∞doors 八戸探検隊

8を倒すと∞になる!青森県八戸市の美味しいもの、楽しいところを紹介します。生活や観光に役立つデータベースを目指します!

壷半のこしょうなべ

2008年03月29日 | 食べ物

八戸でこしょう鍋といえば壷半というほど有名なお店。食べる前まではどんな味か全く想像できなかった。
たっぷりの白菜と肉団子、そして寿司店らしくつぶ貝、魚の切身等の魚介類が入る。あっさりとしたうす味のスープに黒こしょうのピリッとした辛さが際立つ。当日は、寒い日だったが汗がどんどん出てくる。ビールがガンガン進むという噂は本当だった。

お店は鷹匠小路のセンチュリーホテルのあたりと長横町のムーンプラザあたりをつなぐ「たぬき小路」にあります。
壷半
TEL : 0178-43-5494
住所 : 〒 031-0034 青森県八戸市大字鷹匠小路4

八戸横丁連絡協議会

八戸の横丁や小路を語る上で欠かせないのが「ロー丁」。「ろーちょう」と読みます。来たばかりのときは読み方がわからず、「くちいっちょう」だと思ってました。なぜ町でなく丁なのか。ローってなんだ?と思ってましたが、上記HPに答えがありました。「鷹匠小路の最奥に、江戸時代に一時期牢屋が置かれたことから通称「ロー丁」と呼ばれていましたので「ロー丁銀座街」と名づけられました。」だそうです。

他にも八戸には、鷹匠小路、鍛冶町、徒士町(かじしちょう徒士とは下級武士のことだそうです。)など、その職業集団が住んでいたことを感じさせる町名や内丸、城下といったお城があった事を実感させる町名が多くて歴史を感じます。

館鼻岸壁朝市

2008年03月16日 | イベント
今年も館鼻岸壁の日曜朝市が始まりました。
本日16日から12月まで毎週日曜、日の出頃からお昼までの開催。出店するお店は200~300。国内でも最大級の朝市だそうです。

八戸には○日町(○=1以上の整数)という地名が多いのですが、その日に市が立ったことに由来しているそうです。ざっと調べただけでも、,3,6,8,10,11,13,16,18,23,26の○日町もしくは○日市が現存しています。港町八戸はまさに昔から市の町だったのでしょうね。

さて、数ある八戸の朝市の中でも、最大なのが館鼻朝市で魚、野菜、骨董品、コーヒー、揚げ物、練り物、薬、縁日の屋台などなど様々なお店が集ります。

朝市は『よこまち』も『みなとや』もない時代のスーパーマーケットだったことを実感させます。

06:00 AM頃。日の出とともに既にたくさんの人が。



ハーディ・シュタイナー大尉に似たナイスミドルの焼き魚屋さん。
さんま、さば200円~
旅行者風のお客さんには「どっちからきたの?」「ここの朝市は有名な輪島のヤツより規模が大きいんだよ」などと話していました。朝市はお店の人との会話も楽しい。

にしん300円。カズノコでおなかがパンパン。奥に見えるホタテは何度も塗られたツユが火の上に垂れて、香ばしい匂いをさせていました。

9時にはいなくなっちゃうみたいだから、食べたい人は急いでGO!朝市のあとは三沢のスーパーの駐車場に出店するって言ってました。

朝市開催場所

鶴亀屋食堂

2008年03月12日 | 青森市


青森に来たからにはマグロのカマというものを食べてみたかった。こんなにも早く、その僥倖にあずかれようとは・・・。

超盛マグロ丼で有名な浅虫の鶴亀屋食堂。その日は日曜で閉店間際とあって名物のマグロ丼は、やはり売り切れ。がっかりしながら三天丼を頂く。ボリューム満点でウマいのだが、やはりマグロ丼が食べたかった。

すると「明日、5人集めておいで~。カマの煮たの食べさせっから」と大将のやさしいお言葉を頂いたのです。そして翌日。

値が張るから5人集めて来いということかと思ったが、マグロのカマ煮500円(!)。ひとり100円。いまどき缶ジュースも飲めない金額だ。

圧力釜でじっくり煮たカマ肉はやわらかく、はしを入れると湯気とともに、肉がほろりと落ちる。
目の周りのゼラチン質たっぷりの部分や、あご周りの歯ごたえのある部分など。あますとこなく堪能しました。あとに残った頭蓋骨は恐竜の骨のよう。
無残なマグロ君の姿はなんとなく、南米の鳥葬を思い出してしまった。

