三菱から「デリカD:3」と「デリカバン」が発売となりました。
と言っても、この車、日産の「NV200バネット」のOEM供給車。
異なるのはエンブレムくらいです。
このパターン、すでに「デリカD:2」でも、スズキの「ソリオ」の供給を受けていますので、2度目のこと。
シリーズのトップに位置する「D:5」は自前のものです。
「NV200バネット」の押し出しの強さを考えると、供給を受けるのは「セレナ」でも良かったような気がします。
しかしながら、すでに「セレナ」は日産からスズキへと「ランディ」としてOEM供給がされています。
ユーザー購入の見積もり時に、実質的な1車種が3社競合するのを避けるため、この決定がなされたのでしょう。
さて、3種のデリカと「セレナ」の大きさやエンジンを比べてみると以下の通り。
「デリカD:2」 全長3710mm、全幅1620mm、全高1765mm、エンジン:直4-1.2L
「デリカD:3」 全長4400mm、全幅1695mm、全高1850mm、エンジン:直4-1.6L
「セレナ」 全長4770mm、全幅1735mm、全高1865mm、エンジン:直4-2L
「デリカD:5」 全長4730mm、全幅1795mm、全高1870mm、エンジン:直4-2.4L
「デリカD:3」は「NV200バネット」な訳ですが、このネーミングの割に排気量が2Lでないのはややこしいですね(笑)。
ただ、「セレナ」を「デリカD:4」にしてしまえば、排気量も含め、きれいな並びになると思います。
また、さらに三菱の「トッポ」をベースに「D:1」を作り、日産から「エルグランド」を確保して「D:6」とすれば、デリカ・シリーズのフルラインナップが完成!
とは言え、そう簡単なものではないでしょうね。
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