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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

石巻ボランティア④~支援物資バザーには多くの人が来てくださいました

2011-09-05 | その他もろもろ

(つづき)

 ボランティア最終日。ボランティアセンターからほど近い場所で支援物資のバザーをおこないました。

 場所は元スーパーマーケット。震災の影響で閉店をしたスーパーの軒先を使わせてもらって全国から届いた支援物資をお届けしました。

 トラック2台いっぱいに積んできた支援物資をダンボールから出して広げ、準備を整えていきます。

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 その間に、宣伝カーやハンドマイクを使って、地域の人に支援物資バザーがあることを呼び掛けていきます。

 集まってきた方にはスイカを振舞いながら、いろいろ要望を聞いていきます。

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 私は、お米や野菜のお届を手伝いましたが、一人ひとりにはごくわずかしか手渡すことができず、最後のほうに来た方には渡すことができない状況でした。それほど、こうした活動が求められているということですが、支援物資を渡す活動は日本共産党の救援センター以外はおこなっていないということでした。

 このほかにも、子どもたちへの読み聞かせ、被災差のみなさんへの聞き取り調査(私たちが行った時点で1200人分を市長に届けていました)などをおこないながら、あっという間にバザーは終了しました。

 「本当に助かるわー。また来てね」「仮設住宅に入ったら一気に自分たちだけでやっていかなきゃいけなくて大変よ」など、支援物資を渡しながら多くの声をかけていただきました。また、「震災当日は、車に乗ったまま流されて丸一日閉じ込められた。いまでも思い出すと怖い」と話してくれた方もいました。

◆ボランティア報告会を開催します

 今回の被災地ボランティアには、チラシを見て参加をしてくれた市内の大学生、私のブログを見て参加をしてくれた高校生など、「自分も何かしたい」という思いを持った仲間たちといっしょに行きました。現地では毎日感想を出し合いましたが、それぞれ感じたことを東京に持ち帰って、知り合いや家族に伝えていきたいという思いが語られました。何かしたいという思いを受け止める場所が本当に重要だと思います。

 また、9月18日(日)の18時から町田市民文学館・ことばらんどで、ボランティア報告会をおこないます。ぜひお越しください。

(おわり)

┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 メール/up1@shore.ocn.ne.jp

 ※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。


視力がガタ落ちです

2011-09-04 | その他もろもろ

 毎年健康診断は受けておいたほうがいいと、多くの方から言われたこともあり、先日、健康診断をしました。身長、体重からはじまり、血液検査、内診と順調にすすみ、視力検査へ。

 「目が悪くなったなー」と思っていたので、視力検査はどうなることかと思ったら左右ともに0・3。予想通り以前よりも悪くなっていました。パソコンを使って仕事をするようになってから急激に悪くなったことは言うまでもありません。以前はずっと1・5だっただけに日々落ちていく視力との格闘です。

 そこで、目のトレーニングをはじめました。視力が悪い人の多くは、目を使っていないことが原因だということを聞いたこともあり、きちんと鍛えて視力回復をしていきたいと思います。

 何をするにも体が資本です。少しずつ運動もしながら、体力づくりをしていきたいと思います。

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原発に頼らない社会~子どもたちの未来~

2011-09-03 | 学んだこと、政策のこと

 田中優さん講演会「原発に頼らない社会~子どもたちの未来~」(主催・和光鶴川小学校9条の会)に参加をしました。

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 約3時間ぶっ通しで熱く語った内容をすべて書くことはできませんので、詳しくは田中さんの本や講演、動画にゆずりたいと思います。

◆以前とは変わってしまったという現実を受け入れること

 「3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故によって、それ以前の日本とは大きく変わってしまったという現実を受け入れること。そのうえで何が必要かを考えていく」──力を入れて訴えたのはこのことです。

 田中さんはいまの傾向は、危機感を持ったときのダチョウだと表現します。ダチョウは危機感を持ったときに砂の中に顔を突っ込み、自分の目から見えなくなったことで危機は過ぎたと思い込んで乗り切るといいます。

 つまり盲目になることで、現実に起こっていることではなく、3月11日以前に戻ったと思い込んでいくことで現実を遠ざけているのです。

 だからこそ、現実を受け入れることが第一歩なのです。知ったうえで何ができるのかという対策をとっていくことが重要なのです。以前と変わっていないと思えば、何も対策は取らなくていいということになりますが、それはきちんと対策をとることを阻むものになるのです。

 福島原発事故によって、何がどう変わってしまったのか。そのことをきちんと受け入れ、どう対策をとっていくのかを一緒に考えていかなければならないと思います。そのためにも、きちんとデータを公表させていくこと、偽りの情報を流させないことが必要です。

◆仕組みを変えること、変えられることをつかむ

 原発が必要悪だというのも、原発がないとこれまでのライフスタイルを見直さなければならないというのも、原発をやめると電気料金が上がるというのも、そして原発が発電コストが一番安いというのもすべて電力会社が流してるごまかしなのです。

