八戸港に南極観測船「しらせ」がやってきました。
海上自衛隊所属のしらせ。にぶいねずみ色の艦船が多い同隊にあって、目を引くビビットなオレンジ色の船体が印象的です。
シャープな戦艦のフォルムに対し、丸みを帯びた船首はどことなくユーモラスでさえあります。船首の穴からは潮(氷を溶かすための水)をふくんですってよ!丸っこい船首も氷を割るためのデザインなのだそうです。
排水量 基準 約12,500t
全長 138m、水線間長 126m
全幅 28m
吃水 9.2m
機関 ディーゼル 4基・主電動機 4基 ディーゼルエレクトリック(PWMインバータ方式)、
2軸推進 30,000PS
最大速度 19.5ノット
砕氷能力 厚さ1.5mの氷の中を3ノットで航行可能
乗員 179名
隊員 80名
輸送物資 約1,100t
艦載機 CH-101×2機、AS355級×1機
【wikipediaより】
【南極地域観測協力行動】砕氷艦2代目「しらせ」南極処女航海の様子
しらせが氷を割って進む様子がよくわかりました。
厚い氷に進路を阻まれた時は、いったんバックし、勢いをつけて前進!
氷に船体を乗り上げさせ、船の重さで氷を割る『ラミング』と言う方法を何度も繰り返してで進むそうです。
『3歩進んで2歩下がる』ですね。
他のみどころ「南極でふんどし!?」
関連動画では南極の美しい風景やオーロラをごらんいただけます。
[PDF]防衛省殿向け砕氷艦「しらせ」のテクノロジー(ユニバーサル造船)新旧しらせの違いがよくわかる。
岸壁には付近の陸上自衛隊八戸駐屯地からヘリやトラックも駆けつけてました。
震災の際に実際に使われた数々の興味深い装備の展示もありました。
ジャッキ(ゴムの板状の袋を空気で膨らませて2トン以上持ち上げる)やでかいニッパー(人力のみで油圧で鉄骨を切る)、スネークカム?(管から胃カメラのようなカメラが出てきて、上下左右を見られる。がれきの中に棒をつっこんで、中に人がいないか探す)などがありました。体験に夢中で写真を撮るのを忘れました。
コブラとその向こうにばばヘラアイス。平和な光景です。
ババア(失礼)がヘラで盛るからババヘラアイス。ビビットな色合いはもはや何味なのかよくわからない。このあと蛍光オレンジも盛られてました。
秋田発祥のババヘラアイスですが、八戸市でも祭りの日はもちろん、ふだんでも病院の前なんかで売られてます。
ババヘラアイスで検索するとキレイなバラ状のアイスが見られます。バナナとイチゴ味だって。これは食べてみたい。
しらせの船内見学を堪能して帰る途中。見覚えのある船が・・・
これは館鼻岸壁に打ちあがっていた船では?
かつて船だったモノたち。
輪切りになった船が累々と横たわっていました。
まだ半年経ってないんですよね。今一度、噛み締めました。
《つづく・・・》
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます