∞doors 八戸探検隊

8を倒すと∞になる!青森県八戸市の美味しいもの、楽しいところを紹介します。生活や観光に役立つデータベースを目指します!

その名はFASTECH360S

2007年10月24日 | 乗り物

仙台ー八戸間で新型新幹線の試験走行が行われています。

新幹線は2010年に青森、さらに2020年には札幌へと延伸する予定です。
北海道への輸送のライバルである飛行機に対抗していくためには、東京-札幌間が4時間程度で結ばれる必要があるといわれ、そのために営業速度360km/hが必要だそうです。

現在『はやて』が275km/hで東京-八戸を約3時間で結んでいますが、更なるスピードアップのための試験を行う車両が『FASTECH360S(ファステック360S)』です。

FASTECH360はFASt TECHnologyから造った造語で、360は目標とする営業速度(km/h)、Sは新幹線の頭文字(在来線を走れる360Zも存在する)。

特徴的なのは両端の先頭車の形が違うことで、スピードや騒音などを比較検討するそうです。どちらが採用されるのか楽しみですね。

他にもドアや窓とボディの間にほとんど凹凸が無かったり、パンタグラフが少なかったりと、抵抗を減らすための努力が伺えます。


屋根から板がせり出し、空力ブレーキをかける機能を備えることから、デビュー当時はネコミミ新幹線などとも呼ばれていましたが、営業車両では廃止になることが決まっているそうで、少し残念。


仙台方面を向くストリームライン車両


青森方面を向くアローライン車両



青森、北海道方面を見つめるアローライン。その先に見る将来とは・・・?

FASTECH360とは?(PDF)
FASTECH360(wikipedia)

108ピース E954形新幹線 ファステック360S 26-122S
108ピース E954形新幹線 ファステック360S 26-122S



おおなみ、たかなみ八戸来航

2007年10月14日 | イベント

第1護衛隊群に所属する『おおなみ』『はたかぜ』が八戸港に来航し、艦内見学や体験航海が行われました。

以前来航した『はたかぜ』が1986年就役なのに比べ、この2隻は2003年就役とまだ新しく、艦橋にはGPS情報を写す大型液晶モニタ(船版のカーナビ?)など、はたかぜには無かった設備もありました。そのためか、見学者には乗員の方がぴったりくっついて(見張りを兼ねて?)案内と詳細な説明をしてくれました。
艦内は艦橋以外は見せてもらえませんでした。

甲板には本艦に搭載されているシコルスキー社製三菱重工改造のヘリSH-60K(super Auk すごいウミガラスの意味)が展示されてました。操縦席に座ることもでき、見学者には特に人気が高かったようです。私を案内してくれた方はヘリに関係ない部署なのか行列まで出来るヘリ人気にちょっと不満そうでした。

この護衛艦のシンボル的存在である(らしい)54口径127ミリ速射砲は、遠隔操作で32kgの砲弾を毎分40発発射し、ミサイルを撃ち落すのにも使われるそうです。最大射程距離は24kmということで、この距離は八戸港から十和田市までとほぼ同じ。驚きです。

第1護衛隊群ホームページ

1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛艦 おおなみ 1/700 ウォーターラインシリーズ 海上自衛艦 たかなみ

性能諸元 (ウィキペディアより)
排水量 基準排水量 4,650t
全長 151m
全幅 17.4m
深さ 10.9m
吃水 5.3m
機関 ガスタービンエンジンCOGAG方式 4基2軸推進
LM2500 2基(16,500PS x2) 60,000PS
SM1C 2基(13,500PS x2)
速力 最大30kt
定員 175名
武装 127mm単装速射砲 1門
ファランクスCIWS 2基
90式艦対艦誘導弾 (SSM-1B)4連装発射筒 2基
Mk41VLS 32セル
3連装短魚雷発射管(HOS-302) 2基
探索装置 OPS-24B 3次元対空レーダー 1基
OPS-28D 対水上レーダー 1基
OQS-5-2 ソナー 1基
OQR-2 曳航ソナー 1基
射撃管制装置 射撃管制装置2型31B (FCS-2-31B) 2基
搭載機 SH-60J/k ヘリコプター 1機


夢の森収穫感謝祭&倉石牛肉まつり

2007年10月08日 | イベント

五戸町の小渡平公園で倉石牛肉まつりがありました。
公園の芝生にいくつもバーベキューセットが並び、お客さんが倉石牛をおいしそうにほおばっていました。会場の設営されていた方お疲れ様です。

前売り券を買えば、倉石牛250gと野菜のセットが2000で食べられます。

あいにく私は前売り券を持ってなかったので写真の『焼肉用』200gを3200で買いました。

青森は牛肉の名産地なんですね。知りませんでした。倉石牛、田子牛、十和田湖和牛、東通和牛、八甲田牛、十和田牛などのブランド牛がありますが、中でも倉石牛は特に評価が高いそうです。その実力は東北の優れた牛肉だけが出品できる『東北牛匠会肉牛共進会』で名誉賞、最優秀賞、優秀賞を総ナメしたこともあるほど。

倉石牛を出荷している農家はわずか8戸。その8戸が年間400頭あまりを出荷しているそうです。

倉石牛について

FUJITSUBO

2007年10月04日 | 名物

フジツボである。
青森ではフジツボを食べる。

普通フジツボというと海辺で見られる小さな富士山の形をした貝のような生物を思い浮かべる。岩や古びた船などに密集してくっついているヤツだ。
しかし、青森で食べられるフジツボはそれとは違う種類らしい。まず大きさが違う。

青森で食用に供する『ミネフジツボ』は5cm~10cmと驚くべきデカさ。写真では横に三つ並んで映っているが、かにスプーンとの大きさを比べるとその大きさが良くわかる。穴から覘いているツメをつかんで引っ張り出して食べる。

で、引っ張り出すと・・・。


こんな感じ。柄つきの皿&低解像度の写真で申し訳ないですが、左側がツメで、右側が可食部の肉。肉の部分は大きさにして数センチ。私が食べたお店では三つで3000円弱。相当に高価である。

食べてビックリ。カニやエビを思わせる味で、うまみが凝縮した汁がこぼれてくる濃厚な味。
それもそのはず。フジツボは貝ではなく、甲殻類。エビカニの仲間なのだ。

■フジツボの生態■
フジツボはエビやカニと同様にノープリウスという自由に泳ぎまわれる幼生として生まれ、プランクトンを食べて成長します。2週間~1ヶ月でキプリス幼生になり、今度はくっつく場所を探して動き回ります。安住の地を見つけたキプリスは石灰質を分泌して、貝のような姿のフジツボになるそうです。

動けないフジツボの繁殖法は生殖器をにゅ~っと伸ばして、二つ三つ先のフジツボと交尾するらしい。相手が男か女かどうやってわかるんでしょう。

若い頃は転勤族。中年で課長になり、家を建て、終の棲家とする日本のサラリーマンの姿を重ね合わせてしまいました。でもサラリーマンは隣のお家ににゅ~っと手を伸ばしちゃダメですよ。