前回の唐辛子に引き続き、「麻」の成分を担うサンショウについて調べました。
ことわざ『山椒は小粒でもぴりりと辛い』は体が小さくても、才能が優れていることであるが、山椒のぴりりの成分が
α-サンショオール(α-Sanshool)C16H25NO だ。
辛味のほか局所麻酔作用があるため、ぴりぴりと痺れる感覚がある。
この“痺れる”作用を利用した漁法が「アメ流し」「毒流し」と呼ばれるものである。山椒の木の皮をすりつぶして木や藁の灰と混ぜたものを川の上流から流す。すると魚が弱って、浮き上がってくるので、そこをいとも簡単に捕まえてしまうというものだ。
【参照】秋田・食の民族シリーズ【さんしょうだけに・・・ってやかましいわ!】
毒流し漁では青酸までもが使われたことがあるらしい。採った魚は消化管を取り除いてしまえば、食べても毒の心配はないそうだが、この漁によってその川の魚は幼成を問わず死滅し、川虫などの生物も大量に死ぬことから、現在、日本では厳しく禁止されている。
水産資源保護法 第一章
第六条 水産動植物をまひさせ、又は死なせる有毒物を使用して、水産動植物を採捕してはならない。
さて、日本料理で木の芽として料理に彩を添えたり、ウナギにふりかかけるのは『サンショウ(別名:ハジカミ)』である。ウナギに使う粉山椒は木の皮の部分。一方、麻婆豆腐に使うのは果皮のみの『花椒(ファジャオ)』というもの。サンショオールは果実では果皮のみに含まれているらしい。また、花椒は本来『華北山椒』という別種を使うようなのだが、日本では山椒で代用されることもあるようだ。あと山椒の実を佃煮にする実山椒というのもありますね。
他に調味料としての山椒としては
■七味唐辛子
・唐辛子
・ごま
・けしの実
・青のり
・麻の実
・陳皮
・山椒
「唐(から)ごけのあさちんさん」と覚えるらしいけど、意味がわかんない。
■五香粉(ウーシャンフェン)
・山椒
・クローブ
・スターアニスorフェンネルor陳皮から2種
・シナモン
【参照】S&B スパイス&ハーブ事典
中華料理店に出てくる唐揚げに良く使われていますよね。
などがある。ウナギにかかるしか能がないと思われがちな山椒だが、意外と口にしていることにびっくり!
庭木に是非ほしい一本だそうです。
説明文が異常に詳しいから面白かった。
【Youtube】
【ぐるなびレシピ】陳 建一が教える!本場の麻婆豆腐のテクニック!
【ぐるなびレシピ】陳 建一が教える!本場の麻婆豆腐、スペシャルテクニック!【調理のポイントPart1】
豆腐について 豆腐を茹でることによる3つのイイこと・・・とは?
【ぐるなびレシピ】陳 建一が教える!本場の麻婆豆腐、スペシャルテクニック!【調理のポイントPart2】
野菜について コレがあったらねぇ。より一層、麻婆豆腐に風味が出る食材とは?
【ぐるなびレシピ】陳 建一が教える!本場の麻婆豆腐、スペシャルテクニック!【調理のポイントPart3】
火加減について 水溶き片栗粉のキメ方とは?
陳建一氏のお父さん、陳建民氏は麻婆豆腐をはじめとする四川料理を日本に初めて紹介したことで有名ですよね。
今では当たり前の汁のあるたんたんめんや、ケチャップを使ったエビチリを考案したのは陳建民さんなのだとか。
陳建一さんはオーナーシェフを務める四川飯店のほか、最近では陳健一麻婆豆腐店というお店もやってるみたい。もちろん『陳麻婆豆腐』は看板メニューとなっています。この料理名の『陳』は陳建一さんの苗字ではなく、最初に麻婆豆腐を開発したあばた顔のおばあさんのなまえが陳さんだったことに由来するらしい。
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 『サンショウウオの名前の
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 由来は山椒のにおいがするから』
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | らしいが、
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i 確かめる勇気はないよな。
| / `X´ ヽ / 入 |
次回からは八戸の麻婆豆腐についてご紹介します!たぶん。
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ことわざ『山椒は小粒でもぴりりと辛い』は体が小さくても、才能が優れていることであるが、山椒のぴりりの成分が
α-サンショオール(α-Sanshool)C16H25NO だ。
辛味のほか局所麻酔作用があるため、ぴりぴりと痺れる感覚がある。
この“痺れる”作用を利用した漁法が「アメ流し」「毒流し」と呼ばれるものである。山椒の木の皮をすりつぶして木や藁の灰と混ぜたものを川の上流から流す。すると魚が弱って、浮き上がってくるので、そこをいとも簡単に捕まえてしまうというものだ。
【参照】秋田・食の民族シリーズ【さんしょうだけに・・・ってやかましいわ!】
毒流し漁では青酸までもが使われたことがあるらしい。採った魚は消化管を取り除いてしまえば、食べても毒の心配はないそうだが、この漁によってその川の魚は幼成を問わず死滅し、川虫などの生物も大量に死ぬことから、現在、日本では厳しく禁止されている。
水産資源保護法 第一章
第六条 水産動植物をまひさせ、又は死なせる有毒物を使用して、水産動植物を採捕してはならない。
さて、日本料理で木の芽として料理に彩を添えたり、ウナギにふりかかけるのは『サンショウ(別名:ハジカミ)』である。ウナギに使う粉山椒は木の皮の部分。一方、麻婆豆腐に使うのは果皮のみの『花椒(ファジャオ)』というもの。サンショオールは果実では果皮のみに含まれているらしい。また、花椒は本来『華北山椒』という別種を使うようなのだが、日本では山椒で代用されることもあるようだ。あと山椒の実を佃煮にする実山椒というのもありますね。
他に調味料としての山椒としては
■七味唐辛子
・唐辛子
・ごま
・けしの実
・青のり
・麻の実
・陳皮
・山椒
「唐(から)ごけのあさちんさん」と覚えるらしいけど、意味がわかんない。
■五香粉(ウーシャンフェン)
・山椒
・クローブ
・スターアニスorフェンネルor陳皮から2種
・シナモン
【参照】S&B スパイス&ハーブ事典
中華料理店に出てくる唐揚げに良く使われていますよね。
などがある。ウナギにかかるしか能がないと思われがちな山椒だが、意外と口にしていることにびっくり!
庭木に是非ほしい一本だそうです。
説明文が異常に詳しいから面白かった。
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豆腐について 豆腐を茹でることによる3つのイイこと・・・とは?
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火加減について 水溶き片栗粉のキメ方とは?
陳建一氏のお父さん、陳建民氏は麻婆豆腐をはじめとする四川料理を日本に初めて紹介したことで有名ですよね。
今では当たり前の汁のあるたんたんめんや、ケチャップを使ったエビチリを考案したのは陳建民さんなのだとか。
陳建一さんはオーナーシェフを務める四川飯店のほか、最近では陳健一麻婆豆腐店というお店もやってるみたい。もちろん『陳麻婆豆腐』は看板メニューとなっています。この料理名の『陳』は陳建一さんの苗字ではなく、最初に麻婆豆腐を開発したあばた顔のおばあさんのなまえが陳さんだったことに由来するらしい。
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(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) 『サンショウウオの名前の
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| 由来は山椒のにおいがするから』
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' | らしいが、
│ /───| | |/ | l ト、 |
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次回からは八戸の麻婆豆腐についてご紹介します!たぶん。
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