あおもり検定第1回中級試験を受検してきました。
問題は全部で100問、うち10問が今年の重点テーマ『太宰治に関する問題』。中級試験はマークシートではなく筆記式。問題のほとんどは4択から正解の数字を選んで記入する形式なのですが、語句をカタカナや漢字で記入させる問題もあり、初級に比べるとかなり難しくなっています。漢字でと指定があるので、答えが日本書紀とわかっていても日本書“記”ではアウトになってしまうのが厳しいところです。
筆記の例)
第22問 漢字で答えなさい。
明治維新期に起こった新政府軍と旧幕府軍との一連の戦争を戊辰戦争というが、
青森県域では南部領の(野辺地)において盛岡藩と弘前藩が武力衝突した。
第24問 カタカナで答えなさい。
1889年10月23日朝方、アメリカの貨物船(チェスボロー)号が
西津軽郡車力(現つがる市)の七里長浜沖合で座礁し、車力村民が救助活動にあたった。
※反転すると回答が出ます。
今回の試験は前回の初級試験に比べて、南部の問題が多かった気がします。太宰治関係の問題が津軽のものなので、それを考慮してバランスをとった結果でしょうか?
私は八戸近辺の問題ではかなり答えられたと思うのですが、津軽地方の問題、特に記入式、また歴史ものなど苦手分野がまったく答えられずズタボロ。自己採点の結果67点でした。7割取れれば合格なので、俺、アウト~!チャラ~でお仕置きです。
去年初級が簡単だったのでナメてましたスイマセン。来年はがんばりま~す!
覚えたこと:ガンクミジカはナガイモの品種のひとつ。やわらかくアクが少ないのが特徴。
印象深かった問題
第95問
太宰の小説『津軽』の冒頭には、「津軽の雪」として東奥年鑑(東奥日報社発行の青森県の総合年鑑)から引用された7種類の雪の名称が上げられている。これに想を得て作られたという、新沼謙治が唄う楽曲名はどれか。正しいものを一つ選びなさい。
①津軽恋女 ②雪国 ③津軽平野 ④津軽のふるさと
チッチッチッ・・・・・・・・・・・・・・・・
正解は
正解は①津軽恋女。
出題の部分は
『つがるには七つの雪が降るとか こな雪、つぶ雪、わた雪、ざらめ雪、みず雪、かた雪、春待つこおり雪』ですね。
個人的には
『降り積もる雪雪雪また雪よ』
の部分が津軽地方のいやというほど降る雪を特徴的にあらわしていて好きです。
カラオケでよく耳にする曲ですが、ずっと吉幾三の曲だと思ってました。いつも歌ってる人が津軽出身だから?
この曲テキストに載ってました?
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