小鹿のバンビとの出会いは小学校の朝の歌です。物語は図書館の本で読んだのですが、最初は内容がよく分からずそのままでした。
高学年になって少年少女文学全集であらためて読んだ時には夢中になって寝ずに読み耽ったことを思い出します。美しい自然の秩序を平気で踏みにじる人間の身勝手さに憤慨したものですが、そんな厳しさの中で逞しく立派に成長し森の王になるバンビを今でも応援する大のファンです。
材料は先のダンボと同じ庭の白蓮の木を使いました。尻尾に止まる蝶々を見つめるバンビの姿が可愛くてその場面を彫りました。先のダンボの丸々した足と対照的にバンビは細く長い足が特徴的です。なお蝶々の触角は楊枝を削って後付けしました。
木は柔らかく彫りやすかったのですがほぼ1ヶ月程かかりました。わが家のディズニーキャラクター、ダンボとピノキオの仲間が増えました。