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Blenderでモデリング ロースペックPCマシンで巨大風車を作ってみる

2022-02-23 21:30:55 | こんな本がきた!

 前々回の記事にMMDの動作検証も加えました。
作業ファイルでなければまぁ何とか動かせる状態ですね。
参考にしてみてはどうでしょうか?
今回は思わぬ結果でもっとできないかと前回に続いて3Dを試しています。

 今回はブレンダーを本格的に活用してみたいと思います。
しかし曲線は頂点を多く使うのでローポリ作品になりそうなテーマを考えてみると、
風車小屋を作ってみようかなと思い立ちました。

こんなふうに羽根の部分は部品をコピーしてメッシュ状にして小屋は円筒と円錐のシンプルな小屋にしました。
設計図はなくて単にメッシュの1mから風車全体を計算して大きさを調整して建物を作りました。
カメラから見た場所は大きく座標がズレるので座標は計算しました。
そこからスナップしていきます。それでもZ座標が-1下がっていったりして階段状になってしまいましたが、
カメラから見えなくなったり行方不明になるよりはマシです;

原点を軸にしっかり決めていったところが良かったのではないかと思います。
あとはUnityにインポートできれば前半は終了です。後半はペイントと羽根を回すだけです。

作業ワークでは部品の製作、部品の完成までは順調でしたが部品を組み立てる工程で動きが若干重くなりました。
動きにカクつきがある、移動中に短距離で飛ぶとか
休憩後にアプリの応答がなくなったことが1回だけありましたね。
でも、3Dは六角大王とかメタセコイアと昔から使っているのですが
読者限定で書きますと実は!Blenderの精度が高いモデリングは「かなり使いやすい」です。
精度は小数点以下もOKです。グリッドスナップを使えば均等にキレイに仕上がります。
オービットとか水平パンとか少しコマンドのクセがあるのですが、
慣れれば思ったことがすぐにできそうですし、今の3Dは本当にいいです。


どうして16GB以下はすすめないのかと言えば
10年前くらいの3Dグラフィックの程度であればアプリ動作は可能です。
このポリゴンでだいたい1.5GB程度使うのでTerrainするとRAMがパンクして
ディスクアクセスになるので重くなる感じです。
Windows10はシステムで3GBくらい使うので、残り1Gでは難しく
16GBなら無理に詰め込んだオブジェクトも動作できると思います。
このスペックではレンダリングなど陰影つきのの3Dシェーディングには向きません。

後半になりましたが、かなり問題がありそうです。
Unity2020へのバージョンアップは失敗してできないようです。

でUnity2018をそのまま使うことにします。

モデリングデータをUnityにインポートしました。terrainでは動きが少し重くなりました。
まだ仮設定で風車と小屋を分離した状態で色を塗るときに範囲選択しやすいように
しています。

ベースデータは風車、小屋、機械室の3つを分離しています。
これでカスタマイズもできる感じにしています。

右下にBaking...[ETA 0:00:53 ]という表示が出て反映に時間がかかるようです。

バージョンが古いので新しいプロジェクトで開いたことが問題かもしれません。
Terrainオブジェクトなしの既存のプロジェクトに変えてやってみました。

前回の雪だるまと比べると巨大風車塔ですね、塔の高さは43mです。
円筒部が直径20m高さ30m、屋根が直径25m高さ13mです。
この程度なら動きがカクサクで軽いです。風車を回せそうな感じです。
まず外観のみで中身は空の状態です。
中と外のシーンを作ることで3D処理が軽くなります。

あと、時間があまりないのですが3Dモデリングをマスターできれば
手書きパースに応用できますのでぜひBlenderだけでもトライしてみてください。

羽根の部品が選択されるので風車本体に3Dオブジェクトを統合しクラウドに再アップしました。

カメラがなくてもこんなふうになります。C#Scriptを組み込み再生ボタンを押すと風車がゆっくり回転します。

画面を4:3くらいに調整しました。何だかWindows3.1のような大きさの感じですねw。
マテリアルを適用しても色を変えることができます。

というわけでアセットなどの設定に時間がかかりますがローポリなら何とかできそうです。


 

コメント
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