鶴見川を通るとカワセミを目撃。周りには写真家の人たちが巨大なカメラを構えていました。
２０１６年町田市議会第一回定例会（３月議会）は、３月２９日に閉会しました。
２０１６年度の当初予算である一般会計予算は、日本共産党以外の賛成多数で可決。その他、市長提出議案についてもすべて可決となりました。
特徴を見ていくと、「構造的収支不足」「人口減少社会」などを理由に、これまで町田市が誇ってきた施策が次つぎと後退し、一方で「都市間競争に勝ち抜く」ことが至上命題となっていることです。
たとえば、中小企業に対して行ってきた信用保証料補助金が全廃され、根拠となっていた条例そのものが廃止となりました。私たちは、条例を廃止するということは市の基本的な考え方を変更するもので、現在の経済下では中小企業支援がきわめて重要だと主張しました。
そのほかにも、拠点開発が目白押しです。野津田、薬師池、芹ヶ谷の公園整備、東急電鉄と市が共同で区画整理を行う南町田駅拠点整備、町田駅中心市街地の再整備（文化芸術ホールを含む）などが、住民合意なしに一気に進められようとしているのです。
文化芸術ホールは、１５～１６年度で基本計画を取りまとめる計画でしたが、完全に行き詰まり、「基本的な考え方」を取りまとめるということになりそうです。
こうした中でも、１５年度に大幅削減された学校教育予算を１６年度には増額に転じることができたことは、市議会内外での運動による力だと思います。
市議会の中でも、税金の使い方の転換を求めていきたいと思いますが、市民のみなさんとの共同の力で市政を大きく動かしていくダイナミックな仕事にもとりくむ決意です。
日本共産党市議団の一般会計予算に対する討論は、コチラからご覧いただけます。
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