No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

7月9日和童塾ワークサマリー

2006年07月10日 | 身体の使い方・打ち方
昨日の和童塾ではナダルのフォアハンドを松本先生に分析してもらいました。
この強烈にスピンがかかって相手を追いこむフォアハンド。
我々が単純にスピンだけ多くかけようと思っても、
まずかからないし、かかったとしても威力のないただ回転の多いボールになりがちです。
ここでもやはり大事なのは身体全体を総動員して打つこと。
簡単に言うと、身体が一瞬浮いて沈み込んだ力が股関節をで反射し、
胸郭を通して腕に伝わっていきます。
うーーん、言うのは実に簡単ですね。笑
まぁ、我々がナダルと同じように打つのはまず無理でしょうけど、
少しでも要素を取りいれることで、今までとは質の違うボールが打てると良いですね。
そのためのワークですから、地道に気長にやっていきましょう。

以下にワークサマリーを記しておきます。
いつものように参加されてない方には意味不明だと思いますが、ご容赦ください。

・肋骨の操作

 いろいろと支点を変えて肋間筋を動かす。
 鳩尾、胸骨の真中、胸鎖関節など。
 左右の肋骨を交互に。

・猫

 ①左右の肋骨を交互に開閉。
 ②横にまわす(反対まわりも)
 ③縦にまわす(反対まわりも)

セカンドサービスが勝負を分ける~フェデラーウインブルドン優勝~

2006年07月10日 | Weblog
世紀の対決、フェデラーVSナダル、ご覧になりましたか?
遂にフェデラーがナダルを倒しましたね。
僕としてはフェデラーが好きだし、このところずっとやられていたので、
とてもうれしいです。

勝敗を分けるポイントはいくつかあると思うのですが、
技術的な差で言うと、セカンドサーブの違いが出たように思います。
フェデラーの特長はファーストサーブとセカンドサーブの差がそれほど大きくないこと。
スピードもそうですが、それと同時にワイド、センター、ボディーと
いろいろとコースを打ち分けることができます。
それに対してナダルのセカンドサーブはスピードが落ちるし、
コースが単調なので、勝負所でフェデラーに思い切り回り込まれて
引っぱたかれてしまいました。

それにしても、今大会を観ていて、ナダルの潜在能力の高さに驚かされました。
1試合ごとに強くなっているような感じで、芝のコートにも十分対応してきましたよね。
フェデラーとの試合の中でも時間が進むにつれ、
どんどんタイミングがあってきてるように思いました。
それにファーストサーブもフレンチのときに比べると格段に良くなってましたよね。
おそらく今回の敗戦で、今後セカンドサーブも改良してくるでしょうから、
もっともっと強くなる可能性を十分に秘めています。

フェデラーに関して言うと、フレンチのクレーのときに比べて
明らかにプレーしやすそうでしたよね。
まず動きが違う。
クレーのときは、なんかモタモタしてる感じがするのに対して、
芝ではイキイキと動きまわってました。
でもウインブルドンと言えども決勝ぐらいになると、
ベースライン付近はハゲてしまってて、ほとんどクレーみたいでしたよね?
なんで、フレンチでも発想を変えればスムーズに動けるようになるんじゃないかと
思ってしまったのは僕だけでしょうか?笑
(まぁ、ハゲた芝とクレーは違うものなのかもしれませんが・・・)

次は8月末から始めるUSオープンですね。
二人の天才がライバル関係によって進化していくのを楽しみにしましょう。