霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

冬の旅

2021-02-09 14:23:38 | 散歩

8,200歩 (10:40-11:55)

晴れ 5℃ 風強い


再び寒波が下りて寒い日となりました。こんな時は美しい双峰の筑波山が間近に見えて散歩も楽しみです。


土手はさらに風が強く、顔にあたる筑波降ろしは痛いくらいでなぜか森進一の「冬の旅」が浮かんできて、ふとある人から聞いた私が生まれた頃の実話を思い出しました。

長野県の菅平高原と言えば今では夏の合宿で有名ですが、当時は人家もまばらで冬となれば雪が深く孤立状態となり人影など見られません。

そんな真冬、その人の知り合いの家に若い男の人が倒れ込んだそうです。聞けば東京の学生さんで恋に破れて死のうとここまで旅して来たとのこと。まるで小説のような話です。

ここ数日女性蔑視が話題となっているせいか、振り返えればおそらく男は誰しも女の人が人生の全てに見えた時もあったはずと歩きながら考えた次第です。


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