霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

遭難一歩手前(2)

2017-08-17 21:24:24 | 思い出すまま
陽が落ちたころ沢に出ました。この沢づたいに下れば何処かしらに出るとの信念で、滑って転びながらも藪の中を進みました。すると薄暗い中に小さな丸太橋が見え細い山道が続いていたので、これで助かったと安堵しました。
山道のなんと歩き易いこと、ずんずん行くと家の灯りが見えました。そこのお宅(林さん)に入って訳を話すと、すぐに温かいうどんを作ってくれました。その味は今でも思い出します。
ここは垂桜という所で、下れば垂水市と聞いてビックリ、私は東斜面を下りて来たとばかり思っていたのに、実際は反対側の西斜面を這いずり回っていたのです。もし途中で骨折していたら、もし少し離れた場所を歩いていたら、本当に遭難したかも知れません。しかも登山のこと誰にも言って来なかったので発見も難しかったと思います。山を甘く見てはいけないことを肝に命じた思い出です。

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1 コメント

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生きてて (わさび田のパパゲーノ)
2017-08-18 07:28:46
よかったなあ・・・

 で、ないと、今ごろ、アホ言って
  あそんでられないもんな
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