∞doors 八戸探検隊

8を倒すと∞になる!青森県八戸市の美味しいもの、楽しいところを紹介します。生活や観光に役立つデータベースを目指します!

南郷ゆきほたる祭2010

2010年02月20日 | イベント
南郷区全域でゆきほたる祭が2月13日(土)午後3時~午後8時まで開催されました。
ここ南郷区は夏は川辺をほたるのグリーンの光が彩ることで知られますが、冬のこの時期は、ろうそくの灯がやさしく揺れます。


山の楽校。
斜面に穴を掘り、ペットボトルを利用した灯篭の中にろうそくが灯ります。
色紙を通して、赤や黄色のやさしい光が揺れています。


校庭に出てみました。文字が描かれているらしいのですが・・・。


校舎2階から見ると、
「心ゆたかに 力たくましく 2010」
と読めました!全部写しきれてませんが・・・。
かつてここが増田小中学校だったころのスローガンが雪の校庭に鮮やかに浮かび上がりました。


祭は午後8時まで。この時点で7時30分!次の会場に急ぎます。



朝もやの館です。
緩やかにカーブを描く建物に沿って並べられた雪灯ろうの小道。
寒いはずなのに温かい気持ちになります。


バケツを使って雪を固めたのでしょうか?
それにしてもろうそくの炎って予想以上に長く持つんですね。


名残惜しいですが、次に向かいます。

最後のグリーンプラザではすでにろうそくが消えていて、後の祭り。
灯ろう滑り台とか見てみたかったのですが、来年の楽しみにとっておくことにします。

先日紹介した十和田湖冬物語もそうですが、厳しい冬を明るく楽しく過ごすための知恵を出して、さまざまなイベントが行われています。ご苦労されているかたがたには頭が下がります。




◆今日の八戸探検隊
「心は熱いが 風邪は引く」


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十和田湖★冬物語2010 その2 

2010年02月19日 | イベント

日が落ちてあたりが暗くなると、電球がいっせいに点灯し、なんともロマンチックな雰囲気に。
会場では雪関係の歌がエンドレスで流れています。
キロロとか広瀬香美とかカズンとか。
冬のファンタジー/カズン




ねぶたステージもライトアップ。昼よりもカッチョよく見える。


ステージでは津軽三味線のステージが始まりました。
この寒い中でよく指が動くなと変なところで感心してしまう。
演奏しているのは『白神』というグループらしい。


つづいて、ねぶたハネト体験。この真冬にねぶたの衣装を見るとは思わなかった。
「私がラッセーラーと2回言いますから、皆さんは3回で返してください!!」とねぶたインストラクター(?)
お客さんもその場でハネます。なぜか私の足元はツルツルで危険を感じたので、とてもじゃないけど、ハネるどころじゃありません。
ツアーで参加したお客さんもいっぱいいたみたいで、これは楽しい体験だったろうなと思います。夏の本番にも是非来てくださいね!


そうこうしているうちにも雪が降り出します。
ちなみにシャッタースピードは1/25秒。


ラッセーラでヒートアップする会場ですが、寒すぎてかまくらバーに一時避難です。
なんとも幻想的な空間。


冬花火が始まりました。
打ち上げ場所が近いので大迫力です!!
開いた花火の下端が、地面につくほど。
わずか10分弱ですが、冬のすんだ空気の中で見る花火は格別ですね。


近いがゆえに、はるか上空まで上がる大玉を雪像と一緒にとることができませんでした。次回行くときは位置取りをもっと考えたいなぁ・・・。

十和田湖冬物語2010 三味線


2010十和田湖冬物語 花火


流れる曲は十和田市在住のミュージシャン桜田まことさんの歌う「I miss you」
桜田さんはせんべい汁の歌を歌うトリオ・ザ・ポンチョスの一員としても有名ですよね。

I miss you/桜田まこと





◆今日の探検隊
「夜空の花見て ハナ(汁)凍る」


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十和田湖★冬物語2010

2010年02月17日 | イベント


十和田湖冬物語 SNOW AND LIGHT FANTAVISTA <雪と光のファンタビスタ>は十和田湖畔の休屋地区で毎冬開催される雪と光の祭典。

・雪像、かまくら、そり山などの『雪』と
・イルミネーションや花火といった『光』

とが融合したなんともロマンチックな祭。

ステージでは毎日イベントが開催される。休屋地区は青森と秋田の県境に位置することもあって、青森名物のねぶたのハネトや津軽三味線、秋田名物ナマハゲが一挙に見られるというなんとも珍しい空間です。


ねぶたがモチーフの雪像ステージ。三味線、ハネト、ナマハゲ太鼓とイベント目白押し。


ソリ山では人間カーリングが行われていました。
必死でソリの方向を調整しようとする子供たちがカワイイ。
写真の彼は暫定チャンピオン席に突っ込みそうになってました。チャンピオン足を上げてよけてます。


ときおり雪が降ります。休屋の標高は400m。寒いはずです。


青森・秋田の食を堪能できる「食彩ドーム」
テント内は暖かく、カメラのレンズも一瞬で曇ります。
めがねをかけている人ならこの気温の差がよくわかるのではないでしょうか?

遊んでいて寒くなったらここで温かいものでも食べましょう。元気になったらまた外で遊びましょう。


う゛~あったけぇ~。




会期は2/28まで!

つづく。








◆今日の八戸探検隊
「食彩ドームに入り浸る」

でもドーム内にはトイレがないんだよね。
想像してごらん。厳寒の吹雪の中を屋外のトイレへと向かってゆく人たちを。



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雪と氷の世界!冬の奥入瀬渓流へ

2010年02月16日 | 自然
奥入瀬渓流の雪景色を見に行ってきました。
除雪も行き届いていて、車道にはほとんど雪がありません。


激しい寒さに滝も凍っています。自然の作る芸術に寒さも忘れ、見入ってしまいました。


落差があって水量も多い、雲井の滝は元気に流れてました。

 
秋の姿と比べてみた。

 
さらに水量の多い銚子大滝だが、流水量が制限されているのか、ほとんど凍っていた。


普段、水が流れている渓流の場所にも厚く雪が積もっているため、滝を正面から見ることができた。ただし、足の踏み場を間違えるとズボッと水面へ足を突っ込むこととなるのが恐ろしい。車道から降りる階段もまるで滑り台のようで危ないです。


十和田湖に到着です。
冬季は運休となる遊覧船も、十和田湖・冬物語の会期中は運行しています。
雪景色の乙女の像を湖から眺めることができるのは今だけです。



◆今日の八戸探検隊
「冬の十和田湖寒すぎる」


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海猫ツリーハウス

2010年02月10日 | 
海猫ツリーハウス
海猫ツリーハウス

■荒筋
 服飾デザイン専門学校を中退し、実家の八戸に戻ってきた亮介、二十五歳。彼は家業の農業を手伝う傍ら、自称「アーティスト」で「海猫ヴィレッヂ」なるツリーハウス村を作る親方、竜太郎(芸名)の手伝いをしていた。時々見える幻覚に苛まれなれながらも、まあまあ充実した生活を送っていた亮介だったが、服飾デザイナーになる夢は捨てきれないままだった。
 このままではいけないと思いつつも、居心地のいい日々は、数年ぶりに帰ってきた自称「舞踊家」の兄、慎平によってブチ壊される。亮介と違い、明るく快活で周囲から人気のある慎平は、ことあるごとに亮介を兄貴面でこき使い、罵倒する。そんな兄を疎ましく思いつつも、なぜだか逆らうことができない亮介。
 田んぼを耕し、自給自足のスローライフを送るという兄・慎平の思いつきに怒る父。ふってわいた兄貴の恋。親方の娘との心の交流。
のどかに見える生活の中で人々のエゴが、兄弟の、師弟の、そして家族の関係を揺さぶるッ!!



「まだ二十五だずのさ(だというのに)、おめぇ、あめでら(腐ってる)なぁ」

この小説の特徴はなんといっても登場人物が皆、南部弁で話すこと。標準語がフリガナとしてふってあるから、理解に困ることはないが、八戸に数年住んでいる私もフリガナなしには理解できないほど。

読んでいるうちに文中によく登場する「いが=おまえ」とか「わがね=だめだ」などは覚えてしまう。勢いのあるシーンでは標準語フリガナがふられてない部分もあるのだが、気づかずに読めてしまう自分に驚いたりする。
普段おっとりしているような南部弁のやりとりはいきいきしているし、ケンカのシーンでは、ものすごい勢いを感じた。映画だったら字幕になるのかな?


ネットで海猫ツリーハウスの紹介文を見ると、『呪詛にも似た南部弁の怒号の応酬は恐ろしく、圧巻だ。』とある。じゅそ・・・?
調べてみると

じゅそ 【▼呪▼詛】
特定の人に災いがかかるように神仏に祈ること。のろうこと。(大辞林 第二版)

呪いの言葉?なんと失礼な!とおもったが、読み終わって一転、「うん、呪詛だね。」


作者の木村友佑さんは八戸出身で、この作品で「第33回すばる文学賞」を受賞し、作家デビューした。木村さんのお兄さん木村勝一さんは工房「SLOW BASE」で実際にツリーハウスを作られている。勝一さんのブログには、『親方のモデルは誰だって事になれば、嗚呼…(泣)』と言っているのが面白い。
作中で「親方」はごつくて、頭は丸坊主でヤギみたいな白髪混じりのアゴ髭を生やしたコワモテと描かれていますが、どうでしょう・・・。

八戸の情景が生き生きと描かれていて、八戸に住んでいる人なら、「はは~ん。あそこだな」って感じで、場所がすぐわかる。登場人物に親近感を覚えるほど。
たとえば、

繁華街を下った駅前の信号を右折すると道がすぐ左に折れるようになっていて・・・

本パチだ!

国道の両側には家電品や日用品の大型量販店が並んでいる。少し先の馬淵大橋につながる陸橋を・・・




内陸よりの国道は使わずに、製紙工場や精錬所などがある海に近いほうの道路を走る。八太郎大橋と八戸大橋の二つの大橋を渡って海岸沿いの広大な工業地帯を抜けると・・・

作中では地図下方向に、海沿いを通って蕪島方面へと行くシーン。
確かに、45号を通るより早いカモ。ユーミンの『東京フリーウェイ』のような描写。




てな具合。

この作品は130ページほどからなっていて、ものの数時間もあれば読めてしまう。前半ののんびりした展開と後半の息つく間もないスピーディーな展開で、一気に読んでしまいました。

八戸出身の作者が描いた八戸が舞台の八戸弁満載の話題の本。読んでみませんか?

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友祐さんのお兄さんで親方のモデル(?)の勝一さんがディレクターを務めた写真集「HACHINOHE CITY」
蕪島とかマリエントとか、八戸大橋とか、小説のイメージが膨らんで、さらに楽しめます!!小説に出てくる夜の水管橋のイメージは写真集に出てくる景色そのまんま。


◆今日の八戸探検隊
「何で表紙がペンギンさん?」


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