都立高校で「おかしい」と声をあげた高校生と原のり子都議、私で対談した「ブラック校則──政治を動かす高校生」(赤旗7/19,20)。
ウェブ版はこちら→https://www.jcp-tokyo.net/2019/0720/140209/
ぜひ記事を読んでいただきたいと思いますが、私は高校生(子ども)の意見表明権とはこういうものではないかと突きつけられる思いがしました。
この座談会は、1時間半以上行われましたが掲載されているのはごく一部です。
日本弁護士連合会子どもの権利委員会編著の「子どもの権利ハンドブック【第2版】」では、子どもの意見表明権について次のような記述があります。
子ども自身の選択・決定には、子どもの年齢、経験、学習、環境などさまざまな要因によって幅があり、これを支える親や教師などの適切な助けが必要なことも少なくないだろう。また、子どもの選択・決定のなかには、時として誤りやまわり道、行き止まりとみえるものもあるだろう。子どもの意見表明権を保障することは、子どもの選択・決定がはらむこうした特質を十分踏まえたうえで、なおこれを尊重し大事にしようとする姿勢である。
高校生が声を上げること、そしてそのことで少しでも変わったという成功体験を積み重ねていくことは、現代において最も尊重されなければならないと思います。
特に、政治や行政こそ、最後まで子どもの意見を聞くということが必要だと思うのです。
記事も登場しますが、吉良よし子参議院議員(東京選挙区候補)の議会質問で開いた扉──「児童生徒や保護者が何らかの形で参加した上で決定するということが望ましい」という答弁は本当に大切だと感じています。
校長が決める、生徒の意見を聞く必要はないという対応が横行してきた地点から出発して、ここまでの到達点になっているのです。
投票権のない子どもの意見表明権を本気で大事にする社会をつくるのは、おとなの責任です。
下の画像をクリックするとPDFファイルが開きます。
ブラック校則──政治動かす高校生(赤旗7/19,20)
— 池川友一🏳️🌈 #比例は共産党 (@u1_ikegawa) July 20, 2019
高校生の声が政治を動かしています。理不尽なことにあきらめずにおかしいと声をあげることで、少しずつでも変えていく。小さな成功体験の積み重ねを大切に。
投票権のない子どもの意見表明権を本気で大事にする社会をつくるのは、おとなの責任です。 pic.twitter.com/33qsPOyff1
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