No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

腕に振られてサービスダッシュする

2006年07月28日 | 身体の使い方・打ち方
今日は一人でサービスを練習してみました。
サービスを打つだけでなく、その後のネットダッシュをイメージしてやってみたのですが、
どうもモタついてうまくダッシュできませんでした。
サービスの調子が良いときは体重が乗り切っているので、
その後のダッシュもうまくいきますが、
調子がイマイチのときは、サーブがレベルが下がるばかりでなく、
その後の動作もスムーズに行かなくなってしまいます。

いろいろと原因を探りながらやってるうちに、
和童塾で教わった、”腕に振られて動く”というものを思い出しました。
通常身体をうまく使おうとすると、
中心部の力を末端に流していくことだけに集中してしまいますが、実はその逆もあります。
例えば体重移動で腕(末端部分)を動かした場合、
ある時点から逆にその動かした腕につられて体幹部分が引っ張られるという動きです。
これを利用してダッシュすれば良いのかなと閃いたんですね。

結果はというと、素振りでは上々。
自分でがんばって前に走っていくというよりは、
誰かに引っ張ってもらっている感覚になりました。

ところが実際にボールを打つとなかなか同じ感覚にならないんです。
不思議・・・
おそらくボールを打とうとするときに力が入ってしまって、
スウィングが逆に減速してしまってるのでしょうね。
それで前回のブログで書いたように、インパクトの直前で脱力をしてみると、
ちょっとだけ引っ張られる感覚が出てきました。

数ヶ月前、松本先生にフェデラーのサービスを分析してもらった際に、
「インパクト時は完全脱力してる」という言葉がありましたが、
このことだったんだなとやっとわかった気がしました。
インパクトの直前で抜くから、筋反射がおきて力が発生し、
且つラケットに体重を預けることができるんですね。

教えてもらっている知識がいろんなことを通じて繋がってくるのが本当におもしろい。
頭ではわかってきても、まだまだ身体で覚えてはいないので、
引き続き精進します。

それでは良い週末を!

PS 道場の8月スケジュールが決まりました。
  MLがうまく機能しないので、こちらで先にお知らせしますね。
  http://yanahara.u.campus.ne.jp/tennis/Control?viewYear=2006&viewMonth=8