古本を集めるのが生きがいさ!

毎日古本屋に出向き棚をチェックするのが至極の幸せ。今日の棚はこんな本があった!

新しい体験でもいろいろと。

2005年12月24日 13時57分37秒 | Weblog
40過ぎてから新しい体験をしてきたと昨日書きました。
あれだけ読むと、すごく順調で前向きって感じがしてしまうかもしれませんが、
やっぱりこの不況の時代ですから、次から次へと襲いかかる荒波。
これをいかに乗り切っていくのかも、これまでにはない新しい体験と言えます。
(苦労はいくらでもした方がいいのだ)とはよく言われますが、
さすが時々弱気になることも。
そんな時には、みなさんのブログを拝見しながら、
少しずつ元気をいただくようにしています。

以前、帯のコピーにつられて買った一冊を取り上げましょう。
とても暗い話です。できれば読まずに済ませたい。
「死にゆく妻との旅路」という文庫本です。
借金に追われる中、妻がガンになってしまう。
入院させたいけどできず、ついに二人はなかば逃げるように車で飛び出してしまうのです。
旅というには、あまりに哀しいその毎日。
男の弱さがモロに出ていて、元気な時に読んだら
(もっとしっかりしろよ!)なんて声をかけたくなりますが、
弱気な時だったら、とても他人事とは思えなくなってしまうでしょうね。
とにかく辛い話です。

もっと詳しく知りたい方は、ぜひ下記までアクセスを。
棚からは現在外してしまっているので、
在庫リストの「し」か、キーワード別の「夫婦」からお入りください。

http://www.sinmeisha.co.jp