霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

右手と左手 ー転載ー (2/6)

2017-06-27 18:33:36 | つぶやき
さて、地磁気の方向を正確に測る測器に、現在のFT型の前にGSI型というサーチコイル式のものがあった。
これは磁場を検出するサーチコイルというものを回転させながらその向きを地磁気の方向に合わせるというもので、右手で回転させるためのハンドル操作を、左手で向きを上下と左右に動かすためのノブ操作を行うが、この右手と左手別々の操作をスムーズにできるまでには相当の習熟期間を要する。
また機械のガタを打ち消すためにハンドルを時計向きや反時計向きに交互に回転させたり、本体を180度回転させて同じ動作を繰り返したりとやや煩雑な手順があり、私もそれを習得するまでに何年もかかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