霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

宗教(神)の登場

2019-10-24 09:59:29 | サピエンス全史
社会集団の規模がサピエンスの自然に備わる能力を越えて大きくなり、さらに集団の統一の過程で登場して、その後のサピエンスに大きな影響を与えたものにハラリ氏は帝国、貨幣、宗教を三要素として取り上げ、それぞれの本質について見事な見解を示されています。
特に宗教や神に関して次のくだりは私もこれまで曖昧だったことから、一つ一つを自分なりに整理してみようと思いました。

◎神は認知革命による虚構である。
◎アニミズム→多神教→一神教へと変遷し排他的になった。
◎仏教は宗教ではなくイデオロギーに分類される。
◎十字軍はキリスト教と騎士道の矛盾を抱えていた。
◎聖典は神や宗祖が書いたものではない。

先日、ハラリ氏の新書が11月に発行されるとの新聞広告がありました。貨幣や宗教や帝国などもさらなる知見が得られると期待されるので楽しみです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