、
白い紙に式書いて、一円までちゃんと計算しなさいと言われると、やったことないとお手上げです。
たぶん、今回はだめだったと思うけど、まあ、次はいけるやろう。

学科はどうかなあ。
3級と2級のレベルはまあまあ差がありましたね。
3択が4択になったうえ、出題の範囲も広く、計算しないと出ない数字の選択だったり、ありえないようなすぐに落とせる選択肢もほとんどなかった。
ギリギリ受かってそうな気もするけどなあ。
4択で、3割も確信があると、だいたい8割ぐらいとれてることが多いので、今回は25%あるかないかだから、6割は乗ってもいいと思うけど、今回はまったく勉強しなかったので、3割ぐらいゼロに近いほど見当がつかん問題があったのでいつものようにはいかんかもしれない。
ファンド・オブ・ファンズとか、ETFとか、生命保険契約者保護機構とか、長期平準定期保険とか、まったく知らんことを正面から聞いてくるので、まあまあ困った。

今日の5時半には、実施機関のホームページで回答発表があるから、もうすぐ結果はわかるので、案じることはほとんどないのすが。

地震保険や火災保険で、お店が被害を受けたときどこまでカバーされるのか、保険はどうやったら節税になるのかとか、けっこう実践的な内容になってきたと思う。

ちょうど、今頃、新規事業を立ち上げる段になって、すごくFPの知識が、自分の日常になじむものに感じられるようになったと思う。

腕の付け根は鎖骨の内側

2007-09-09 16:17:56 | Weblog
エフエム高松の朝の番組で、エステか整体の先生だと思うんだけど、「ふるかわ」さんって方がおっしゃってました。

腕の付け根は肩じゃなくて、鎖骨の内側だと。
脳のイメージと実際の体の構造にギャップがあると、うまく動かせなかったり、傷めたりするもとになるそうです。

指の動きが美しい人は、第三関節の動きにも脳から命令が行ってるけど、普通の人は、第二と第一関節しか意識して動かさないってのもあるらしい。

腕の付け根が鎖骨の内側で、そっから一本のものとしてしならせるとなると、胸を張って投げないといけないこととか、肩甲骨の裏側がしなやかでないといけないことにすごく納得がいくし、イメージが変わって来ると思う。
肩甲骨の可動域が重要なことは知られてるけど、腕の動きを支えるから進んで、それが腕そのものだとまではうどんジムは意識してきませんでした。

実際は、鎖骨から腕の動きが始まってるのに、肩からの動きを脳が命令してることや、そういう意識でしかトレーニングしてきてないことが肩を傷める原因としてすごく大きいと思う。

これは、野球少年やスポーツ少年団の指導者の方に意識してほしいことだと思いました。