∞doors 八戸探検隊

8を倒すと∞になる!青森県八戸市の美味しいもの、楽しいところを紹介します。生活や観光に役立つデータベースを目指します!

八戸せんべい汁、経済効果は年563億円!

2011年08月31日 | 出来事

八戸せんべい汁、経済効果は年563億円!

試算で経済波及効果の大きさが明らかになった「八戸せんべい汁」

 B級グルメブームの先駆けである「八戸せんべい汁」がもたらす経済波及効果が年間で最大約563億円に上るとの試算を、総務省の「緑の分権改革推進会議」分科会が出した。

 観光やビジネス客の増加に伴い、飲食や土産品などの需要を誘発した、と分析している。

 調査では、八戸市を訪れた人を対象に実施したアンケート(有効回答者220人)をもとに算出した消費単価に、せんべい汁に関係するビジネス客や観光客の入り込み数を乗じた。飲食や宿泊、交通費などの直接効果額は376億5500万円。直接効果に伴う各産業の生産増をもとに、市産業連関表などを用いて推計した間接効果額は、186億5600万円と算出された。

 試算には、アンケートで〈1〉せんべい汁に関する商談〈2〉せんべい汁の飲食、購入〈3〉主な目的ではないが、購買・飲食意欲がある――と回答した人数を反映した。〈3〉を除いた場合、経済波及効果は大幅に減るが、それでも81億7000万円と算出されている。

 報告書は経済効果のほかにも、新聞などの報道機関に多く取り上げられるようになった2010年の広告・宣伝効果が1億円を越すとも試算している。

 報告書をまとめた推進会議は、総務副大臣を座長に有識者らで構成。観光資源活用や地場産品ブランド化などを検討する第2分科会が、B級グルメの代表格として、八戸せんべい汁を調査の対象に選んだ。

 同会議を開く総務省緑の分権改革推進室は「地域資源を有効活用することが、経済的効果につながると数的に立証された。せんべい汁だけではなく、ほかのB級グルメを使った町おこしにも役立ててほしい」と話している。
(2011年8月30日17時36分 読売新聞)


コメント

539億円!すごいですよね!

二度のグランプリに輝いた「富士宮やきそば」は、2001年以降9年間の経済効果が439億円。
「厚木シロコロ・ホルモン」の場合は、経済効果が本大会後の3ヶ月で約30億円に上ったとされる。

【参考:wikipedia】



間接的経済効果も含むということではありますが、過去のグランプリメニューと比べても、せんべい汁の経済効果の大きさがよくわかります。
その理由として考えてみると、B-1グランプリに多く登場する、焼きそばやカレーはある程度味が予想できるのに対し、せんべい汁っていうのは他地域の方には味がまったく予想できず、好奇心をくすぐるためではないかと思います。

せんべい+汁という、両方ともよく知られているものだけど、合わさった味がまったく想像できないというのがポイントではないでしょうか。
とはいえ、8割方の日本人が想像するであろう米のしょうゆせんべいとは違うわけですが・・・。
たぶん南部せんべい豚汁とか言うネーミングだったらまた違う結果が出ているのかもしれません。

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こういう記事が人気があるのかしら?



「しらせ」と「フェリー」と「船の墓場」その2

2011年08月30日 | その他

海辺を走るうちにフェリー埠頭にやってきました。
ここも津波の被害をモロに受けたところです。

津波によりターミナル1階部分が被害を受けたため、青森-苫小牧便として臨時に就航していました。
八戸-苫小牧便は7月10日に復旧しています。










フェリー『べにりあ』が出航を待っていました。

八戸にいながら、フェリーに乗ったことがないという人は意外と多いのではないか。八戸からは北海道に行くために使われるフェリーだが、他の方法として青森空港からの飛行機もあるし、青函トンネルを通っての電車もある。車を運ぶと言う目的がなければ一晩を擁するフェリーは選択されづらいのかもしれない。
だが船はいい。
夜霧煙る波止場で乗船を待つあの感じは他のどの乗り物にもないものだ。マイカーの車内で船への乗り入れを待っているあの感じ。でかいトラックがどんどん積載されていく。ウシを乗せたもの、ウマを乗せたもの。運送会社の銀色のトラック。「え!?まだ入るの?」と言うぐらいどんどん入る。やがて自分の車を発進させ、慎重にタラップを上がっていく。スマートな船体とは打って変わって船内は無機質なパイプがむき出しになっている。無骨な壁や天井はまるでひみつ基地かのようだ。ごとっと輪留めをはめて、ドライバーは船室へと移動する。
船出までのひと時、はじめて乗る船の場合はたんけんがはじまる。
多くの船は見晴らしのいい最上階に大浴場があって、そこまで登ってから、レストラン、自販機コーナーと見て歩く。
ちょっと飽きてきたかな?と言う頃に出航だ。缶ビール片手に、岸から離れていくフェリーを見る。いやフェリーから離れ、ぐるぐる回る岸をみる。大きさの割りに早く回転するフェリーは、へさきを沖に向けると、これまた意外な速さで発進していく。見慣れた町の灯りがどんどん遠ざかり、前には漆黒の闇が広がっている・・・。ざぶんざぶんと絶え間ない波の音、低く響くエンジンの音、風の音。
12時を回るとお酒の販売機が止まる。今のうちにビールを買い込んでおこう。飲んで寝たら北海道だ。


