No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

試合を特別なものにしない

2007年06月05日 | メンタル・心・考え方
埼玉オープンという日本ランキング10位以下のプロ選手たちが
ほとんど出るような大会に出場してきました。
もちろん予選からの出場だったのですが、
なんとシングルスで本戦に勝ちあがることができました!
全日本選手権とまではいかないまでも、それに準ずるようなレベルの大会だったので、
自分でもびっくりしています。

今大会では、自分の中にある”怖れ”になるべく支配されないで、
練習通りのプレーをしようと心がけました。
試合では、ミスに対する怖れや、勝利に対する執着などから、
普段の練習では絶対にしないような守備的なプレーを選択したくなります。
もちろん完全に練習と同じようにはできませんでしたが、
今までの試合と比べると格段に良いプレーをすることができました。

様々な意見があるとは思いますが、
本来試合って特別なものじゃないんだと僕は思います。
コートも同じ、ボールも同じ。
同じテニスをすれば良いだけなのです。
変わってしまうのは、自分の認識だけ。
試合をすごく特別なものだと感じてしまって、普段の自分でいられなくなるのです。
試合は心の修行にとても良い場ですよね。

さて本戦の結果ですが、1回戦で今年のユニバーシャード候補選手に1-6,1-6の完敗。
普段受けないボールのスピードと展開の早さに全くついて行けずでした。
身体が(心が?)過剰に反応してしまうんですよね。
またいろんな大会に出場して修行していこうと思います。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あれ (たかさき)
2008-07-21 10:20:21
過剰に反応した状態を普通にできたらまるでスーパーサイヤ人か? 古今東西の技術はこの過剰反応を抑えて平常を保つことが目的みたいだがその先が有るのかな?
返信する
過剰に反応 (たかさき)
2007-06-08 12:44:54
おーすごいねその結果。おそらく上達しているんだよね!!?? 

そして、これ↓に足したい。
「本来試合って特別なものじゃないんだと僕は思います。コートも同じ、ボールも同じ。」
のがこれです↓
「全てのショットも同じ、チャンスボールは無い」

なんばさんのコメントを見てこんな話を思い出しました。
人間は危険に出会うと(認識すると)アドレナリンを分泌して闘争モードに入ろうとする。アドレナリンは呼吸を早め、脈拍と血圧を上げる。なぜこんな反応をするのかというと、石器時代の人が獣に襲われた場合、命を失うかどうかという局面なわけです。その場合の対処として戦闘(あるいは逃避)をサポートするモードのスイッチを入れる生理が発達した。こ
現代人にもこの名残がありそれが「過剰に反応」することにつながっている。 

さて「過剰に反応」はいいことか悪いことか・・・ふふふ
返信する
Unknown (namba)
2007-06-06 13:03:24
すばらしい!
着々と結果もついてきてますね。うらやましい!

今日、「過剰に反応・・・。」
を読んで思ったのですが。

もしかしたら過剰に反応することはいいことかもわかりません。

理由はというと、
「すごい球のエネルギーに身体が反応してくれている」からです。
「普段通りであればその球を打ち返すエネルギーが足りないよ」と身体が教えてくれている。
そして過剰に反応したエネルギーを動作に転換する仕方がまだできていないだけで、その仕方を覚えればそのエネルギーは動作の原動力になる。

具体的にはそのエネルギーで「軸を飛ばす」
でも今のまんまじゃ、たぶん転ぶので怖いからブレーキがかかる。アクセルとブレーキが同時にかかるので何もできなくなる。
なんて考えてみました。
返信する
リズム (としのぶ)
2007-06-05 23:27:06
明らかに自分よりレベルが上の相手と対戦するとき、ショットや展開の速さに脳・心・身体がついていけなくなります。そうなると「テニス始めたばかりですか?」みたいな動きやショットの連発になります。
いつものリズムで動けば良いかもしれないけど、そうするとボールに触れない。唯一自分のペースでできるのはサーブだけ。なのにサーブまでもが入らなくなる。
自分の場合はそんなジレンマとの戦いになります。本当に壁打ちで自分を倒そうとしている気分(笑
それでもレベルアップするためにどんどん試合に出ようと改めて思う今日この頃でした。

ナイスチャレンジに感謝。
返信する

コメントを投稿