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うどんのこと香川のこと

開店後、ほぼ週1ペースの更新になってます。
しばらく、主なテーマに信号番号の設置を加えようと思います。

斜陽産業と成長産業

2005-09-02 23:34:39 | Weblog
今日はうどんじゃないことがずいぶん長いので、「うどん」で検索した人に読まれるとつらいなあ

ある会計士が今日

「銀行は間違いなく斜陽産業で重要性が落ちる。」
といっていた。
「テレビという業界も危ない。」
うどんジム的には役所なんかも怪しいと思う。

アメリカでは銀行員の年収は、日本のスーパーのレジ係ぐらいの年収しかないらしい。
年収300万円も行かない低所得者層に入るらしい

アメリカの企業の資金調達は85%がたが株式、社債の発行など独自でまかなわれている。
だから銀行は企業に対して大きな顔などできない。
でも、日本では企業の資金調達はほとんど銀行からだから、企業の上に銀行が君臨している。

日本企業の資金調達もアメリカ型に近づいて、銀行から資金調達をする企業が少なくなっているらしい。
あくまで長い目で見てだけど、この流れ自体は変わらないので斜陽だろうと

テレビもそう。
パソコンで6局分の1週間のテレビ番組を朝から晩までまるごと録画できるパソコンがもうソニーからでるのかな。

そうすると、現在、収入源が広告しかないので民放テレビは危ない。
生でどうしても見たい高校野球やサッカーの代表試合ぐらいしか、誰もリアルタイムでテレビ見なくなったら、そのときに、録画でCMなんか見ないでしょう。

だから、銀行もテレビも今の本業では戦えなくなっていく。
だから、土俵を変えていかないといけない。

でも、銀行もテレビも大きくなりすぎているので、既得権にすがりついてる人や斜陽であるもともとの本流の人が幅を利かせているので、なかなか変われない可能性が大きい。

その会計士はそう言っていた。

役所なんかはどうか。
世の中わけのわからんことが多くなっていくから、役所の重要性は落ちないと思う。

でも、やることはパソコンやネットで効率化されるし、民間で代わりにやる人も増えるだろうし、国民も政府も、公務員減らしは望んでいるみたい。
なんか、すごい、リストラ目標も発表されている
合併も道州制も役所が斜陽であることを物語っている。
けっして重要性は落ちないのだが、働いてる人や給料もらうことを考えたら斜陽だろうな。

銀行、テレビ、役所のような、いい就職といわれているところが危ない。

じゃあ、うどんはどうなのか?

讃岐うどんブームは去ったといわれる。
つぶれるお店も多いといわれる。
でもまだちょっとずつ増えている。
たくさん参入して、たくさんつぶれるってことは成長しているのだと思う。

そもそも、香川県に個人でもたくさん参入できる業種ってあるだろうか?
業種全体としての成長はわからないけど、誰でも参入できて今日「まずい」といわれたら、明日変えられる可能性があるそのスピード感や自由さに魅力を感じる。
コンビニみたいにダイマルやポールスターがなくなって、全国チェーンにばかりならないのは零細でも個人ならではの感覚が活かせるからだと思う。


あと、役所は働いてる人は減るけど
役所に頼りたいと思う人は増えると思う
世の中どんどん複雑になるし、役所から給付を受ける高齢者の方もどんどん増えるし、意識の変化で住民の方はどんどんいろんなサービスを役所に求めて当然と思うようになるし。

GE(ゼネラルエレクトリック)はもともと電機メーカーだったけど、今は金融、保険、薬品・ヘルスケア、ユニバーサル映画のようなエンターテイメントが主流で、ジャック・ウェルチというすごく有名なカリスマ経営者が、巨大な会社をうまく転換させて斜陽部門から成長産業へとシフトさせていったといわれているらしい。