今回被災地に行ったメンバーが、昨年7月に泥のかきだし作業に行ったお宅も訪問して様子をうかがいました。
「震災直後は、発泡スチロールで足場をつくり移動した。食べ物は流れてくる真空パックの惣菜。お風呂はドラム缶。親族と連絡が取れず、みんな死んだと思われていた」
1階部分は壊滅的なダメージを受け、住宅は全壊。現在は、2階部分に住まいを構えているとのことでしたが、仮設住宅とは違い支援がとても少ないというのが実情だそうです。
◆気仙沼を通り陸前高田へ
石巻市から一路、陸前高田市へ。途中、国道45号線を通り、気仙沼市に立ち寄りました。
気仙沼でも約1メートルのかさ上げをして、道路を高くつくってありました。地盤沈下は、復興にも大きな影響を与えているようです。
◆道の駅 高田松原で藤倉陸前高田市議と合流
陸前高田に入ると濃い霧がかかっていました。これが「やませ」というもので、この時期の陸前高田ではよくあることだそうです。
下の写真は、震災後、その象徴となった高田松原の一本松。
あらゆるメディアで取り上げられたこの一本松ですが、実はもう一つの一本松があるのです。
地元の方は「こっちの一本松も注目してほしいんだよなー」と話をされていました。
この高田松原を一望でき、イベントがおこなわれていた「道の駅 高田松原」。ステージを前にした階段を上っていくと「T.P=13.70」と記された場所が。
そこは、津波到達ライン。震災当日も、この道の駅の階段を駆け上がって避難をした方がいると聞きました。津波到達ラインの下はすべて海の中だったわけですから、その破壊力がいかにすごかったのかがわかります。
道の駅で合流した藤倉陸前高田市議に、市内の様子をうかがいましたが、多くの課題が山積するなかで復興に向けて力強く歩む様子が伝わってきました。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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