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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

市議会一般質問(壇上での全文掲載)

2013-09-07 | 町田市政・市議会のこと

 市議会・一般質問をおこないました。壇上に登壇して、おこなった質問を全文掲載します。細かいやりとりは、今後掲載します。

 日本共産党市議団の一員として、通告に基づき3項目の一般質問をおこないます。

(1)
 一つめに、リニア中央新幹線について質問します。
 JR東海は、2027年に東京-名古屋間、2045年に東京-大阪間の開業を目標にリニア中央新幹線を建設するとしています。
 2011年10月につづき、今年の7月に町田市内でJR東海による説明会がおこなわれました。私は、2012年第2回定例会の一般質問で、このリニア中央新幹線計画に反対する立場を表明して、町田市への具体的影響についてうかがいました。
 市長はこのリニア中央新幹線問題について、「基本的な考え方として新しく国内線の空港ができるというふうに考えたほうが早いと考えております」と発言しています。
 ここで一つ紹介したい記事があります。「南信州新聞」が今年の1月31日に掲載した記事で、見出しは「飯田高で『こんにちは県議会』~リニアにシビアな意見~」。

  内容は、地域の諸課題をテーマにした意見交換では、男子生徒の1人が「リニアはストロー現象が懸念されるので来ない方がいい」と口火を切った。他の生徒も「リニアが開通すれば首都圏から人が集まってくるという予想はちょっと甘い」「東海道新幹線の岐阜羽島駅周辺の二の舞にならないような計画はあるのか」と続いた。びっくりした県議が「リニアは要らないと思う人は手を挙げて」と呼び掛けたところ、かなりの生徒が手を挙げた。

 というものです。高校生の目から見ても、このリニア新幹線計画は「不要」なものだと見えているのです。

 また、町田市は八王子市、日野市、多摩市、稲城市、相模原市の周辺市と協議会をつくり「多摩南部地域新交通システム検討協議会報告書」を2013年3月にまとめたと報告がありました。
 そこでうかがいます。
 (1)町田市への具体的影響を問う。
 (2)リニア中央新幹線計画に関連して、町田市が検討している内容を問う。
 (3)町田市の財政負担の見通しはどうか。
 以上3点について、答弁を求めます。

(2)
 二つめに、学校施設開放事業についてうかがいます。
 スポーツ基本法の前文には「スポーツは、世界共通の人類の文化である。スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の精神の涵(かん)養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、今日、国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠のものとなっている。スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関心、適性等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又はスポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければならない」と謳われています。
 学校施設開放事業は地域コミュニティの一翼を担い、世代を超えてスポーツや文化を育む役割を果たしてきました。町田市立学校施設の開放に関する条例の第1条には「町田市立小・中学校の施設を積極的に開放することにより、市民の文化、スポーツ等の地域活動の場として活用することを目的とする」と謳われており、地域活動の場としての活用を目的としています。
 市は、新5カ年計画の「行政経営改革プラン」で、学校開放事業の有料化、抽選利用、地域スポーツクラブの推進を打ち出しました。この工程表によれば、2012年度に事業計画の決定、利用者等説明、2013年度中に予約システムの構築、実施準備をおこない、2014年度から事業開始。そのために、2013年第1回定例会では、これらの方針を推進する第一弾としてクラブハウスを建設するための補正予算が提案され、日本共産党以外の賛成多数で可決しました。
 しかし、一昨日の質問に対して2014年4月からの有料化と予約システム導入は延期し、「2017年度4月以降に判断する」と答弁がありました。
 今年度に入り、関係する学校開放運営員会などを対象に説明会がおこなわれていますが、どの説明会でも厳しい意見が出された反映でありますが、説明会で出された意見は、判断する時期を先延ばしすれば解決するものではありません。
 そこでうかがいます。
 (1)学校施設開放の目的とスポーツ振興の関わりについて問う。
 (2)学校施設開放の新たな活用の検討状況について問う。
 (3)学校施設開放の有料化方針を撤回すべきだがどうか。
 それぞれお答えください。

(3)
 三つめに、小児初期救急の再開を求めて質問します。
 休日夜間の小児初期救急の再開については、これまでもくり返し求めてきましたが、子育て世代にとっては切実な問題となっています。
 私がうかがった話の中にも「緊急時は、深夜でも子どもを診てほしい。町田市がこの仕事をやらなかったら、町田で子どもは育てられない」「小児初期救急絶対に必要。子どもを大切にしない社会は、大人にも、お年寄りにも冷たい社会です」などの声が寄せられています。
 もとより、子どもは小児科が開いている時間のみ病気になるわけではありません。救急車を呼ぶというのは思ったよりもハードルが高いもので、やはり切れ目のない小児初期救急体制が求められていると思います。休日・夜間の小児初期救急問題は、町田で安心して子どもを産み育てていく必須条件だということができると思います。
 そこでうかがいます。
 (1)切れ目のない小児初期救急体制について関係機関との協議の状況はどうか。
 (2)小児初期救急の早期再開を求めるがどうか。
 これまでの到達点を踏まえて、答弁を求めます。
 以上、壇上からの質問とします。

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