都議会の第3回定例会が告示され、提出される議案が示されました。
提出された補正予算は、総額で3387億円。
私たちが、くり返し求めてきたPCR検査の充実は、学校(都立学校、区市町村立小中学校、私立学校)でのとりくみとともに、保育園でも実施されることになりました。
東京都が検査に踏み出すことは重要ですが、検査の範囲を濃厚接触者に限らずクラスなどの集団に行うよう求めていきたいと思います。
■都立・公社病院の独立行政法人化の準備を進める「定款」
今年の2月、第1回定例会に、都立・公社病院の独立行政法人化の「定款」を出す予定でしたが、提出されませんでした。
担当部長は、「いろんな要素を総合的に勘案して判断したということで、その一つに、三病院の重点医療機関化を初めとした、新型コロナウイルス感染症への最優先の対応というものもございました」と答弁しています。
つまり、コロナ対応で「定款」を出すことができなかったわけです。それをいま出すというのは、本当にとんでもありません。
都立病院は、行政的医療を提供することを基本的役割です。
「行政的医療」とは、感染症、災害、難病、小児、周産期、救急、障害者、島しょなどがあげられています。民間医療では担えない不採算医療を担っています。
都立・公社病院の独法化中止を──都民のみなさんとともに声をあげ、なんとしても阻止していきたいと思います。
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