他にも煮たクリガニ、ホタテ、たこしゃぶ、ミニマグロ丼などおなかいっぱい頂いて、ひとり1500円。安すぎだろ。儲かっているのか心配です。

白銀・湊の美味しいお店

2008年03月11日 | 食べ物
湊の美味しい食べ物屋さん2軒をご紹介。


沖野商店の煮たまご 1コ30円。

ご夫妻でやっている煮たまご屋さん。
お店の存在を知らなければ、廃業した駄菓子屋さんかな?と、普通に通り過ぎてしまいそうな店構え。しかし、よく見れば店内にうず高く詰まれた卵のダンボール。そして小さく『たまご屋さん』の張り紙。

恐る恐るドアを開けて奥に進むと、常に弱火キープのデカイ鍋が。
お店に買いに行くと、鍋から取り出したてのアツアツをいただけます。煮汁も入れてくれるのですが、これが甘くてコクがあっておいしい。お店に行った人だけの特権ですね。

「どれぐらいの時間煮るんですか?」
「う~ん。テキトー。」
「・・・。」

この辺は学校が多いところですが、生徒さんたちはこのたまごを食べながら帰るのでしょうか?買い食い禁止?

煮たまごは冷めてもおいしいけど、あったかい(熱い)と100倍おいしい。


切ってみたところ。中までツユがしみている。黄身のグラデーションがきれい。
冷めてもウマい。ビールのおつまみにサイコーです。ラーメンに入れるのも美味しそう。

コレだけのたまごのカラをむくのは大変でしょうね。どうやってるのか聞こうとおもいつつ、いつも忘れます。

沖野商店
八戸市白銀町右新井田道19-15


つききん からあげ屋さん 湊店
注文してから揚げてくれます。

電話して注文すれば待たずに受け取れます。でも、お店に直接行って多彩なメニューをアレコレ迷いながら注文して、揚がるまでの10分ほどをワクワクしながらビッグハウスで時間をつぶすのが好きです。

手羽先やもも揚げなど種類も豊富。
売市にもお店があるみたいですね。

からあげ 100g 150円~

近くのビッグハウスでご飯を買えば立派なランチになりますね。

からあげ屋さん 湊店
八戸市大字湊町字油久保5-6
TEL:0178-34-1659

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ロッカショ

2008年03月08日 | 
ロッカショ 2万4000年後の地球へのメッセージ

ロッカショは坂本龍一氏をはじめとするSTOP-ROKKASHOプロジェクトによって書かれた青森県六ヶ所村にある核燃料再処理工場の危険性についての本。

原子力発電や核燃料の再処理は地球のために良くないのでやめましょうという内容で、再処理工場の稼動は地球へのテロとまで言い切る。しかし、『再処理工場稼動によって1日に原発1年分の放射能が海へと垂れ流される』とか『日本最大の漁獲高の八戸港の海産物は放射能に汚染されている。』など、ホントか!?と思わせるような内容も少なくない。何を根拠に書いているのか知らないが、地元の人たちにしてみれば、風評被害以外の何ものでもない。エコとかピースとか言うのは勝手だが、近隣の農家や漁業の人達が損失を受けたら救済してもらえるの?

六ヶ所村に再処理工場があるんだということを全国の人たちに知ってもらい、考えてもらうためにはよい機会だと思いますが、周辺に住む人の不安をいたずらにあおるのは良くないと思う。

地方にある原発や再処理工場は東京のような大都市で使われる莫大な電力をまかなうためのものであり、地方に住む人たちは交付金と引き換えに大都市から出る不利益を押し付けられている。沖縄の米軍基地問題にも似ているかもしれない。坂本氏やSUGIZO氏(誰?)だって東京に住んで電気を使って生活しているわけでしょ

また、このプロジェクトに賛同する多くの有名人が巻末にメッセージを寄せているが、「地球・未来・子孫・・・」のような、なんだかポエムみたいなのが多くて、本当に問題を理解しているのか疑問。

ダメダメだけでは何の解決にもならない。原子力の代替案として太陽光発電や風力発電をしている海外の事例も載ってるけど、日本で発電用の風車をあと何基立てれば原発が不要になるのか??(ちなみにこの本を作るのに必要な電気は太陽光発電によって賄われているそうです。)

原発や関連施設は無くてはならないと思うが、危険と隣り合わせであるのは間違いない。再処理工場を運営する日本原燃には調査をしっかりして、なにか問題があれば隠さず公開する義務があると思うし、事故が起これば取り返しがつかなくなるのはロッカショに書かれている通りだとは思う。

ストップロッカショ.jp

wikipedia
六ヶ所再処理工場
六ヶ所村核燃料再処理事業反対運動
STOP ROKKASYO