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本日の車はフランスのパナール社の「ルヴァッソールB2」。
1901年の車ですが、初めて、フロントエンジン・リアドライブ(FR)を採用した車で、史上初の自動車レースを初め、数々のレースで活躍をしました。
タイヤ幅は相変わらず細いですが、タイヤに泥よけ等も付いていて、雨の日の利用が普通になっていることがうかがえます。
また、エンジンを始動する時に回すハンドルがエンジン前面に付いており、私達が想像する“古い時代の自動車”は、このあたりになるのではないでしょうか。
念のため、スペックを確認しておくと、大きさは、全長3193mm、全幅1875mm、全高2480mm、ホイールベース1980mm。
車重は1281kg。
エンジンは、水冷直4-3.6Lで、12ps/750rpm を発生しました。
排気量3.6L と言えど、パワーが12ps なのは、ご覧の通りで、この時代のエンジンの回転数は、かなり低めであるから。
このあたりに注目すれば、エンジン技術の発展を押さえられそうですね。