プジョーから「4008」、シトロエンから「C4エアクロス」が発表されました。
この2台、いずれも三菱の「RVR」をベースに作られたもの。
このパターン、以前、三菱の「アウトランダー」をベースに「4007」と「C4クロッサー」を作ったのと同じ手法。
エンジンは次の4つがあります。
1.ディーゼルターボ1.6L(112ps/28.5kgm)
2.ディーゼルターボ2L(150ps/30.6kgm)
3.ガソリン1.6L(116ps/15.5kgm)
4.ガソリン2L(150ps/20.2kgm)
このうち、プジョーの「4008」は1と2を欧州用、3と4を他の地域用に、
シトロエンの「C4エアクロス」は1~3を欧州用、4を他の地域用に設定するようです。
デザインですが、「RVR」でいきなりSUVに「ランエボ顔」をくっ付けてきたのは衝撃でしたが、今回の2台のデザインの完成度には、さらに驚きました。
原形をとどめているのは、ドアのプレスラインやドアノブくらい。
前後パーツを変えるのは、よくあることとしても、フェンダーやCピラーまで異なっているのは凄いと思います。
つまり、そこまでして、デザインの完成度を上げたかったということでしょう。
日本国内の最近のOEM供給では、エンブレムを交換して終了! 的なケースが多いですが、ブランドのアイデンティティーを守るとの見地からは、これくらいはあってしかるべきと思いますね。