バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

CB1100RS

2017-11-09 20:24:29 | バイク試乗、レンタル ホンダ
2017年11月8日~9日にかけてレンタルバイク豊田にて

CB1100RSをレンタルし、780キロ程度ツーリングしたので

インプレしたい。

オーヴァーレーシング(OVERRACING) BACK-STEP 4ポジション ブラック CB1100RS(17-) 51-182-02B
オーヴァーレーシング(OVERRACING)
オーヴァーレーシング(OVERRACING)
 
MZS 6段調整 ブレーキ クラッチ レバー 用 ホンダ CBF1000 06-09年/ CB750-2/ CB1100 CB1100EX CB1100RS Type1 Type2 SC65/ CB1000SF SC30/ CB1300SF CB1300SB CB1300ST SC54/ CBR1000F SC31/ CBX750F RC17 RC18/ PC800 RC34/ RVF750 RC45/ VF400F NC13/ VF750S 82-86/ VFR400R VFR400Z NC21/ VFR750F RC36/ VFR750R RC30/ VFR800 RC46/ VFR800F RC79/ VFR800X RC80/ VT250F MC08/ VTR1000F SC36/ X-4 X-4LD SC38 ブラック
MZS
MZS
 


ツーリングコース


富士山近辺、大菩薩ライン、奥多摩周遊道路、箱根・芦ノ湖スカイライン等

     


    

性能

 
車名・型式 ホンダ・2BL-SC65
全長(mm) 2,180
全幅(mm) 800
全高(mm) 1,100
軸距(mm) 1,485
最低地上高(mm)130
シート高(mm) 785
車両重量(kg) 252
乗車定員(人) 2
燃料消費率*1
(km/L) 国土交通省届出値:
定地燃費値*2
(60km/h) 31.1 〈2名乗車時〉
WMTCモード値
(クラス)*3 18.9(クラス 3-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.7
エンジン型式 SC65E
エンジン種類 空冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量(cm3) 1,140
内径×行程(mm) 73.5 × 67.2
圧縮比 9.5
最高出力(kW[PS]/rpm) 66[90]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 91[9.3]/5,500
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 16
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比
1速 3.083
2速 1.941
3速 1.478
4速 1.240
5速 1.074
6速 0.964
減速比(1次/2次) 1.652/2.222
キャスター角(度) 26゜ 00′
トレール量(mm) 99
タイヤ 前 120/70ZR17 M/C(58W)
後     180/55ZR17 M/C(73W)
ブレーキ形式 前 油圧式ダブルディスク
        後   油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
        後 スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