 しかし、「感情的に原発は危険だというだけでは運動は広がらない」と田中さんは強調をされていますが、これはチェルノブイリ原発事故のときに反対運動をした時の教訓だといいます。だからこそ、仕組みを変えること、仕組みは変えられることをひも解いていくことが何よりも大事だということです。

 田中さんがキーワードとしていたのは、「節電で原発は必要なくなる」ということです。その節電というのは、個人の節電ではなく、事業所に少しずつ力を借りるということです。もっというと、現在の事業者が使えば使うほど電力が安くなるという仕組みを変えるということです。つまり、節電すればするほど事業所が得をするインセンティブをつける仕組みができればいいのです。

 電力供給量は、原発を全部止めても四国電力と関西電力以外は足りるという計算をしています。四国電力と関西電力は、60キロヘルツのほかの電力会社からゆずってもらえば足りるので、足りなくなるというキャンペーンそのものがごまかしということになるのだそうです。

 再生可能エネルギーの可能性については、以前も書きましたが、さらに突っ込んで勉強をしていかなければと思っているところです。

 私たち自身が賢くなることが現実を変えることにつながる。そのためにしっかりと勉強をしていきたいと思います。

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放射線量測定拡充へ

2011-09-02 | 町田市政・市議会のこと

 本日から市議会一般質問がはじまりました。

 初日のきょうは、日本共産党市議団は佐藤よう子議員と細野りゅう子議員が質問に立ちました。

 市内の空間放射線量測定では、これまで市内7カ所で測定をしてきましたが、定点観測は9月末で終了し測定カ所の拡大をおこなうことを検討しているという答弁がありました。

 日本共産党市議団は、市長への申し入れなども通じて、小中学校や保育園・幼稚園などで細かく測定をおこなうことを求めてきましたが、市民のみなさんの願い実現へ一歩前進となるように引き続き求めていきたいと思います。

 また、三多摩地域にモニタリングポストを設置すべきと求めた質問には、市長会を通じて東京都に対して設置を求めたと答弁があり、三多摩地域にも1カ所以上設置する計画だということが明らかになりました。

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石巻ボランティア③~手つかずだったお墓の泥のかき出し

2011-09-01 | その他もろもろ

(つづき)

 ボランティア2日目は、東京や神奈川から来たメンバー総勢50人で泥などのかき出し作業に行きました。

 場所は、沿岸からほど近くの西光寺さんのお墓。各種報道でもとりあげられた門脇小学校の真横に位置するお寺です。

◆「いつになったら作業をしてくれるのか」

 お盆を前後して西光寺の住職のところには「いつになったら作業をしてくれるのかと連日電話があったといいます。

 これまでまったく作業ができなかった場所。30~40センチの泥や日本製紙から流れてきた紙の原料が積み重なっていました。すでに多くの墓石がかけたり、割れたりしていましたが、今後再生をさせていくことも含めて重機の作業ではなく手作業にしてほしいというのがお寺の意向でした。

 私たちが作業をしていたときにも、お墓参りに来た方、そして納骨に来た方もあり「ありがとう」と感謝をされました。

◆チームをつくり力を合わせて共同作業

 「一人で作業をしていたら挫折したかもしれない」──こう話していた仲間がいましたが、それくらい途方もない量が目の前には広がっていました。

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 作業は2~4人でチームをつくり作業をすすめていきました。がんばって一人が一日にできる範囲は6畳ほどだといいます。

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 被災地では、医療機関が大きなダメージを受け、被災者のみなさんの医療も行き届いていないのが現状です。なので、一番やってはいけないのはボランティアで作業がすすまなかったことではなく、病気やけがをすることなのです。

 とにかく、自分のペースで作業をすすめ適宜休みをとることが大事なのです。私たちも50分に1回のペースで休憩を取りながら作業をすすめていきました。

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 作業中、津波で犠牲になられた方の頭蓋骨も見つかりました。身元がわかりご遺族のもとに戻ることができれば何よりです。

◆津波で流された車のガソリンが引火

 私たちが作業をした西光寺の真横にある門脇小学校。

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 3月11日、津波で流された車が次々と突っ込み、ガソリンに引火しました。

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 直前まで子どもたちが学校生活を送っていたあとがたくさんありました。

◆1階は津波、2階以上は「り災証明」が出ず

 石巻市立病院は、震災後すべての機能を失い、現在は稼働していません。その横に建っているのは、市営住宅ですが1階部分は津波が通過し住める状態ではありません。

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 もともと閑静な住宅街でしたから、家はたくさん建っていましたが、ご覧のとおり病院と市営住宅とほかにわずか残った住宅を除き、津波の力によって流されてしまいました。

 この市営住宅ですが、2階以上には現在も住んでいる方々がいます。しかし、被災者であるという証明になる「り災証明」は発行されていません。まわりはすべて被災したにもかかわらず、住むことができるからというだけで「り災証明」が発行されないというのはあまりにもひどい話です(もしかしたらすでに改善をされているかもしれません)。

 こうした現状を行政に届け、現実を変えるとりくみをしているのが日本共産党のボランティアセンターです。

(つづく)

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