明日の朝イチで八戸から札幌に行くとして、ルートと値段をジョルダン乗り換え案内で調べてみた。
なんでジョルダンという名前なんだろうと思ったら、由来はフランスの数学者「カミーユ・ジョルダン」だそうだ。

■飛行機 08:36発 → 13:40着 早・楽
所要時間 5時間4分
乗車時間 2時間32分
乗換 4回
総額 29,470円
八戸
→28分 新幹線 →新青森 1,450円 2,500円
→8分 特急スーパー白鳥11号→青森
→35分 バス→青森空港 680円
→45分 飛行機→新千歳空港 23,500円
→36分 JRエアポート131号→札幌 1,040円

■JR 07:28発 → 13:58着 楽
所要時間 6時間30分
乗車時間 5時間55分
乗換 2回
総額 13,520円
八戸
→28分→新青森新幹線 9,030円 自由席 1,790円
→133分 特急 白鳥93号→五稜郭指定席1,190円
→194分 特急 スーパー北斗7号→札幌指定席1,510円

■フェリー 07:12発 → 18:35着 安
所要時間 11時間23分
乗車時間 9時間30分
乗換 3回
総額 6,250円
八戸
→9分 JR八戸線→本八戸180円
→18分 バス八戸港線→八戸港300円
→435分 船 八戸~苫小牧→苫小牧FT)4,500円
→108分 バス→札幌1,270円

やっぱ船は安いね。


ターミナルでカレー食べて帰りました。
ダイエット中で禁断のカツカレー。ああぶた肉ってなんてうまいんだろう。

船の中にトラックがどんどん入ってく様子は見てて楽しいものです。
もぐもぐしながらいつまでも見てました。



はちのへみやげにぜひどうぞ。


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「しらせ」と「フェリー」と「船の墓場」その1

2011年08月30日 | その他


八戸港に南極観測船「しらせ」がやってきました。

海上自衛隊所属のしらせ。にぶいねずみ色の艦船が多い同隊にあって、目を引くビビットなオレンジ色の船体が印象的です。
シャープな戦艦のフォルムに対し、丸みを帯びた船首はどことなくユーモラスでさえあります。船首の穴からは潮(氷を溶かすための水)をふくんですってよ!丸っこい船首も氷を割るためのデザインなのだそうです。




排水量 基準 約12,500t
全長 138m、水線間長 126m
全幅 28m
吃水 9.2m
機関 ディーゼル 4基・主電動機 4基 ディーゼルエレクトリック(PWMインバータ方式)、
2軸推進 30,000PS
最大速度 19.5ノット
砕氷能力 厚さ1.5mの氷の中を3ノットで航行可能
乗員 179名
隊員 80名
輸送物資 約1,100t
艦載機 CH-101×2機、AS355級×1機
【wikipediaより】

【南極地域観測協力行動】砕氷艦2代目「しらせ」南極処女航海の様子

しらせが氷を割って進む様子がよくわかりました。
厚い氷に進路を阻まれた時は、いったんバックし、勢いをつけて前進!
氷に船体を乗り上げさせ、船の重さで氷を割る『ラミング』と言う方法を何度も繰り返してで進むそうです。
『3歩進んで2歩下がる』ですね。

他のみどころ「南極でふんどし!?」


関連動画では南極の美しい風景やオーロラをごらんいただけます。


[PDF]防衛省殿向け砕氷艦「しらせ」のテクノロジー(ユニバーサル造船)新旧しらせの違いがよくわかる。


岸壁には付近の陸上自衛隊八戸駐屯地からヘリやトラックも駆けつけてました。
震災の際に実際に使われた数々の興味深い装備の展示もありました。
ジャッキ(ゴムの板状の袋を空気で膨らませて2トン以上持ち上げる)やでかいニッパー(人力のみで油圧で鉄骨を切る)、スネークカム?(管から胃カメラのようなカメラが出てきて、上下左右を見られる。がれきの中に棒をつっこんで、中に人がいないか探す)などがありました。体験に夢中で写真を撮るのを忘れました。



コブラとその向こうにばばヘラアイス。平和な光景です。


ババア(失礼)がヘラで盛るからババヘラアイス。ビビットな色合いはもはや何味なのかよくわからない。このあと蛍光オレンジも盛られてました。
秋田発祥のババヘラアイスですが、八戸市でも祭りの日はもちろん、ふだんでも病院の前なんかで売られてます。

ババヘラアイスで検索するとキレイなバラ状のアイスが見られます。バナナとイチゴ味だって。これは食べてみたい。




しらせの船内見学を堪能して帰る途中。見覚えのある船が・・・



これは館鼻岸壁に打ちあがっていた船では?



