状態が悪いと諦めるしか。

せっかく掘り出し物を見つけても、
昨日書いたように、線引きがあったりするとガッカリ。
他にも、カバーに破れがあるとか、強いヤケやシミがあったり、
本自体が歪んでいたりすると、泣く泣く諦めるしかありません。
どうしても読みたければ手に入れることもありますが、
そのうち、もっと状態良いのが見つかるのではと、
だいたいはスルーしちゃいますね。
古本で毎日泣き笑いの私でありました。

カバーイラストがいきなりマンガチックなのにちょっとビックリ。
「江戸役者異聞」山本 昌代（河出文庫）です。
江戸時代の歌舞伎役者、沢村田之助についてを描いたもの。

アマゾンの方に出品していますよ。
他にも文庫本を中心に多数出品しております。
お探しの本のところで「眞明書房（しんめいしょぼう）」を見かけたら、
ぜひ注文を入れてくださいませ。

掘り出しものだったのに。

108円の文庫棚をチェックしていたら、内容の渋い中公文庫を発見。
おまけに同じ著者のものが2種類も。
どちらも前から探していたものだったし、読みたいと思っていたもの。
（シメシメ、フフフ…）と、もう一度値札を確かめてから急いでレジへ。
ウチへ帰ってきて袋から出して、思わずなでなでしちゃいましたよ。
一応と中をパラパラしてみたら、アララ、数ページだけど線引きが。
鉛筆なら消せるけど、万年筆らしきものでしっかりと引いてある～～。
一挙にガックリしてしまいましたよ。
これじゃ、高い値段付けられないし、安い値段にしても売れるかどうか。
読んだら処分するしかないですかね。

これは線引きないですからね。
私たちの年代にとっては懐かしい番組のひとつ。
よく観ていましたよ、ドリフターズの「8時だョ！全員集合」。
その舞台裏を番組プロデューサーが振り返ったものが、
「8時だョ！全員集合伝説」居作 昌果（双葉文庫）です。
読めば、（そうそうそんなこともあったっけ…）と頷いてしまいます。

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今日は機嫌が良いぞ。

朝起きてテレビで確認したら、
なでしこジャパンは勝ったというし、
昨夜のベガルタ仙台は名古屋に快勝したしで、
今日はご機嫌な私であります。
この調子で何事も行ってくれれば言うことなしですけどね。

俳優や役者もいろいろな人がいるのでしょうけど、
こんなにしっかり勉強しながら演技に取り組んでいたとは。
「俳優のノート」山崎　努（文春文庫）です。

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東北もとうとう梅雨入り。

昨夜から雨になったここ仙台。
梅雨に入らないまま夏になるのかと思っていましたが、
記録上一番遅い梅雨入りだとか。
しばらく雨が降っていなかったので、
こちらでは恵みの雨になりますが、
他の地方で大雨のところは大変ですよね。

読みながら、フムフムと頷いていましたよ。
同じ古本でも、私の集めている本の世界とは違っていますけどね。
「作家の値段」出久根 達郎（講談社文庫）です。
漱石をはじめとする著名な作家の古本の価格を論じたもの。
モノによって、意外と高かったり、安かったり。

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むさぼるように読んだ頃。

高校時代あたりから本格的な活字中毒になった私でしたが、
当時は時間がたっぷりあったせいか、むさぼるように読んでいましたね。
勉強なんかするより本読みしてましたもん。
読む本がなくなるとつらくなり、
なけなしのお金をはたいては、文字のギッシリ詰まった雑誌を買ったりしてましたよ。
「文藝春秋」とか「小説新潮」や「小説現代」などの中間小説誌なんかまで。

そこで出会った作家の一人が池波正太郎。
その後、「剣客商売」はもちろん、「鬼平犯科帳」も、
文庫化されてから夢中になって全巻読みましたね。
その「鬼平犯科帳」の特集版を文庫化したものが、
「鬼平犯科帳の世界」池波 正太郎　編（文春文庫）です。
鬼平ファンには必携でしょう。

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