CB1100は5年前の2012年11月に初めてレンタルし、その後も何回かレンタルしツーリングしたが、

この5年間の間に、よりレトロさを追求したCB1100EXがラインナップに

追加されて、さらに今年のマイナーチェンジでスポーツバージョンの

CB1100RSが追加されて、2017年11月時点では

ノーマル・EX・RSの3つのシリーズで構成されている。


今回は以前レンタルしたノーマルのCB1100および兄貴分と言える

CB1300SFと比較しながらインプレしたいと思う。

3車種の主なスペックを比較すると以下のようになる

           CB1100RS       CB1100      CB1300SF

軸距(mm)       1,485       1,490       1,520

シート高(mm)     785        765        780  

車両重量(kg)     252         左同       268
 
最高出力
(PS/rpm)     90/7,500      左同      110/7,250

最大トルク
(N・m/rpm)     91/5,500      左同      118/5,500

燃料タンク容量(L)   16        14      21

WMTCモード値      18.9        左同      16.8

価格          138万       115万     145万


ノーマルのCB1100はETCもグリップヒータも装備されていないので、条件を合わせるため

Eパッケージを装備すると7万円アップの122万円 となってRSとの価格差は16万円に縮まる。

この16万円の大きな要因は LEDヘッドライトと フランジレスフューエルタンク が占めると

予想できる。

CB1100RSとCB1300SFを比較すると装備はほぼ同等、

エンジンは空冷、水冷と大きく異なり、エンジンのパワーもCB1300SFが20馬力ほど高いが、

価格差は7万程度とあまり大きくはない。

こうして比較してみるとCB1100RSは割高に見えるが、

CB1300SFではあまりに巨体すぎて扱いにくいので、

上質なデザインでスポーティーなCB1100がほしいという層には

あまり障害とはならないのだろう。


エンジンフィーリング

空冷とは思えないほどのスムーズさで、低回転からトルクがわいてくる

上品で操りやすいエンジンフィーリングとなっている。

その反面、水冷の4気筒エンジンのように高回転域まで一気に駆け上がるような

スポーツ性は劣っているが、中低速が主体の下道のワインディングではCB1100の

エンジン特性がベストマッチと言えるほど相性が良いものに感じられた。
     



高速性能

下道ではベストマッチと言えるほどのエンジンだが、

スピードがあがる高速道では120キロ程度までは軽々加速するが、

そこからの伸びは一息ついた感じとなっているので、

先日レンタルした水冷4気筒のスポーツエンジンを装備ニンジャ1000のように

高速道で王者のように振る舞うにはパワー不足を感じる。

とは言うものの、とにかく全開でスロットルを開け続ければ、

高速でも一発免停となる速度まで容易に到達するが、

どちらにしてもむき出しのネイキッドなので

120キロくらいの速度で巡行するのがベストなのは確かである。



コーナリング性能

252キロの重量からくる安定感、ノーマルのCB1100よりスポーツ性を高めたサスペンション、

中低速トルクが豊富なエンジン、比較的低い車高が絶妙にマッチして

下道の中低速コーナーが続くワインディングでは、

今まで乗ってきたバイクの中でも5本の指に入るほど、

安心感があってかつ楽しいハンドリングとなっていて、

CB1100RSの一番の魅力といっても良いポイントとなっている。


乗り心地

車体が重いため安定感があって、出来の良いサスが衝撃を吸収し、

さらにシートの出来も良いので

乗り心地については、トップクラスの評価ができるものとなっている。

    




取り回し

車体は比較的コンパクトで、シート高も高くはないが、

近代的な設計がされたバイクと比較するとやはり重く、

駐輪場が傾斜していた場合、かなりの力が必要となるので

バイクの性格上仕方ないが、良好とは言い難い。


燃費

燃費については市街での走行がほとんど無かったこともあって、21キロ程度と

WMTCモードの燃費より2キロほど良い結果となった。




メーター


今では珍しくなったアナログの2眼メーターだが、

車のメーターのように数字が光るので夜間でも視認しやすく、

速度も200キロまでしか刻まれていないのでスピードの目盛が大きく、

常用域で使用しやすい、

中央にはデジタルでシフトインジケーターが装備され、

現在何速か常時確認できる。

欠点としては、外気温が付いていない事、

ウィンカーランプの位置が下すぎて見づらいことなどがあるが、

総合的には満足できるものとなっている。

 


デザイン

正統派ジャパニーズネイキッドスタイルで、

LEDライトやフランジレスタンクなど上質な部品が使用されており、

近年のプラスチックを多用したバイクと比較すると、

大人の超合金といえる鉄の塊で、

車体は重くなるが、バイクの質感を高めている。

個人的にはあまりに正統派すぎて面白味に欠けていると感じるところもあるが、

そもそもこのようなスタイルを好むライダーのためのバイクなので、余計お世話かもしれない。

    

    

    

      



総評

CB1100RSの138万という価格は、先日レンタルした141PS水冷4気筒、各種電子装備満載で

フルカウルのニンジャ1000が127万ということを考えるとどうしても割高に感じてしまう

ところもあるが、このCB1100RSについては、絶対的な性能はあまり高くないが、

エンジンとハンドリングの特性の調和により、特に中低速主体のワインディングロードで発揮される

楽しさや車重・サスペンション・シートの相乗効果による上質な乗り心地など

カタログスペックだけでは表現できない長所を持っているので、

ワインディングを楽しむことは止めないが、もう少しマイルドなバイクに乗りたいと

考えているライダーには是非ともお勧めしたいバイクとなっている。


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