かつて船だったモノたち。



輪切りになった船が累々と横たわっていました。



まだ半年経ってないんですよね。今一度、噛み締めました。


《つづく・・・》


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万歳!山菜!!まさかのその7!

2011年08月25日 | 食べ物
前回の万歳!山菜!!その6!THE LASTが今年の山菜の食い収めかなと思いましたが、晩夏にさしかかりつつあるこの日、春とはまた違った山菜を食べることができました。




■ミズの実…イラクサ科ウワバミソウ属

ミズ(ウワバミソウ)の茎の節にできる繁殖組織(むかご)。
これが地面に落ちて根をはやし、新たな個体となる。

過去の記事『万歳!山菜!!その2』(2011.5.11)にて「湯がいておひたしにすると、ぬめっとした食感が美味しく酒のつまみにサイコーとのこと。
これは一度食べてみたい。」
と感想を述べていたが、こんなに早く夢が叶うとは!



茎が折れ曲がった脇に赤い肉芽をつけているのがわかる。
これだけ入って100円。
山菜を食べて学んだように、お湯で湯がけば大概のモノは食べられる!と言う知恵の通り、


さっと湯がいておひたしにしてみる。
赤い実が青~緑の色に変色するのが美しい。
実の部分のごりっとした食感と、中から出てくるぬめっと糸ひくねばり気。
茎の部分のほろ苦さも相まって、つまみには最適。


ゼイタクに実の部分だけ。
どこを食べても、ゴリッヌメッ。苦味はあまり感じられず、よりダイレクトに実のうまさを感じることができる。
ただし、実だけを集めるのがとてもめんどくさい。



唐辛子を入れて、醤油とそばつゆで一夜漬けに。
茎の苦みが消えて、幾分食べやすくなった。
食感もしんなりしたことで柔らかくカリカリに。
色もザクからドムっぽくなった。






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おまけ

スーパーで『だだちゃ豆』を発見したので茹でて食べてみました。
山形県荘内地方の特産品で、枝豆の一種ですが一般的な枝豆とは違い、とうもろこしのような強烈な甘みとうまみを持っています。



さやに生える茶色の毛が特徴。茶色の斑点は糖質が浮き出たものだとか!?


茶色の毛や斑点が見えるでしょうか?


ぷりっと翡翠色の豆が美しい。これでずんだをつくったら絶対にうまいんだろうな。


だだちゃ豆は個人的に『死ぬ前に1度は食べたい野菜ランキング』1位(2位は嶽きみ)。ただ、スーパーで買うと鮮度のせいか幾分旨みが落ちるので、クール便で産地直送のものを求めたい。




八戸花火大会2011《完全版》

2011年08月23日 | イベント

前回に引き続き、花火大会の様子をご紹介します。
あざみの花のような美しい紫から赤へのグラデーションです。

デーリー東北の記事によると、当日は14万人が訪れたとのこと。
八戸の人口が23万6千人なので、人口の半数以上もの人々が館鼻岸壁にいたことになります。スゴイですね。
人々は4000発の花火に酔いしれました。



赤から緑へと変化する目にも鮮やかな大玉。


お供を従えて。陸上で光るライトも華やかでした。


彼岸花にも似て。






でけえ。花火でけえ。カメラの画角に収まりきらない!


お花を表現したと思われる花火。デイジー?
写真に撮ることでよりいっそう形がわかる稀有な花火かもしれない。


打ち上げ場所が2箇所あり、どちらから上がるかハラハラする。さらにメインのほうは3箇所から打ちあがる。

当日は、ラジオBeFMで花火会社の社長のおばちゃんの解説付きの番組をやってました。
今年は聞けなかったのですが、ラジオがあったほうが絶対楽しめますよ。


ラーメンバーガー みそ味 500円

かためられた麺でチャーシュー、メンマ、ネギをはさむというハンバーガーでラーメンを表現した、いや、むしろラーメンでハンバーガーを表現した驚きの食べ物。
肉厚チャーシューが食べ応えあり。
大判焼きの鉄板で麺を焼いて作るのか?他に塩味がありました。



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おまけ


花火が終わると漁船がいっせいに岸壁へ戻ってきます。
煌々と照らすライトがキレイでこちらも眺めてゆっくり帰るのもまたオツなもの。


八戸の花火と言えば、港の象徴であるシーガルブリッジと花火とが写った写真が定番ですが、今年は節電のためかブリッジのライトアップはありませんでした。
ちょっとだけ残念。