霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

みずほ生活(18:ペンダント)

2018-01-05 22:12:55 | 南極の思い出
彼女の写真が入ったペンダントをしていた隊員がいました。なかなか見せてくれませんでしたが、ある日ついに開いて写真を披露し、名前や馴れ初めを話してくれました。
閉じられた中で、同じ顔しか見ない単調な日々では、日が経つにつれてだんだんと打ち明け話をするようになるものです。帰国まで残り何日と数えるようになると、独身者は日本に残してきた恋人への思いを語り始めます。因みにわが隊には9人程の独身者がいました。
「南極の恋人」という日本で待つ側の女心を歌ったレコードがあります。うろ覚えの歌詞を写真の下に載せましたが、2番の初めが気になります。
さて結果はというと、婚約してきた2人はゴールしましたが、残りは全滅だったと聞いてます。ペンダントの人も婚約してなかったそうです。



さよならと  微笑み残し
あの桟橋で  別れたあなた
南極の南極の 白夜の空に
あ~あ あ~あ 何思う


待てないわ  いつまで一人
この胸焦がす 私のあなた
南極の南極の 光輝く
あ~あ あ~あ 夢遥か

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1 コメント

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待てないわ  (わさび田のパパゲーノ)
2018-01-09 11:15:28
きびしいねえ・・

 でもこれが現実か???

  日本のための特務をこなしてきたのに
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