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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

都議会に提出する「若者の美術館料金引き下げ条例」について記者会見を行いました

2019-11-26 | 東京都政・都議会のこと

 26日、日本共産党都議団は「若者の美術館料金引き下げ条例」の提案についての記者会見を行いました。

 参考:記者会見の時に配布した資料等はコチラ

 とや英津子都議が条例案の内容を説明。その後の質疑応答では、記者の方からは様々な質問が出されました。

■条例の内容について

 東京都現代美術館条例、東京都写真美術館条例、東京都江戸東京博物館条例の3つの条例の一部改正を内容としています。

 常設展について、高校生以下は無料若者(18〜25歳)は半額とします。

 国立の美術館や博物館、広島県や兵庫県の県立美術館などは、常設展について高校生は無料に設定しています。

 一方で、東京は一般の半額ですが、有料です。

 若者を半額としましたが、若者の考え方について今回の条例改正案では、ルーブル美術館や政策連携団体である東京都交響楽団が26歳未満という定義にしていることを参考にしています。

 料金を低廉にすることが、若い世代の観覧者を増やすことにもつながっています。

 東京都美術館で行われたムンク展やクリムト展では、高校生や大学生等の観覧料を無料にしたところ、観覧車が通常の期間の2倍を超え、若い世代の鑑賞の機会の増加に繋がっています。

 また、東京都文化振興条例の第10条でも、青少年のための施策として「都は、青少年が豊かな人間性を形成し、創造的文化活動の担い手となることに資するため、青少年に対し広く文化に接するための機会及び場を提供する等必要な措置を講ずるよう努めるものとする」と定めています。

 若い世代を応援する視点から提案しましたが、条例で規定されているのは常設展のみです。

 特別展(企画展)については、条例上の定めがありませんが、この内容について東京都と指定管理者との間で協議をしていただき、若い世代に対して低廉な料金での観覧となるよう期待しています。

 各会派のみなさんにはすでに説明し、共同提案、賛同を呼びかけています。

 条例が実るように力を尽くしていきます。

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