RF-4EJ ファントムII
機首にシャークマウス(ティース)(鮫の口・歯)のペイントがされている。
尾翼にはウッドペッカー(?)というお茶目さ。
ソフトグライダーで遊んでた頃、シャークマウスは子供達に不人気だったが、今見ると強そうでかっこいいではないか!
F-4の画像を検索していると写真のと同じ903号機でもシャークマウスが描かれてないものもあるようなのです。航空祭の時だけ、シールを貼るのかもしれません。
緑系統の迷彩カラーがいかにもちょっと昔の自衛隊機って感じでカッコイイですよね。
F-4という機種はベトナム戦争の時代にも参加し、初飛行から50年を経た現在も世界中を飛び続けているという年代モノの超音速戦闘機。日本では代替機のF-X策定計画があるが、最有力候補のF-22"ラプター"をアメリカが売ってくんないので計画も頓挫中。
おじいちゃんヒコーキだけど、偵察機としてまだまだ現役続行中である。
F-22 ラプター
ウッドペッカーのマークにはどういう意味があるんだろう?と思っていて探していたら、1/72 F20 RF-86F ウッドペッカー 自衛隊偵察機というプラモを発見!RF-86FはRF-4Eの先代の偵察機。代々、自衛隊の偵察機にはウッドペッカーのマークが付けられてたのかもしれませんね。
汎用ヘリ UH-1J イロコイ(開発時の型番HU-1よりヒューイの名も)
その豊満ボディーの機体のせいで、ペイントが獰猛な鮫の牙というよりはオッサンが笑っているかのようなユーモラスな感じに見える。鼻からなんか出てるように見えるし。
でも、右に機銃のようなものが見えるわよ。あらやだ怖い。
イロコイとはインディアンの集団名。米軍はヘリコプターにアパッチとかコマンチ、ブラックホーク(酋長の名前)など、インディアン関連の名前をつける慣例があるそうだ。
でもなんでか、インディアンの名前じゃないのが、
攻撃ヘリAH-1 コブラ
細っそ。まっすぐ飛んでくるのを見たら、ロッカーが飛んで来てるように見えるんじゃないだろうか。
正面の機体面積を減らすことで、敵から発見されにくく、被弾しにくい工夫なんでしょうね。敵から見える面積を減らすとき、戦車は横長に、ヘリは縦長になるのが面白いです。
F-15 "イーグル"
乗員: 1名(B/D/DJ型は2名)
全長: 19.43 m
全幅: 13.05 m
全高: 5.63 m
空虚重量: 12,973 kg
最大速度: M2.5
固定武装: M61A1 × 1 (6砲身 口径20mm 装弾数 940発)
製造単価、約3,000万ドル
F-16"ファイティング・ファルコン"
乗員:1名
全長:15.04 m
全幅:9.45 m
全高:5.09 m
最大速度:マッハ2.0
自重:8.27 t
F-2A
乗員:F-2A 1名/F-2B 2名
全長:15.12m
全幅:11.13m
全高:4.96m
自重:12,000kg
最大速度:Mach2.0
F-2A尾翼のアップ。
第8飛行隊 ブラックパンサーズ50周年記念ペイント
みんなで歌おう「第八飛行隊隊歌」
一.
空の蒼さにあこがれて
集いし日本男子らが
担うは祖国の防衛と
胸に秘めたる熱と意気
ああ栄えある第八飛行隊
ニ.
北の空から南の空へ
強者どもがかけめぐり
願うは永遠のやすらぎと
日夜鍛えし技と魂
ああ栄えある第八飛行隊
三.
歴史輝く先輩の
跡受けついで今日も行く
守るは翼の日の丸と
燃える血潮の顔と顔
ああ栄えある第八飛行隊
どういう節で歌うんでしょうか?
水戸黄門のテーマだと「ああ栄えある~」があまりますし、
泳げ!たいやきくんだと「ああ栄えある~」が合いません。
加藤隼戦闘隊 -Kato Hayabusa Fighter Wing-
左:F-2Bコックピット、右:ゼロ戦コックピット(三沢航空科学館)
なんていうか・・・ぜんぜん違うね。
ゼロ戦のほうは機銃の狙いをつける十字の照準があるのが古さを感じさせる。意外と計器類が多いのに驚きます。速度、高度、燃料、方位磁針・・・あと何の計器が必要だろう。
ゼロ戦は映画の撮影用に復元されたものだそうです。復元機とは言え、狭いコックピットに座ると、歴史を感じさせる生々しさがあります。
展示中の「零式艦上戦闘機五十二型」。
展示は10月24日まで。土日には実際にエンジンを始動してプロペラを回すらしいよ!
U-125A
救難捜索用の飛行機。北海道の千歳基地から来たのかな?
セスナ T-41A メスカレロ
米空軍がパイロット候補生の選別に用いるセスナ機。
ねぶたやカブトをモチーフにしたペイントが美しい。
特に刀はトリックアート的に描かれていて、飛行機が本当に刀をさしてるみたい。
おまけ
今回は姉沼通信所のほうから、基地内に入りました。
付近では巨大なレーダー群を見ることができました。
取り壊しが決まっている「ゾウのオリ」。アンテナは直径450mあり世界最大級らしい。
近隣にあるレドーム群。巨大なゴルフボールがたくさん転がっているようなユニークな光景。
参考
三沢飛行場
エシュロン
クリックで拡大(XPERIA壁紙サイズ)
長らく引っ張ってしまった、一連の三沢航空祭2010ネタは今回で終了です。ヒコーキに興味がない方にはまったく面白くない記事だったかもしれませんが、いろんな飛行機があるんだなぁ。面白いなぁ。と思ってもらえれば幸いです。
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